これからは「人間としての生存能力」を高める事が大切だと感じて、狩猟免許試験と第2種電気工事士試験を受験しようと決めたのは、今年の3月下旬のことだった(https://triglav-research.com/?p=53935:https://triglav-research.com/?p=53967)。
その際、ちょうど受験申し込み期間が到来していた電気工事士試験の方を衝動的に申し込んでしまった。
だが、その後、狩猟免許試験の日程や欧州旅行、さらには、決算分析シーズンを考慮すると、どう考えても「無理筋」な試験日程であることに気が付いた。
チッ、早まったかな…
と、思ったのだが、電気工事士試験は、申し込み後も受験日の変更が可能であることを知った。
こんなに受験者に優しい資格試験もあるんだな。
こちらの試験を2025年の下期試験に変更して、まずは「狩猟免許(わな猟)」の取得を優先する事にしたのだ。
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狩猟免許の試験日は来週木曜日(26日)である。
私は、一応、森林インストラクター試験に合格しているので、狩猟の対象(或いは非対象)となる鳥類や獣類に対する相応の知識は有している。
だが、当たり前だが「狩猟(Hunting)」の経験は皆無。
実技試験で使用する「罠」なんて触ったこともなかった。
そのため、神奈川県猟友会が主催する「狩猟免許試験事前講習会」を受講することにした。
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昨日が、その受講日。
会場は、横浜みなとみらいの「横浜ワールドポーターズ」。
9時の受付開始に合わせて、あざみ野駅におとちゃんを駐車して、横浜市営地下鉄で講習会場最寄りの桜木町駅へと向かった。
駅からは水上道路「汽車道」を歩いてワールドポーターズへ。


途中、みなとみらいの高層ビル群の光景を写真撮影。
東京の変化も凄いけど、横浜も負けていないね…

そもそも、前回、みなとみらいに来たのがいつであったか思い出せない程なので、街の変容は当然と言えるだろう。
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講習は、午前9時30分スタートで、実技講習の修了は午後5時頃の予定との事。
丸一日の「ガチ講習」であった。

定員は100名で、満員状態。
一番驚いたのは、受験者の年齢層が若いこと。
明らかに20~30歳台の男性が中心であった。あと数ヵ月で64歳になる私は、どう見ても「最高齢層の少数派」。
女性も多かったな。さすがに2割には届かなかったが、15%程度はいたように思う。

中央の最後列席に座って、受講者ひとりひとりを観察して、どんなキャリア(職業)なのか観察・分析してみたのだが、バラツキが多い印象で、明確な傾向はイメージできなかった。
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講義はどれも新鮮で、とても勉強になった。

自分の仕事とは無関係な領域の新たな知識を吸収するのって、本当に楽しいね!
何歳になっても「学び続ける事」の大切さを実感した。
若い方達の学習意欲は旺盛で、休憩時間や実技講習の間に、積極的に猟友会の講師の方に質問する姿勢に感心したな。


実技講習の際には、講師の先生の罠の仕掛け方をほとんどの受講者がスマホで動画撮影するんだよね。
勿論、私もしたのだが、これが復習の際に重宝するんだよね~
世の中、「本当に便利な時代」になったと改めて感じたな。
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結局、わな猟試験の実技講習は、午後3時半過ぎには修了。
また汽車道を歩いて桜木町駅へ戻ろうと歩いていたら、目の前に「ゴンドラ」が空中を往来しているのを発見。

ヒエ~、何なのこれ?
すぐに、うるちゃんで検索したら、2021年の4月から運行開始した「YOKOHAMA AIR CABIN」であった。
横浜には興味なかったので知らなかったな…
利用料金は片道1,000円。折角、横浜まで来たんだから楽しまなくっちゃね!


ゴンドラから見下ろす「みなとみらい」のビューは壮観だった。

確かに活気があって、利便性が抜群の街なのだろう。
でもね、東京の屋形船からウォーターフロントの高層ビル街を眺めた時と同様、私の「皮膚」が違和感を感じて、この場所は、私が暮らしたり、働くべき場所ではないとしっかりと伝えてくれるのだ。
最近「皮膚感覚」が何よりも大切だと思えるようになってきた。
これが「直感」というものなのだろう!
— One Life, Live It !