旅行9日目のこの日は、私的には最も重要な1日、そう待望の「サグラダ・ファミリア」探訪が朝から予定されていた。
元々、私は絵画・建築の類には、あまり興味はない。
だが「サグラダ・ファミリア」は別格だった。
サグラダ・ファミリアに惹かれた切っ掛けは、2019年1月にNHKスペシャルが放送した「サグラダ・ファミリア 天才ガウディの謎に挑む」。
この番組が、兎に角、面白かったのだ。
その年の4月には、結婚35周年記念のロサンゼルス旅行の予定が既に入っていたのだが、次の社主さまとの海外旅行は、サグラダ・ファミリアのあるバルセロナを是非、訪れてみたいと思った。
NHKスペシャルは、コロナ禍渦中の2022年6月にも「サグラダ・ファミリア〜輝く星の塔 マリアの祈り〜」を放映。
そして、東京国立近代美術館が「ガウディとサグラダ・ファミリア展」を開催したのが2023年6月から9月であった。
私が東京講演の隙間時間を使って訪れたのは言うまでもない。
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今回の旅では、基本的には「縄文土偶探訪記のような事前の知識インプットは極力避ける」事を徹底したのだが、ガウディー作品、特に、サグラダ・ファイミアに関してはまったく別。
既に、知識は十二分に蓄積できており、あとは実物との対面のみという状況であった。
混雑した中での見学は避けたかったので、当然ながら、朝イチ(午前9時)の見学枠を予約。
オプションである「2つの塔」の見学については、迷った上で「受難のファサード」を選択した。
「塔(タワー)」の見学については、悪天候(雨や強風)の場合は中止になるとの事なので、この日程、晴天を祈ったことはなかった。
結果は… 早朝から、雲ひとつ無い八ヶ岳ブルーならぬ「バルセロナ・ブルー」の空が広がる快晴。

まっ、私の場合、いつもこんな感じなんだけどね!
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以下、サグラダファミリアの魔方陣にちなんだ「33景」。
何しろ、ここだけで200枚以上の動画と写真を撮影したんだよね!↓
YouTube動画とかでは、サグラダ・ファミリアの外観の壮観さのみを紹介するものが意外と多い。
だが、ガウディー建築、中でも特に、サグラダ・ファミリアは、内部もしっかりと見学・鑑賞しないと、その素晴らしさは理解できないと私は思ったね!
内部や塔の中を歩いていると、私は「生物多様性に富んだ森林の中」を彷徨っているような感覚を覚えたな….
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2時間程、サグラダ・ファミリアの内外をじっくりと堪能した後は、いつものようにバルセロナの街歩きを楽しんだ。
世界遺産「サン・パウ病院」、「ボケリア市場」、ガウディー作品「カサ・グエル(グエル邸)」と言った有名スポットも含んでいたのだけれど、サグラダ・ファミリアのインパクトがあまりにも凄くて、印象が霞んでしまった。



バルセロナを観光する際には、サグラダ・ファミリアをどのタイミングで訪れるかが、結構重要なポイントだと思うね。
この日ホテルに戻ったのは、いつもより早く午後4時半過ぎだった。
この日の歩行数は17,835歩と前日より26%増加。
日々、テニスで鍛えている社主さまは何ともないようだったが、ウォーキング主体派の私は、さすがに「歩き疲れ感」が漂い始めて来た。
— One Life, Live It !