新シリーズ『Lifehackの部屋』配信開始! wena wrist pro も届いたぞ~

『稿棒通信』のメインテーマを「働き方改革」と「地方創生」の2本柱にすると決めた時、一応、昨年3月28日に働き方改革実現会議が決定した「働き方改革実行計画」の本文を読んでみた。内容は多岐に及び、狙いは崇高なのかもしれないが、私の考えとは随分と違うなと感じた。

私が惹かれたのは、あくまでも「働き方改革」という言葉が持つ響きであり、目指すものは極めてシンプルだ。私的な定義は「自分の好きな事、興味のある事を生業(なりわい)とし、そのための理想的環境の実現に常に前向きに取り組む」って感じである。だから、政府(お上)の取り組みとは、まったくの別物。気の利いたキャッチフレーズをパクっただけである。

「理想的環境」の構成要素には、職場のロケーション(八ヶ岳)やセルフビルドのオフィスといった地理的・物理的要因もあれば、組織や時間に束縛されないという心理的開放(充実)感、会社という器を使う事による税務面を中心としたメリット等々、様々なものがある。これらは、今後の情報発信の中で整理していく予定だ。

だが「人間としての器の小ささ」を自負を有する私は、もっともっと「些細な事」に拘わってきた。ステーショナリー、デジタルガジェット等の「小物」への愛着(執着)、ちょっとした情報整理手法の工夫といった「小技」に対する想いは熱い。そう、『小鉢男の小さな拘り(小細工)』こそが、実は私の真骨頂なのだ。「小細工」から大いなる達成感は得られないため、嵌まりだすとキリが無い(私は無限ループのリスクと呼んでいる)。だから、トリグラフ・リサーチを設立する際に「小細工のお楽しみは週末限定」と決めた。小細工ネタをWeek dayに用意しておいて、週末にこぢんまりとムフッて感じに楽しむ…

ちょっと格好良く表現するならば「Lifehack(仕事術)」への取り組みであり、私の働き方改革においては、それなりに重要な意味を持つ。そんなわけで。「稿棒通信」リニューアル後、初の新規シリーズ(カテゴリ-)として『Lifehackの部屋』をローンチする事に決めた。記念すべき第1号は、「デジタルガジェット」ネタとしよう。

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昨年のクリスマス前に注文したSONYのスマートウォッチ『wena wrist pro(WWP)が、一昨日、川崎自宅に届いた。

ちょっと回りくどい話となるが、もう10年以上も前から、ビジネス(スーツ姿)の時に身に纏う革小物製品は、「MONTBLANC」製に統一してきた。ペン(ファインライナー)、財布、小銭入れ、名刺入れ、カードケース、メモホルダー、ベルト、すべてに MONTBLANC製品のシンボルである White Star(ヨーロッパ最高峰モンブランに残る氷河を意味している)が輝いている。何となく日本の「籠目(かごめ)」と相通ずるものがあり、仕事の際の「魔除け(お守り)」として身に付けているのだ。

MONTBLANCが、クロノグラフのメーカーとして有名だったミネルバを買収したのは2006年だった。このミネルバの伝統を引き継いだ「1858コレクション」が販売されるなどして以降、ペンや革製品に加えて、MONTBLANCの「時計」が気になっていた。かつて、ビジネスの際の時計は、OMEGAの複数モデルの使い分けだったが、2012年11月1日の会社設立の記念に「Time Walker(MTW)」シリーズのあるモデルを購入した。大きめなベゼルに黒の文字盤、針と数字を基調としたインデックスは金色で、そのデザインを一目見て気に入ったのだ。以降、ビジネスの際のお供は、MTWの独壇場である

私の購入したモデルのバンドは黒のレザー。ビジネスの際の着用に限ったとは言え、昨年の夏前には、もうかなりへたってきて、バンドの交換が必要となった。純正のレザーバンドは、MONTBLANC製なので当然ながら、それなりのお値段となる。汎用品を探したが、ラグ幅が22mmであんまりお洒落なのがない。そんな折、前々から気になっていたSONYのスマートウォッチ「wena wrist(WW)」が、(2017年)7月11日から、バンドのみの単品販売を開始するとの案内が届いた。元々、WWの機能には心惹かれるものがあったのだが、時計本体に私の好みに合ったものがなく、購入を見送っていたのである。改めて調べてみると、ラグ幅22mmは、MTWにピッタリ。材質は、SUS316Lなので、MTWのベゼルにもフィットするだろうと予想して、すぐにバンドのみを購入した。

