「欧州役員慰安&視察旅行 2025」もこの日を含めて、残すところ3日となった。
この日は、朝から1日、フランクフルト「街歩き」を予定していた。
地下鉄、タクシー等を使用しない、本当の「歩きだけの日」である。
私がフランクフルトを訪れるのは、今回で6回目だったと思う。
但し、これまではすべてビジネス出張であった。
一方、社主さまは、長男の大学卒業旅行で彼と「ドイツ旅行」をしているので、共に、それなりの土地勘はあった。
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この日の社主さまは、お気に入りの「dm」を中心とした「お買い物街歩きDay」。
まずは「dm」で1回目の買い物を済ませた後、私が主に訪問してきた「フランクフルト金融街」を散策。

そう、私にとって、フランクフルトとは、この金融街の整然とした雰囲気なんだよね!
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「dm」はホテル近くの店舗を既に2回訪問済みだが、この日は、別店舗を含めてさらに3回訪問してお買い物。

フランクフルト(店舗はドイツ中にあるらしい)での「dm」巡りは、YouTubeではポピュラーなコンテンツなのだそうだ。
そのオリジナルブランド「Balea」品質の高さは有名らしい。
日本のamazonや楽天でのいくつかの商品の販売価格と、店舗での実売価格をスマホで見せてもらったのだが、確かに日本での販売価格の3分の1から5分の1程度であった。
フランクフルトで購入するのが、すっごい、お得なんだね!
私の役割は「商品の店舗における販売(展示)場所探し」。
社主さまが、在庫切れ(或いは、販売終了)と諦めていた商品を3個連続で見つけ出して「よくやったわ。偉いわね!」と褒めてもらった。
本当に「番犬」みたいだな…

「dm」店内には、私と同じ役割と思われる男性陣が何人も彷徨いていたな。
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勿論「dm」以外のお店も色々と回った。
「文具趣味」の私には、ショッピングモールのステーショナリー・コーナーが楽しかったかな。
ドイツは日本と並ぶ「文具大国」。
私も、Pelikan(スイス企業だが起源はドイツ)や LAMY(日本の三菱鉛筆が昨年3月に買収)を中心に、かなりの筆記具コレクションを有している。
でも、RIMOWAコレクションと同じで、私が収集した頃と比較すると価格が2~3倍程度になっているんだよね。
物価高と日本の国力低下(円安)を実感したね!
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「フランクフルト観光は華がない」といったネット上の書き込みが結構あったが、私は全然そんなことは感じなかった。
何よりも「整然として清潔な街並み」が私の好みだった。
もっとも、フランクフルト中央駅に近い一部のブロックを別にしてだけどね。
以下、「フランクフルト街歩きとお買い物の15景」↓
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街歩きの途中、レーマー広場から歩いてマイン川にかかるアイゼルナー シュテグ(鉄の橋)を訪れた。
今回のフランクフルト滞在における私のもっとも重要な目的を果たすためだ。
「鉄の橋」はフランクフルトの人気スポットのひとつである「歩行者専用の橋」。
訪問したのはお昼過ぎだったが、すごい人だかりだった。

この橋は、カップルで訪れて2人の名を刻んだ鍵を欄干に掛けて「永遠の愛」を誓うと、それが約束される場所らしい。
勝手に「ああっ、カップル向けパワースポットね!」と解釈した。
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私の幸せの定義(人生の目標)は、極めてシンプル。
①健康で ②夫婦仲良く ③仕事が楽しい、そして ④最期はピンコロさ! である。
この「幸せの定義」の条件を満たすためであれば、いかなる労力や投資も惜しまないと決めている。
毎年、社主さまと「ぴんころ地蔵さま参り」をするのもその一環である。
折角、ヨーロッパ旅行に来たのだから、これまで40年間、とっても仲良く続けて来た夫婦生活(少なくとも、私はそう信じている)が今後も末長く続けられるように、その「足跡」を残そうと決めていたのだ。
どうせ「鍵」を掛けるなら「中央の欄干の1番上」が効果が大きそうだな。

事前に鉄の橋に掛かる無数の鍵の写真を観察した私は、既に掛けてある鍵のさらに上に掛けられるようにちょっと短めなワイヤー錠を用意済み。
私と社主さまの名前とこの日の日付をペイントして準備万端。
大嫌いな人混みを掻き分けて進み、無事に中央欄干の1番上に取り付けた。

やったね!これにて、ミッション・コンプリート \^^/
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だが、鍵を付けた後によく見るとさらに上の橋脚に取り付けてある鍵もあった。

「ふん、こういうのは目立つから悪戯されやすいんだよ」と咄嗟に負け惜しみ…
さらに観察すると、橋脚の横に掛けた柱の部分に取り付けた鍵も有るではないか(°0°)
梯子を使うか、橋脚に登らなければ鍵を掛けるのは無理だろう。

ここまでやるのは「筋金入りの変態」だろう。もう感心するしかなかった…
「鉄の橋」に鍵を掛けたカップルの皆さん、どうぞお幸せにね!
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「鉄の橋」で目的を達成した私は、充足感に満たされつつ、その後も社主さまのお供をした。

今回の旅で5回目の「dm」巡りを終えたのが午後3時過ぎ。
実は、午後2時頃から、歩いていると右の足裏の親指の付け根辺りに痛みを感じるようになっていた。
靴擦れで水膨れができた辺りである。
日本から持参した普通のバンドエイドが貼ってあったが、かなり痛みがひどいので、「dm」で靴擦れ用の絆創膏を購入。
この日は、今回の旅行で最も早く午後3時過ぎに街歩きを終えて、ホテルに戻った。
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部屋で靴を脱いでビックリ。右足の付け根の部分が血で赤く染まっていた。
水膨れしていた部分の皮が破れて、そこが歩く度に刺激されて痛みを発していたのだ。
私の「痛み」に対する弱さは半端ではない。もう今日は歩けないぞ!
実は、この日も13,552歩歩いていた。
うるちゃんで、今回の旅行の累計歩数を確認したらなんと「207,961歩」。
1日の平均は、約16,000歩に達していたのである。
う~ん、私的にはちょっと歩き過ぎたな…
一方の社主さまは、テニスをする日は、1日の歩数が2万歩を超えるのが普通のようで、この程度の街歩きでは、疲れも足の痛みもまったく無いとの事。
我が社(家)の社主さま(家内)の「鉄人」ぶりを、今回の旅行で再認識する事になった。
— One Life, Live It !