八ヶ岳GW「中央構造線に遊ぶ! 学ぶ!」

八ヶ岳で過ごすGW2日目。

昨日の鉢巻道路を走行する自動車の数から判断する限り、前半よりは明らかに人出が多そうだ。

敷地内に籠もって人混みを避けようかと思ったのだが、折角「奇襲出社」をしたのだから「勿体ない」なという気もしてきた。

「そうだ、人混みがなさそうな穴場スポットを楽しめばいいんだよね。」というアイデアが閃いた。

となると、前々から訪れたかった「あのスポット」しかないね。

テーマは「中央構造線に遊ぶ! 学ぶ!」である。
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「あのスポット」とは、中央構造線上に位置する「ゼロ磁場」、そう『分杭峠』である。

昨年から、「分杭気の里ライン」なる定期路線バスが運行。

バス乗り場である「戸台パーク」を午前9時始発に乗車できるように、八ヶ岳オフィスを午前7時過ぎにおとちゃんで発って、ドライブスタート。

9時半過ぎには、分杭峠の「氣場」の雰囲気に浸った。

分杭峠には2024年から定期路線バスが運行開始。バス乗り場の戸台パークから30分弱で分杭峠に到着。
分杭峠の「気場」に向かって100m強、山道を下って歩いた。
さあ、気場に到着。
「気場」には木製のベンチが急斜面に階段状に配されていて、見学者はそこに腰掛けて、ただひたすらに気のパワーに浸るのだそうだ。

「分杭峠」は、日本有数のパワースポットであるらしい。

まあでも、私的には、大滝神社の湧水や磐座、神供石の方がはるかにパワーを感じるな….
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その後は、大鹿村へと向かって、中央構造線博物館を見学。

大鹿村中央構造線博物館は「中央構造線」について学ぶには最高の場所である。
ジオラマで上下を分断するのが「中央構造線」である。今日は分杭峠から大鹿村の中央構造線博物館まで、中央構造線に沿ってのドライブとなった。
中央構造線博物館の電子基準点も記念撮影。

道の駅『歌舞伎の里大鹿』でランチを味わい、続いて、大西公園で「三六災害」犠牲者の慰霊碑にお参りした。

大鹿村の道の駅「歌舞伎の里 大鹿」でランチをする事にした。
美しい新緑を眺めながら、社主さまとテラス席でランチを味わった。

大西山の大崩落跡を見学するのは2回目だが、自然の力を前に、人間がいかに無力であるかを痛感したな…

三六災害の際の大西山の崩落跡は、思わず息を飲むような光景である。
どの角度から眺めても、大崩落の凄まじさを実感する。
大西山の大崩落による犠牲者は42名。大西観世音菩薩像が大西山の崩壊地を背に、大鹿村を見守っている。
大西公園から眺める景色は絶景だった。

次なる目的地は、今年初のダム訪問で「小渋ダム」へ。

小渋ダムは堤体の薄さが特徴の美しいダムだった。
小渋ダムのダム湖は「小渋湖」。私と社主さまが訪れた際の堤体の見学者は、私達を含めてたったの4名だった。

勿論、道の駅巡りもしっかりと楽しんだ。

オフィスに戻ったのは午後4時過ぎ。

約9時間のドライブで、思いっ切り「新緑の森」を満喫した。

今日は山間走行が中心のドライブ。おとちゃん(OVERTRAIL)の本領が発揮された1日だった。

どこも「人混み」とは、ほぼ無縁。

八ヶ岳のGW、スマートな楽しみ方だったな…

—- One Life, Live It !