私の事前の予想はドンピシャだった。MTWとWWの相性は抜群!まるで、純正のベルトのような馴染み具合に感動した。以来、コンビニ等のお買い物は、WWのEdyで支払い、ANA搭乗の際もWWでスイッと通過、仕事中の電話やメール等の通知確認はWW任せという生活を6ヵ月近く送ってきたのだ。WWの連続動作時間は1週間程度とされている。私は、アクティビティトラッカー機能やAppleヘルスケアとの連携をオフ(これらは、私の場合、Fitbit AltaHRのお仕事)にしているためか、実際、金曜日夜毎と決めた充電タイミングの前にバッテリー切れとなった事はない。これは、Apple Watchと比較して、大きな強みである。

だが、6ヵ月も接していると初代WWの足らない点や要改善点も見えてきた。①バンドの作りがやや武骨である(特に幅が太い)。また、バンドのピースの長さが2種類あり、これが見映えを悪くしている。②スマホへの通知は、LEDカラーとバイブレーション回数をアプリで組み合わせる設定であり、誰からの電話やLINEかをWWで知る事は出来ない ③当然出来ると思っていた Edyのオートチャージ機能が無い の3点である。

ネット上の評価等には「Suica未対応が弱点」と書かれている事が多いが、私は、電子マネーの利用は「会社経費はモバイルSuica(スマホ)」、「プライベート支出はEdy(WW)」と厳密に使い分けているので、あまり大きな問題ではない。不満点はあるものの、メリットがそれを上回り、プライベート用の時計にもWWが欲しいなと思うようになっていた。

そんなタイミングで、WWの新型モデル「wena wrist pro(WWP)」の予約販売の案内が届いた。予約開始受付が12月7日、販売開始が12月21日。材質とラグ幅、連続使用時間に変更はないが、IPX7等級の耐水性能が「5気圧防水」に機能アップ。モデルの写真を見ると、私の気に入らなかったバンドピースのバラバラ感が解消され、すべてのピースの長さが統一されたように見える。

バンドの幅は約2mm細くなり、体積はほぼ25%ダウンと記されている。でも何故か、重量は75.8gが85.0gへ増える(??)。 この点は気になったが、やっぱり最大の魅力は有機ELディスプレイがバックル部に付いて、通知の相手先や簡単な内容がWWPで確認可能になる事だ。まるで、私の不満点を埋めるかのような仕様変更である。

価格は、私の欲しいシルバーモデルで税前34,880円(@Sony Store)。「こいつは間違いなく売れるな!」と確信した。だが、私には「デジタルガジェットの初期生産ロットは購入しない」という信条がある。そこで、発売日の翌々日(12月23日)に、Sony Storeで注文した。案の定、WWPは好評で既に完売状態。「入荷次第の発送」と相成った。年末年始も挟むから1ヵ月待ちかな? そんな予想をしていたのだが、1月12日(金)夕方、川崎自宅に届いたのである\(^o^)/

私は「小細工の魔術師」と社主さま(家内)から呼ばれている。大工さんも感心する位の電動工具を所有する一方、時計の修理セット、革工芸セット等、「小細工用ツール」も川崎自宅、八ヶ岳オフィス共に完備している。時計バンドのサイズ調整などは、勿論、お茶の子さいさいである。週末諸々の雑務を処理した後、最後のお楽しみとして、今日の午後3時過ぎからWWPの設定に取り組んだ。

電動工具でログハウスのセルフビルドに取り組む姿は本当の私ではない。些細な事に拘り、小細工を弄するのが私の真骨頂だ。そんな私を社主(家内)は『小細工の魔術師』と讃えて(蔑んで?)くれる。時計バンドのサイズ調整など朝飯前だ。

WWPのバンド調整を終えた後、まずは、WWをMTWから外して、プライベートのお供の方の時計に装着。それから、WWPをMTWに付けて、記念写真をパチリ。ほ~ら、どちらの時計にもピッタリである。ムフッ..

