神社はイイね! 不思議だね… @北口本宮冨士浅間神社

7月~8月の猛暑期を快適な八ヶ岳でなるべく長く過ごすことが出来るようにするためには、その前後の6月と9月のスケジューリングが極めて重要である。

そんなわけで私は、今日(19日)から27日まで、自宅界隈や東京での予定をかなりギッシリと詰め込んであった。

当初は昨日早朝の「八ヶ岳撤収戦」を計画していたのだが、八ヶ岳での最後の所用(草刈り)を月曜日の昼前までに、終えることが出来ていた。

「富士山を近くで見て(拝んで)おきたいな…」という気分が急に芽生えた私は、草刈り作業完了後、社主さまに保有するリゾート会員権の河口湖の宿泊施設に空きがないかダメもとで尋ねてみた。

すると、施設のHPをすぐに確認してくれて、「大丈夫、予約出来そうよ。」との言葉が返ってきた。

じゃあ、Goだね!と即断。

社主さまが、一昨日の昼過ぎに小淵沢でのテニスから戻るのを待って、河口湖経由の八ヶ岳撤収戦に移行した。
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「富士山へのご挨拶」は、河口湖に宿泊する際には必ず利用する「富士眺望の湯 ゆらり」からと決めていた。

河口湖までの移動中の天気は、見事な快晴だった。

だが、何故か、ゆらりのエントランス脇の富士山眺望スポットからは、雲に山体の3分の2以上を覆われた富士山しか見えなかった。

約1時間の入浴中に露天風呂から富士山の絶景を楽しむ事を期待したのだが、ウンザリする程に雲が纏わり付いたままだった。

入浴後の眺望スポットからの光景に一縷の望みを託したのだが、これも駄目!

あ~あ、富士山、ご機嫌斜めなんだね。

仕方ないや… と、サラッと諦めた。
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でもね、富士山の代わりに別の素敵な出会いがあったのだ。

宿泊施設チェックイン前に、富士吉田の街中でちょっと買い物をした。

買い物を終えて、おとちゃんで街中を走行中、目の前に立派な鳥居を発見。

鳥居の後には、杉や檜の大木がズラッと並ぶ参道が見えたのだ。

思わず、おとちゃんをどこかに駐車して、その神社に参拝しようかと思った。

だが、生憎、チェックインの予定時刻が迫っていたので断念。

そして、チェックイン後に「ふらり」に向かい、目的であった富士山とのご対面が「肩透かし」に終わったのであった。
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昨日の朝、目覚めたらどうしても「あの神社」に参拝したいと思った。

神社の名前は不明だが、宿泊施設からのルートは明確に覚えていた。

結局、朝の8時過ぎにチェックアウトして、そのまま目的の神社へと直行。

おとちゃんを駐車場に駐めた際に、この神社が『北口本宮冨士浅間神社』である事を知った。

昨日、おとちゃん車中から見た大きな鳥居をくぐると、空気の雰囲気が見事に変化して、そこは「別世界」になった。

参道は、石灯篭が両脇に並び、杉や檜の大木が延々と並んでいた。

私達夫婦は「神社好き」だが、社主さまは特に「大きな木」が大好き。

参道を歩いて進んで行くと、私が好きな「巨岩」と「清らかな水の流れ(禊川)」まで待ち構えていた。

もう、夫婦揃って大感動だった!
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御(主)祭神は、「木花咲耶姫命」

とても美人で有名な「富士山鎮護」の神さまである。

今回の河口湖での寄り道は、富士山ではなく、この神社(女神さま)に招かれたんだなと感じた。

以下、感動の『北口本宮冨士浅間神社』15景 (+2動画)

おとちゃんで偶然前を通りかかって、その威風堂々たる鳥居とその先に続く大木が並ぶ参道に魅了されて訪れる事になった神社。そのお名前は「北口本宮冨士浅間神社」であった。
本殿向かって右側にはご神木「冨士太郎杉」が鎮座。樹齢千年とのこと。
本殿左手のご神木は「冨士夫婦檜」。こちらも樹齢千年。巨木、ご神木が大好きな社主さまは大喜び。

神社って、本当に「特別な空間」だって改めて感じたな…

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実は、北口本宮冨士浅間神社をお参りした後にも、不思議な事があったのだ。

私が3月の初旬から交渉を続けていたあるディールが、自宅に戻った直後に先方から連絡が入って、漸くまとまる方向に一気に動き出したことだ。

神社の御利益としか思えないタイミングだったので、正直、驚いたし、大いに感謝した(最近、こんな事ばかり起きているな…)。

神社って本当に「不思議な場」だね!

— One Life, Live It !