夏はやっぱり八ヶ岳、サバイバルにも八ヶ岳…

27日までに東京での仕事や自宅での所用をすべて終えて、昨日の午後6時過ぎに社主さまと八ヶ岳オフィスに出社。

今朝も5時前に目覚めた。外気温は17℃を下回っており、ちょっと涼し過ぎる程だ。

東京での仕事は、連日30℃を超える中でのスーツ&ネクタイ姿であったので、八ヶ岳の夏場の快適さを実感した。

私の留守中に26℃台まで気温が上昇した事が数回あったようだが、平均気温は20℃程度。

私の留守中に外気温が26℃台にまで上昇した事が数回あった。まだ6月なのに… 地球灼熱化は明らかに加速している。2週間閉めきったオフィスは、昨日は朝でも23℃程度まで室温が上昇したようだが、今朝は21℃台で快適そのもの。

八ヶ岳西麓富士見高原 標高1,300mの地は「避暑地」としての矜持をしっかりと保っている。

エアコン無しでは暮らせないようになったら、もう避暑地なんて呼べないよね。

「地球灼熱化に負けずに頑張れ 富士見高原!」と朝からエールを送った。
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ちょっと早いけど、5時50分から「お外珈琲」を味わう事にした。

5時50分。ちょっと早めのお外珈琲を味わおうと庭に出たら、素晴らしい八ヶ岳ブルーの空が広がっていた。

ヨーグルトやパン無しで、まずは珈琲だけ。

私の留守中もトリグラフ護衛隊群がしっかりと鹿軍団からホスタさん達を守り抜いてくれて、今回も食害は皆無。

大型種を中心にスクスクと育って、もう開花寸前のものが何株もあった。

ホスタさん達は、今回の留守中も鹿の食害は皆無。大型株を中心に開花期を迎えている。

鹿軍団の大好物であるホスタが、囲いとか無しでも無傷で育てられるようになるなんて、10年前には幻想だったな…

結局、八ヶ岳ライフは、自然環境や野生動物との闘いや知恵比べの連続なのである。

そして、それが本当に楽しいのだ。
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早めの朝珈琲を味わった後、6時過ぎから早朝の敷地内散策を開始。

財産区林内では、ヤマアジサイの開花が始まったが、花の大きさが例年よりもちょっと小ぶりな気がした。

財産区林に大群生するヤマアジサイは、漸く、開花が始まったところだ。でも、例年よりも明らかに花が小ぶりのような気がする。

ヤマアジサイよりも一足早い開花期を迎える「マルバウツギ」は既に満開期を終えていた。

林内の白き花の主役は、これから当分の間、ヤマアジサイになるだろう。

マルバウツギはもう満開の時期を終えていた。主役は、ヤマアジサイにバトンタッチだ。

一通り敷地内の見回りをしたが、異常・異変の類は無し。

オフィスまで戻ると、エントランス脇で「シモツケ」が満開であった。

オフィスエントランス脇では自生のシモツケが満開だ。オフィスや本宅周辺に点在しており、この時期になると存在感を誇示する。

我が家の庭は、財産区林の借景も含めて、女王様である「ブッドレア」が開花期を迎えるまでは「自生種任せ」の時期が2ヵ月以上も続く。

その土地に合った、手入れにあまり手間のかからない植物に委ねる庭作りが基本的なコンセプトなのだ。

ホスタさん達も、鹿の食害さえなければ、本当に土地に合って、手間がかからないんだけどね…
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さあ続いて、本宅とオフィス2棟のログハウスの蜂の巣駆除の時間だ。

実は、今年は「対蜂戦線」に大きな異変が起こっている。

ここ数年、社主さまが設置したスズメバチ女王蜂の殲滅兵器「ピンクネペンテス」は、設置直後から女王蜂が満杯状態。

だが、今年は女王蜂がまったく入って来ない(罠にかからない)。

ピンクの誘因液に慣れてしまって、女王蜂が警戒しているのかな?と、思ったのだが、そもそもスズメバチが見当たらないのだ。

だが、これからがスズメバチの活動がさらに活発化する時期なので、油断大敵。

今年はピンクネペンテスにスズメバチの女王蜂がまったく入って来ないという異例の事態が進行中。そもそもスズメバチが見当たらないのだ。取り敢えず、これまでのピンクネペンテスを廃棄して、新しいものに取り替えて、しばらく様子を見る事にした。

そんなわけで、今朝、社主さまに新しいピンクネペンテスを作ってもらい、もう少し様子を見る事にした。
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対照的に、アシナガバチの活動は活発である。

今年に入って既に4個の巣を駆除したが、今日はどうだろうか?

オイオイ、今年のアシナガバチさん達は、本当に元気だね。

本宅の軒下に2個、オフィスの軒下に1個、エントランス周辺に1個の計4個を発見。

オフィスのエントランス(ドアのすぐ脇)に作った巣は、さすがに危険だよね。
しかし、どの蜂も几帳面にハニカム構造の巣を作るんで感心するな。六角形ではなく、四角形や八角形の巣を造る蜂がいたら駆除せずに観察を続けようと思うのだが、まだ見た事はない。

アシナガバチは、スズメバチ程には攻撃的ではなく、危険性は低いのだが、刺された時の痛さや腫れは、スズメバチに匹敵するらしい。

基本的には「益虫」なので、本当は駆除したくは無いのだが、本宅やオフィスで私達の動線に近い位置にできたものは放置するわけにはいかないのだ。

すぐに4個を駆除したのは言うまでもない。

結局、アシナガバチの巣を4個駆除。今年の累計は8個となった。アシナガバチの「当たり年」ってあるのだろうか?
もうすぐ孵化しそうな幼虫もいた。これまでの経験だとアシナガバチの巣は、直径10cmを超えた辺りから、働きバチがどんどん増え始め、巣が一気に大きくなる。早期駆除が肝心なのである。
スズメバチにせよ、アシナガバチにせよ、この黒と黄色のカラーリングと頭部や腹部の禍々しさは、美しいけれど、人間の敵だって事を感じさせるね。

人間の都合で、ただ殺生するだけでは申し訳ないので、いつものようにしっかりと観察。

成虫の模様の禍々しい美しさに、ハニカム構造で形成されたまるでシャワーヘッドのような巣の造形美。

自然界は素晴らしいアーティストだと実感するね…
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メインウッドデッキの上では、社主さまが今年から本格的に始めた「野菜作り」の苗が順調にスクスクと育っている。

一番順調に育っているのはトマトのようだ。プランターでも野菜は簡単に出来るんだな….

今年は、まずはプランターで実験し、既に現実のものとなりつつある「食糧危機」がさらに深刻化した場合は、本格的な畑作りに移行する計画。

そのための準備を私が着々と進めているところだ。

結局、危機時の食糧確保は、住まいに隣接した土地しか頼りにならないと思うんだよね!

そして一番大切なのは「飽食を慎み、腹八分目ならぬ腹五分目を目指す」という考え方を持つことだ。

個人的には、畑からの収穫が軌道に乗るまでは、備蓄食糧と「蕎麦と山野草、木の実」で何とか食いつなげないかと、ちょっと(甘い)期待をしている。

これから「縄文人」の暮らしぶりが大いに参考になるに違いない。

今回の八ヶ岳滞在は、約2週間の予定だ。

「夏」にはやっぱり八ヶ岳、そして「サバイバル」にも八ヶ岳だね!

— One Life, Live It !