左が 新型 wena wrist proを装着した MONTBLANCのTime Walker(ビジネスのお供)。右が旧型 wena wristを付けた CASIOのEDIFICEである(プライベートというかアウトドアのお供)。EDIFICEは時計本体そのものがスマホと連携する。ブラックの文字盤にゴールドのインデックスという組み合わせは「私のお気に入り」である。

次いで、WWPをアプリで設定し、iPhone Xと連携させた。さらに、おサイフリンクアプリで、EdyとANAスキップサービスとモバイルdポイントサービスを登録。既に、WWで経験済みなので、あっという間に設定完了。と、ここで、これまで無視していた「かざすフォルダ」サービスが何故か気になった。

「確か、モバイルdポイントサービス登録すると使えるようになるんだったな。どんなサービスがあるのだろう?」と内容を確認すると、電子マネーサービスの中に、Edyの他にWAON、nanaco、モバイルSuica等々が並んでいる。何だこれ? WAONとnanacoは使わないし、モバイルSuicaは、iPhone XのWalletに登録済みなのでダブり登録は不安である。

が、電子マネーサービスの一番下にある「モバイルスタバカード」サービスにグッときた。講演での全国巡業中はスタバに頻繁にお世話になる。時計でピッと支払いできれば本当に便利だ。だが、WWPの正式提供サービスには、モバイルスタバカードは記載されていないので、どうせ登録出来ないだろうと思った。ダメもとで登録手続きしたら、あっという間に完了。既存カードからの残高一部移管までアッサリ出来た。これ、本当に使えるんだろうか?? とりあえず次にスタバに行った時に実験して、駄目ならサービス解除すれば良い。

最後に、iPhone Xに電話して、有機ELディスプレイの表示を確認(1行表示か2行表示が選択できる)。ちゃんと日本語表示できて、とっても便利になった。やはり、LEDカラーとバイブレーション回数の組み合わせとは、通知機能の次元が違う。こいつは「大当たりだな…」

有機ELディスプレイの通知確認のために、私のビジネス用携帯から iPhone Xに電話を掛けたら、ちゃんと日本語(漢字)で表示してくれて感動。これ以外にも、スマホとの接続やBluetoothの状態、Edy残高や歩いたステップ数等々を表示してくれる。WWPで本当に便利になった。これで、モバイルスタバカードが使えたら、私にとって最強のガジェットのひとつとなる!

と、気が付いたら、異様に長い文章となっていた。勘の良い稿房通信の読者はお気付きかもしれないが、私のデジタルガジェットやステーショナリー(特に皮革系)に対する拘わりや造詣は、DIY、土偶さん、野鳥さんなど足元に及ばない程深い。おそらく、本業である「銀行の調査・分析」と互角(もしかすると上回っている)のレベルなのだ。

「この領域で情報発信始めるとラビリンスに陥る」事がわかっていたので、旧『銀行業界鳥瞰図』でも『稿房通信』でも敢えて封印してきた。だが、今日1月14日、遂に「結界」を破ってしまった。仕方ない… すべては「働き方改革」と「地方創生」のためなのだ。

新シリーズ『Lifehackの部屋』、今後の迷走にどうぞご期待下さい!


『日本の土偶(講談社学術文庫)』が届いた

今日の夕方、川崎自宅に私宛のAmazon XM02ボックスが1個届いた。「ん?何も注文してないはずだが…」と怪訝に思いつつ、箱を開けると文庫本が1冊入っていた。タイトルは『日本の土偶』。故 江坂輝彌先生の著書であり、講談社学術文庫から1月11日に発刊されたばかりだ。

故 江坂先生の『日本の土偶』は前々から読みたい本だったが、1990年に発刊され、その後、絶版となっていた。中古本を入手しようとかと思案していた矢先、講談社学術文庫から再刊される事を知り、すぐにAmazonで予約。それが今日(1月13日)届いたのだ。この偶然(タイミングの良さ)には、何らかの意味があるに違いない!

