通常であれば年に1回、運が良ければ2回は立ち会うことができる「青と白の時(https://triglav-research.com/?p=30191)」。
それは、10~15cm程度の雪が積もった状態で、早朝、八ヶ岳ブルーの空の下で堪能する美しい光景だ。
純白の雪と澄み切った青空、そして力強い朝陽のコラボレーションによるアートなのだが、実はもうひとつ大切な条件がある。
それは、庭木の枝に雪が積もって、それがまるで「満開の花(華)」のように見えることだ。

今日の朝は、残念ながらその4番目の条件を満たすことが出来なかった。
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私の八ヶ岳滞在は、今日も含めて4日あるが、天気予報では富士見高原は快晴が続くようだ。
来週は、東京での仕事があるし、月末からは2週間のヨーロッパ旅行の予定が入っている。
次の八ヶ岳オフィス出社は、早くても4月の下旬となるだろう。
そんなわけで「青と白の時 2025」は、もう諦めざるを得ないと判断。
今日3月20日を、諏訪湖の御神渡りを真似して「青と白の時 明けの海」宣言の日とする事にした。
いや、「海」って表現は変だな。
雪原の光景だから「明けの原」に改めよう。
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庭木に「雪の華」は無いものの、それなりに美しい光景なので、今年はこれで我慢しよう。
以下、残念ながらの「明けの原 2025」5景である。↓
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ちょっと気分が良かったのは、お庭のフラットスペースに小動物の足跡が無くて「無垢」の状態だったことだね!
写真撮影の後に、長靴を履いて歩き回って「私の縄張り」である事を誇示したのは言うまでもない。

お庭のフラットスペースに小動物の足跡は無かったのだが、メインウッドデッキの脇にはしっかりと足跡が…

チッ、どこのどいつだ
1列に美しく並んだ足跡は、おそらく「狐」だろう。


まあでも、八ヶ岳の過酷な冬の中で、動物達も必死に生きているんだから、足跡程度で目くじらを立てるのは大人気ないな。
順調に行けば、この秋には64歳になる予定の「小鉢男」は、自分にそう言い聞かせたのであった…
— One Life, Live It !