コロナ禍収束後のGWやSW、さらには3連休等の八ヶ岳界隈の「混雑ぶり」は、人混み(と言うか、人間)嫌いの私にとって、不快かつ耐え難いものだった。
そのため、GWやSWは、敢えて、八ヶ岳には滞在せずに、自宅で過ごすようにスケジューリングをするのが習慣化してきた。
実際、今年も5月2日に東京での講演を組むなど「人混みの八ヶ岳回避モード」にシフト。
だが、今年の八ヶ岳GW前半戦となった昨日と今日は、八ヶ岳で対応せねばならない所用がいくつかあった。
そのため「人混みの八ヶ岳」での滞在を覚悟していたのである。
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だが、結果はちょっと想定外。
昨日は、社主さまのお友達が、八ヶ岳でのDIY師匠 Tさん宅に滞在中だったので、私もランチはTさん宅で、BBQパーティーを楽しんだ。
原村のTさん宅に向かう途中、鉢巻道路を走行する車の数は、通常の平日と変わらないような印象を受けた。
カントリーキッチンの駐車場の車の数もそんなイメージ。
社主さまが買い物に出掛けた「たてしな自由農園 原村店」も、駐車場待ちの行列が出来るような状態ではなかったとの事。
社主さま曰く「普段と同じよ。」であった。
さらに、お友達の息子さんが、夕方「もみの湯」に行ったそうなのだが、大袈裟ではなく、閑散としていて快適そのものだったらしい。
あれっ? なんか様子が変だな…
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お友達が、今日には自宅(横浜)に戻るとの事なので、社主さまは「お土産」を買いに行きたいとの事。
そこで私もお供する事にして、まずは「道の駅 こぶちさわ」を午前9時の開店直後に訪れた。
まずビックリしたのが駐車スペースがタップリ空いていた事だ。

おやっ? 臨時駐車場でも設けているのかな?? そんな事はなさそうだった。
「山のパン屋 桑の実」さんには、開店直後のパンを買い求めるお客さんレジ待ちの行列が出来ていたが、野菜直売所やお土産品コーナーは人はまばら。

快適なお買い物環境だった。
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続いて、私お気に入りの「道の駅 信州蔦木宿」へ向かった。

えっ(°0°) ここも駐車スペースが、余裕タップリ。

下手したら、連休とかのない普通の週の平日の方が賑わっているような気がした。
一体、八ヶ岳に何が起こっているんだ??
今年の連休は「後半戦勝負」の人が多いのだろうか?
そんな事を考えながらオフィスに戻った。
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録画してあったニュース番組で、今年のGWは「巣籠もり(自宅で過ごす人が4割)」がキーワードである事を知った。
1泊以上の旅行に行く「日本人」は、コロナ禍前の2019年と比較して122万人(約10%)も減少しているとの事。
海外旅行に出掛ける人の数は、ピーク時の半分以下にまで減っているらしい。
背景にあるのは、歴史的な物価高と円安による「家計の圧迫」。
ちっ、増えているのは「安い日本」を合い言葉に群がってくる「インバウンダー(先月は349万人で過去最高を更新)」だけかよ…
正に「夢も希望もない国 ニッポン」だね!
まあだが、モノは考えようである。
「日本人」が目覚めるために必要な「破断界」が近付きつつあるのかもしれない。
そもそも「人混み大嫌いな」私にとって、悪い話ではないのだ。
今年はGWの後半戦も八ヶ岳で過ごそうかな…
—- One Life, Live It !