2013年11月15日、国宝中空土偶「かっくうちゃん」との偶然の出会い(http://triglav-research.com/?page_id=6868)から始まった私の「縄文土偶熱」の凄さは、稿房通信メインメニューにズラッと並んだ「縄文土偶探訪記」が証明してくれるように思う。ただ単に全国各地の考古博物館を土偶さんとの出会いを求めて訪れただけではない。レプリカを中心とした土偶さんグッズを買い集め、訪問先のミュージアムショップにしっかりとお金を落としてきた(これも地方創生への小さな貢献である)。

また、これまでに購入した土偶さん、或いは、縄文関連の著書や写真集の類は既に40冊を超えている。私自身の好奇心を満たすのが最大の目的ではあるが、考古学研究者や土偶・縄文愛好者の方の研究に足しに少しでもなればという思いもあった。世の中は「静かな縄文ブーム」という事もあり、この1~2年、それなりの数の新刊が世に出ており、そのほとんどを発行前にAmazonで予約してきたのである。

江坂先生の『日本の土偶』は1990年3月に六興出版から刊行され、その後、絶版となっていた。私が読み漁った土偶さん関連本に「参考文献」として頻繁に登場していたので、昨年の秋頃から中古本を入手しようかなと考えていた。そんな矢先の「講談社学術文庫化」であり、正に、絶妙のタイミングだった。

こういった「偶然」とか「絶妙のタイミングでの出来事」には必ず何らかの意味がある。やや大袈裟だが『啓示』であると私は解釈する。実のところ、土偶さんを「訪れて、見て、パワーを貰って、探訪記書いて、レプリカ飾る」という一連のパターンに少し飽きてきていたのだ。自分で言っては身も蓋もないが、どうも「軽くて薄っぺらい」

世の土偶さんブームも同じような傾向があり、最近出版されている土偶さん関連本は、写真(カタログ)集みたいなノリで、学者さん達の著作のような重みや深みがないので、あっという間に読み(見)終えてしまう。そして知見が蓄積されたという手応えが感じられない。【縄文土偶探訪記】が、Season 5の「かっくうちゃん再訪記(http://triglav-research.com/?page_id=19675)」を最後に先に進まないのは、この「ちょっと方向性誤ったかな~感」という壁にぶつかったためである。加えて、Season 4の途中頃から、土偶さん達を産んだ「縄文時代」そのものへの興味が急速に高まってきていた。

今日、『日本の土偶』が届いたのは、良い切っ掛けである。「決~めた。縄文土偶探訪記は、Season 5を Final seasonとして、路線変更しよう!」という判断に至った。「かっくうちゃんに始まって、かっくうちゃんで一区切りをつける」というのは、いかにもお洒落である。今後は、土偶さん探訪は、Webの『求む!土偶さん情報(http://triglav-research.com/?page_id=19199)』から寄せられた「未探訪土偶さんの訪問」のみに留め、Final season の下、『外伝』として細々と続けていく事としたい。因みに、「求む!」経由では、これまでお目に掛かった事のない読者の方4名から情報提供をいただいた。今後も情報提供は大歓迎である。

2018年は、縄文時代に係る研究者の方が書いた書籍・文献をしっかりと読み込み、知見をさらに深める事を最優先としたい。そして、八ヶ岳西麓の縄文文化の素晴らしさに係る情報発信と「地方創生」を上手くリンクさせるような活動を、(将来的に)会社として取り組むための基礎作りの年と位置付けよう。

『縄文系新コンテンツ』については、まずは『日本の土偶』を読んでから考えればよい。そう、何よりも大切なのは『閃きと迅速なアクション』なのだ!

「便利な時代」になったものだ…

昨日(11日)が弊社の対外的な仕事始めの日となった。16日までは東京でのお仕事Dayが続く。今朝のTVニュースは各地の猛烈な寒波襲来の状況を伝えていたが、特に、九州の積雪の模様は衝撃的だった。日本全国、積雪被害が深刻なものとならない事を祈る。

オフィスの状況が心配だったので、朝イチアポの前に、出先で確認。6台設置してあるWebカメラの内、室外の様子を映し出す4台を選びスクリーンショットを保存。本宅前の枕木テラスは雪で覆われているが、積雪は2cmといった感じだろうか。おそらく夜の内に雪が降ったのだろう。敷地内は朝日が射しているので、大雪の心配はなさそうだ。ちょっと安心した。

