ちょっと時差ボケを感じながら、新百合ヶ丘自宅3階の寝室で目覚めたのは今朝の8時前だった。
日本で迎えた朝は3月31日以来である。
Google Mapのタイムライン機能で確認すると、3月31日の朝、タクシーで新百合ヶ丘駅に向かったのは午前9時54分であった。
そして、昨日、たまプラーザ駅からタクシーで自宅に戻ったのが午後6時47分。
15日間に亘ったヨーロッパ旅行が無事に完了した事を実感した瞬間であった。
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今日は丸1日「完全休養日」として、明日からは業務に復帰の予定である。
以前は、プライベートであれビジネスであれ「楽しい事」「面白い事」に境界線を設ける必要はないと感じていた。
だが、2013年に我が社を設立して、仕事の進め方を「100%自己責任・100%自己完結」で対応出来るようになってから、ちょっと考え方が変わった。
やっぱり、ビジネスとプライベートは思いっ切り「メリハリ」をつけて、敢えて「完全別モノ」とする期間が必要だし、その方が楽しさや面白さがさらに増幅されるのである。
そんなわけで、この15日間は仕事の事は一切忘れて、家内との夫婦ヨーロッパ旅行を思いっ切り楽しんできた。
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勿論、今回の旅行のコストは、すべて個人出費である。
ただね…
今回の旅行の内、フランクフルトと羽田の往復便、それに、フランクフルトからリスボン、バルセロナからフランクフルトの便は「ANAのマイレージ特典航空券」を利用した。
DINERSカードの得意技「法人カードと個人カードのマイル寄せ」で貯まったマイルを活用しているので、厳密には会社活動の恩恵も享受しているのだ。
もっとも、代表取締役の私と非常勤取締役(社主)の家内の2人だけの会社なので、フライトや会社出費で貯まったマイルを私達が使うことに、何の問題もない。
そもそも、会社を設立する際に、そのように私が仕組み作りをしたのだ。
まあでも12年間、社会の荒波に揉まれても存続することができた我が社にちょっと敬意を表して、今回の旅行は「欧州役員慰安&視察旅行 2025」と名付ける事にした。
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今回、私がメインスマホの「うるちゃん」で撮影した旅行中の写真や動画は、そのままDropboxのカメラアップロード機能でリアルタイムでクラウド同期してきた。
今朝、フォルダ内の写真と動画のファイル数を確認したら、欧州旅行分だけで3,000ファイルを少し超えていた。
我ながら、凄いね(°0°)
「記録はサイエンスの父、記憶はアートの母」— これは名言・格言の類ではなく、調査・分析を36年に亘って生業としてきた私が、常日頃、実感している事である。
写真、動画、タイムラインのデータ等々、今回の欧州旅行の膨大なデータを「ただの記録」として、そのまま眠らせてしまうのはあまりにも勿体ない。
何事もチンタラやるのは嫌いなので、10日程で「WiL稿房」において「記憶への昇華作業」を進めようと思う。
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今回の旅行のテーマは「欧州街歩き」。
私は、これまで、ビジネスでは欧州を十数カ国訪れた事があったのだが、その訪問先は金融街や投資家のみ。
「観光」とは、ほとんど無縁であった。
そんなわけで、今回は社主さまが組んだ観光プランをベースに、フランクフルト、リスボン、マドリード、トレド、そしてバルセロナの5都市を思いっ切り公共交通機関を利用して、徒歩で楽しんできた。
以下、3,000に及ぶ画像・映像から選んだ「欧州役員慰安&視察旅行 2025 30景」↓






























写真を整理していて改めて感じたのだが、今回の旅行は(も)見事な位に天気に恵まれたものであった。
羽田からフランクフルトに発つ際、リスボンからマドリードの空港に着いた直後は土砂降りの大雨であった。
だが、羽田出発時の雨なんて旅行を楽しむ上で何の影響もないし、マドリード空港から市内に移動する途中で雨は上がって、市内は晴れていた。
日々の観光や街歩きの際は、写真が示す通り、そのほとんどが「晴れ続き(時々、薄曇り)」。
結局、今回の旅行中に私が傘をさすことは1回もなかったのだ。
やっぱり、八ヶ岳に限らず、私は「青空」が好きだね!
— One Life, Live It !