4月1日は、フランクフルトへの移動日。
「欧州役員慰安&視察旅行 2025」は、この日が実質的な1日目である。
予約したNH223便は、羽田発 午前9時40分 ⇒ フランクフルト 午後5時30分、飛行予定時間 14時間50分の長~いフライトである。
早朝の空港ラウンジの快適さは長年の出張生活で熟知しているので、午前6時には ヴィラフォンテーヌ グランドをチェックアウトして第2ターミナルへと向かった。
早朝の便なのですべての手続はスムースに進み、6時半前にはラウンジで寛げる状況になった。

社主さまと朝食をサラッと済ませて、個室スタイルの席に移動。



搭乗開始まで、海外eSIMの登録など、ヨーロッパ3カ国を快適に周遊するための手続を進めた。
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搭乗開始は9時10分過ぎ。
シートは私は右側最前列の1H、社主さまはその後ろの2Kが予約してあった。

私は、国内出張も海外出張も、可能である限りは「最前列予約主義」。
理由は、①機内サービスが最初に受けられる ②エンジン音が(比較的)うるさくない そして、③スタッガードシート配列の機種の場合、最前列固有の開放感と隣席が無いという個室感が味わえる事にある。

これに対して、社主さまは「窓側座席」がお気に入り。
私達夫婦の嗜好を隣接する席で共に満たすのは、B787-9では「1Hと2K」の組み合わせのみになる。
ちなみに、フランクフルトからの帰国便もまったく同じ座席の組み合わせで予約してあった。
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旅行の記録で最も「撮れ高不足」になるのが、飛行機や列車での移動時間だ。
国際線の長距離フライトの場合は「機内食」と「映画」という2つの楽しみがあるので、今回は、その様子を撮影。
映画は120本近いライブラリーの中から、「アングリースクワッド 犯罪者と7人の詐欺師」「もしも徳川家康が総理大臣になったら」と「はたらく細胞」の3本を視聴。

私は女優さんでは「広瀬すず」ちゃんがイチオシなのだが、それに超僅差で次ぐのが「浜辺美波」嬢。
「もし徳総理」の政治部記者役も美しかったな…
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世間一般の人からすれば機内食の大きな魅力は「豊富なアルコール類」にあるのだろうけど、一滴も嗜まない私には何の興味も無い。

アルコールなんてなくても、私レベルの舌の持ち主にとって、機内食は十分に美味。




それに、「軽い食事」の麺類が、一風堂のラーメンから「ANAオリジナル ~恵みの北海道 ~ 濃厚ねぎ味噌ラーメン」に変わっていて、これが本当に美味しかった!


加えて、昨年の8月から、ビジネスクラスでは、機内WiFiサービスが無料になったとのことで、これは本当に便利だった。

エアラインのサービスが日々、進化を続けていることを実感。
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2回目も食事は、迷わず「和食」をチョイス。私も、日本人だね…


一番嬉しかったのは、2回目の食事後にCAさん達が、ちょうど誕生日である社主さまに「バースデーフライト」のお祝いをしてくれたことだ。

これで、社主さまが「あなたはCAさん達には妙に愛想が良くて、やたらと仲良く話し込んでいるようね…(事実だな)」と嫌みを言うことは、もうなくなるだろう。
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フランクフルトの空港には、午後4時50分と予定よりも40分程早く到着。

入国審査の手続を済ませて、エアポートラインに乗車してフランクフルト中央駅に着いたのは午後6時前だった。

今回のフランクフルト宿泊は、リスボンへの「乗り継ぎ」がメインの目的。
そのため、ホテルはフランクフルト中央駅から徒歩2~3分の好立地にある「東横イン フランクフルト」を手配してあった。

実は今回の旅で最も事前の期待感の低かったのがこのホテル。
だが、抜群の好立地に加え、トイレはウォシュレット機能付き、小さいながらもバスタブもあって、しかも朝食付きで、宿泊料金は他に予約したホテルの4割程度。
私の評価は様変わりとなって、結局、今回の旅の終盤戦となるフランクフルト2泊もこのホテルを使う事に決めた。
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フランクフルト滞在については、社主さまは乗り継ぎ以外に楽しみにしていた目的があった。
それは、「ドイツのマツキヨ」と旅系YouTuberの中で称されている「dm」なるドラッグストアを訪れることであった。

何でもプライベートブランドである「Balea」なる商品群が高品質でとっても魅力的な価格であるらしい。
ホテルの部屋に荷物を置いてすぐに徒歩7~8分の場所にあるdmの店舗を訪れた。
そして、店内の熱気に圧倒された。
コスメ系のことなどサッパリわからない私でも、大きなショッピングカートに商品をどんどん放り込んで行く観光客(韓国の方が多かったかな?)の群れに(°0°)して、このお店の魅力を理解。

社主さまも、まだ旅行が始まったばかりなのに、狙いの商品の在庫と配置を丹念にチェック。
蜂の巣(蜜)を見つけた時の熊って、きっとこんな感じなんだろうな!
我が社(家)の社主さま(家内)のテニスで鍛え上げた「底無しの持久力(耐久力)」に翻弄されるような予感がしたのは、この時だった….
— One Life, Live It !