各地を襲う強烈な寒波のニュースにビビって、朝イチアポの前に八ヶ岳オフィスの状況を出先で確認。6台あるWebカメラの内、室外監視の4台にアクセス。昨晩の内に雪が降ったようだが、積雪量は2cm程度。八ヶ岳は今日も晴れで一安心。

その後は真面目にお仕事。八ヶ岳の事を忘れていたら、午後7時20分過ぎに、オフィスの室温が設定温度(5℃)を下回ったとのアラートが iPhone Xに届いた。「やばい、雪が降り始めたんだな。」と思い、赤外線監視機能を有したWebカメラにアクセスし、枕木テラスの様子を見る。ガーデンテーブルの状況を確認すると、むしろ積雪量は朝よりも減っているようだ。またもや一安心。

午後7時20分過ぎ、オフィスの室内気温が設定温度(5℃)を下回ったとのアラートが届いた。「雪が降り始めたんだな..」と思い、赤外線機能付きのカメラにアクセス。積雪量は朝よりもむしろ減っているようで、再度、安心した。

次に、トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所のデータにアクセスする。外気温はマイナス8.2℃まで既に低下。外気温推移グラフを確認すると、今日の早朝にはマイナス11.8℃まで低下していた事に気が付く。明日の朝もマイナス10℃以下に低下するのは確実である。雪は少ないが、やはり八ヶ岳オフィス周辺の自然環境は過酷なのだ。

続いて、お馴染み「トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所」にアクセス。オフィス室内温は4.9℃まで下がっていた。外気温は既にマイナス8.2℃。今日の朝はマイナス11.8℃まで低下していた事を外気温推移グラフで確認。雪は少ないが、やはり八ヶ岳オフィスの自然環境は過酷である。

オフィスのトイレ等水回りは、基本的には水抜き不要の設備としてあるのだが、2014年冬の富士見町を襲った歴史的大雪の際に、手洗い部分が凍結した苦い経験がある。現在は、DysonのPure Hot+Cool Link(空気清浄機能付きファンヒーター:呼称 Dyson2号機)でトイレスペースの室温が2℃を下回らないように監視・コントロールしている。最後に、Dyson Linkアプリをインストールしている iPhone Xで、念のため Dyson2号機の稼働状況をチェックする。日中の太陽光が射さないトイレの室温低下は、オフィス内部より急である。既に2℃まで低下したようで、2号機が稼働して室温が上昇に転じた事が確認された。

最後に、Dyson LinkでDyson2号機の稼働状況を念のためチェック。トイレスペースの気温は既に2℃まで低下したようで、2号機の温風ヒーター機能が稼働。室温が上昇に転じている事が確認された。

2000年に八ヶ岳本宅を購入した当時は、川崎自宅から八ヶ岳の気象状況を確認する術がなかった。「中央道小淵沢ICを下りて、鉢巻道路に向かう途中で雪の深さに大慌てする」なんて事がしばしばあったのである。だが、ここ数年、IoTの急速な発展・普及により、講演で全国各地を飛び回っていても、手軽かつ安価に、八ヶ岳オフィスの状況を常にモニターできるようになった。さらに、Dyson Linkによって「オフィス環境の最適化」に向けて歩み出したと言えるだろう。

だが、まだ不満な点は多々ある。オフィス設置の大型石油ファンヒーターは残念ながらIoTで操作できない仕様である。また、Webカメラは「カメラ一発!」、トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所は「Netatmo」、そして、Dyson Linkと3つのアプリで、それそれアクセスせねばならず煩雑だ。API化が進んで、早く「遠隔地オフィス環境最適化ツール」みたいなのが出来ないかと心待ちにしている。まあ、そう遠くない将来に実現するだろう。

それにしても「便利な時代」になったものだ…

セルフビルド・オフィスの内部を初公開!

自分で言うのも何だが、今回は、結構真面目に「会社情報配信体制」の一新に取り組んでいる。これまで2014年と2016年の年初にチャレンジして頓挫してきたから、失敗の「前科」がある。「二度ある事は三度ある」となるか、「三度目の正直」が実現するかは、何とも言えない。2014年は「自爆テロとバイオハザード禍」で出鼻を挫かれ、2016年に関しては「FinTech」という新たなビジネス領域が加わり、時間的余裕が無くなった事が主因である。

もうひとつ失敗の要因を加えるとすれば、一定の時限を設けた上で「一気に多くを変えよう」と目論んだ事だろう。それも人手に頼らず「すべてを自分でやり遂げる(All do it myself: ADIM)」という点に強烈な拘りあるので、元々無理があった。

「ADIM」については、会社設立時の大方針(というか目的)なので妥協できないが、「一気に変える」については見映え(格好)の問題なので躊躇なく捨てる事が出来る。そんなわけで、今回は1月~3月の期間を使って「小出しに変えていく」路線を採用。これで随分と気が楽になった。

手始めに少しずつ手直ししているのが、当『トリグラフ・リサーチ稿房』だ。配色やレイアウトの見直しに加え、メインテーマを『働き方改革』と『地方創生』に定める事から着手した。『オフィス・セルフビルド回顧録』の完成とメインメニューコンテンツへの昇格も済ませたので、次はどこに手に入れようか?

エーイ、大切なのは勢いだ!ちょっと早いが、旧『銀行業界鳥瞰図』と『隣の金融機関』をメニューから外してしまおう。元旦に過去データーをすべてリセット(データ消去)したアクセスカウンターも1月1日を起点に表示するか…という感じで今日の見直しは作業は落ち着いた。

「オフィス・セルフビルド回顧録」を書き終える際に、Web開設(=会社開業)1年が経過した2013年大晦日配信の旧『銀行業界鳥瞰図』第300号を読み直した(http://triglav-research.com/?p=6185)。文中に「Web閲覧数はお堅いテーマが中心であるにもかかわらず順調に増加を続け、累計で167万件に達している。」との記述があった。167万か… 1日平均すると4.500件を上回るビュー数である。

一方、完全リセットした今年1月1日以降は、日によってバラツキが大きいが、まあ1,500ビュー前後である。銀行ネタをまったく扱わなくなったので当たり前なのだが、改めて『稿房通信』の人気離散を実感した。いきなり3ヵ月も休稿したり、銀行ネタからスタートしたコンテンツが、気が付けばDIYと土偶さんに変わっているのだから、読者が付いて来れないのは仕方ない。

但し、旧『銀行業界鳥瞰図』の頃は、botアクセス分の排除設定が出来ていなかった(というかそんなオプション設定がなかったような気がする)のでビュー数はかなり水膨れしていたように思う。完全リセット後は、botらしきアクセスを極力排除する設定としているので、まあ、現在の実態はこの程度なのだろう。これからは、2つのメインテーマから脱線せずに、かつ、「長期の気紛れ休稿」を極力無いようにして(所詮は努力目標だが)、弊社の情報発信の2枚看板のひとつに育て上げていきたいと思う。

さて、お気付きの読者がいるかどうかは不明だが稿房通信のキャッチフレーズを『実践!働き方改革 八ヶ岳西麓で綴る伊達と酔狂の日々』に変更してある。政府が旗振りしている『働き方改革』ってのが何を意味して、何を目指しているかは、よくわからないし興味は無いが、何故か「言葉の持つ響き」に惹かれた。私自身が目指してきたものを上手く表現しているようで、心の琴線に触れたのである。そんなわけで、少なくとも現状、稿房通信の「創作意欲」はかなり高いレベルを維持できている。

今日は特別に、オフィス・セルフビルドの「真の完工期」から4年を経過した我がオフィスの内部を4枚の写真で紹介したいと思う。ここが、弊社(トリグラフ・リサーチ)の『知的生産の基地』なのだ!

デスクトップPC(Win & Mac)、スキャナ、プリンタ複合機は機能の異なった組み合わせで、すべて2台体制。スキャナは慣れ親しんだ ScanSnap(iX500とSV600)だが、プリンタ複合機は勿論、ご当地の代表企業 EPSON製で揃えた。これも地元愛(地方創生)の表れだ。

書棚は、オフィス・セルフビルド回顧録でも記したが、ログキットの端材・残材で私が作成した。Walking machineも設計通りに、L字型書棚脇のスペースに上手く落ち着いている。

電気機器や音響機器等は可能な限りアイボリー系で統一しているのだが、残念ながら Dyson製品にはフィットしたカラーが無い(でも機能は大好きだ!)

ロフトスペース1Fの書棚とテレビ台もすべて私のお手製。55インチのTVには、ひとりで仕事をする際には、平原綾香サマのコンサートDVD/Blu-ray Discの映像が流れている事が多い。ロフト上は仮眠スペースだが、夏場はハンモックを吊してデスク脇でお昼寝するのが密かな楽しみだ。

それにしても気味が悪いなぁ~

今週後半には東京での仕事があるため、八ヶ岳オフィスを午前8時過ぎに発ち、10時ちょっと前に新百合ヶ丘の自宅に戻った。往路と同じくほぼ2時間の通勤時間。今年初めての八ヶ岳オフィスでの勤務は、4日からのほぼ丸5日で完了した。

昨日の雪は、夕方になっても降り続け、午後8時過ぎに鹿の湯に入りに行った際には、積雪量4cm程度になっていた。鹿の湯からの戻りの頃には小降りになっていたが、兎に角、寒かった。「明日の朝は鉢巻道路は凍結するな。運転は十分に注意しよう…」と思いながらD4を駐車スペースに駐めた。

夜半に雪は雨に変わったようだ。ログハウスの屋根に雨音が控えめに、そして、しっとりと響いた。「小林麻美の『雨音はショパンの調べ』って本当に良かったな。あれは新入社員の年(昭和59年)に流行ったんだっけ?」なんて事を考えながら12時前に眠りについた。

今朝は6時過ぎに目覚め、新聞チェックや自宅に帰る準備やらを済ませた後、7時過ぎに所用のため八ヶ岳本宅に行こうとオフィスのドアを開けた。一瞬、呆気に取られた。「ゆっ、雪が無い…」

1月の厳寒の八ヶ岳で、一夜にして雪が消えて(解けて)しまった。昨日配信の写真と比較して欲しい。「冬の八ヶ岳」の本格到来なんて書かなきゃよかった…

八ヶ岳で冬を過ごすのは今年で18回(年)目。極寒期を迎えつつある1月に、前夜4cm程度あった積雪が、日中ではなく、夜の内に解けてしまうなんて、間違いなく初めての体験である。この逆の現象(一夜にして雪景色)は、2016年の11月下旬に経験しているが、1月という時期を考えると、雪が夜の内に解けてしまう事の方が明らかに「異常」と言える。

八ヶ岳本宅に入って外気温計を確認すると5℃(零下ではない)と表示されていた。ナルホド、一夜で雪が解けてしまうわけだ! それにしても気味が悪い天気だなぁ~

オフィス周辺だけでなく敷地内すべてで一晩で雪が消えた。八ヶ岳で過ごす冬は、今年で18回目だが、こんな経験は初めてだ!

8時前、八ヶ岳オフィスを発つ直前に、恒例の「野鳥への給餌」を済ませる事にした。給餌のタイミングは、八ヶ岳オフィスの「出社時」と「退社時」と決めている。出社時に給餌台に山盛りにしたヒマワリの種や果物(ミカンやリンゴ)は、遅くとも翌日には跡形も無く野鳥さん達に「お持ち帰り」されるのが通例である。

今回4日の初出勤日の際も、昨年12月28日の退社時にたっぷりと置いていったヒマワリの種はまったく残っていなかった。そこで、ヒマワリの種を山盛りにして、後から半切りにしたミカンをサービスしたのだ。私がヒマワリの種を置いて10分もするとヤマガラが代わる代わる給餌台を訪れていたのも確認している(少なくともこの時はいつもと同じ光景だった)。

今朝も給餌台は、当然の如く空(から)の状態と予想していたのだが、枕木テラスに置いた給餌台には、ヒマワリの種が、4日に与えた量の3分の2程残されていたのだ。後から置いたミカンは、ほぼ手付かずの状態だった。怪訝に思いながらメインウッドデッキの給餌台に向かうと、こちらもヒマワリの種が半分以上残っていた。ミカンもそのままだ。

一体全体、野鳥さん達に何が起きたのだろうか??? それにしても気味が悪いなぁ~ そう言えば、今回の滞在時には、いつもは敷地内を我が物顔で荒らす「鹿さん達」を1頭も見ていない。これも気味が悪いなぁ~