今日は、「狩猟免許 わな猟」の試験日。
先週金曜日に神奈川県猟友会主催の事前講習(https://triglav-research.com/?p=55407)を受けた後は、一昨日までは特に準備はしなかった。
昨日は、他の予定を一切入れず、朝から自宅書斎に籠もって、大日本猟友会発行の「例題集」を最初から最後まで通しでガッツリとつぶした。
実技の判別試験は、YouTube動画で2回程練習。
う~ん、これでもう対策は万全だね!
社主さまを指差して「これはヒグマです。 狩猟獣です!」なんて繰り返していたら、しつこいと叱られた。
今朝は5時前に起床して(いつもと同じだが)、市販テキストの模擬試験を3回解いた。
内、2回は満点、1回は30問中1問が×。
合格ラインは7割なので、まったく問題なし。
さあ、あとは「合格」するだけだね (^_^)v
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試験会場は「小田原合同庁舎」。9時35分集合の9時50分試験開始だ。
最寄りの新百合ヶ丘駅から小田原駅は、小田急線で直通だが約70分を要する。
チッ、小田原って遠いな。
駅から試験会場までは、Googleマップによると徒歩でさらに約20分。
初めて行く場所なので、やや余裕をもって、新百合ヶ丘発7時39分発の小田原行き急行に乗車することにした。
社主さまに駅までギアちゃんで送ってもらう際に、何故か彼女がわざわざ小田急線の運行状況を確認していた。
そんな事なんて、いつもはしないのにどうしたのかな?
ちょっと気になったが「大丈夫、今のところは通常運行のようね!」と言ったので安心して駅に向かった。
だが、約1時間後に、社主さま(家内)の「危機察知能力」の高さを改めて思い知らされる事になる。
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その後は、予定通りに行動。
さすがに座れはしなかったが、通勤・通学の時間帯でも上り線のような混雑はなく、まあそこそこ快適だった。
電車の中では、YouTubeの「わな猟対策動画」を視聴して、試験対策の総仕上げをした。
異変が生じたのは「秦野駅」であった。

停車と同時に車内アナウンスがあり、線路に倒木があったため、秦野から先は運休で、復旧の見通しは不明とのこと。
オイオイ、大切な試験日に困ったもんだね
時計を見たら8時25分。試験開始は9時50分だが、30分以内の遅刻は認めて貰える。
要は、10時20分までに受験手続を終えればよいので、まだ時間は2時間弱とタップリとあった。
即座に、このまま秦野駅で運転再開を待つ事に決めた。
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ところが、運転再開の見通しがいつまで待ってもアナウンスされない。
9時過ぎになって漸く、待望のアナウンスがあった。
「運転再開は10時30分頃の見通しです…」

あちゃ~、「待ちの戦術」が裏目に出ちゃったね!
小田原への代替交通手段を駅員さんに尋ねると、JRでの代替輸送の所要時間は約90分。

他にバスとJRを乗り継ぐ方法があるが、バスの待ち時間抜きでも、1時間以上は要するとのこと。
どちらも「30分遅刻受験」にすら間に合わないので、当然、却下。
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もうタクシーしかないと判断した。
順調に行けば40分程で試験会場に着くとのことなので「30分遅刻受験」には十分間に合いそうだった。
だが、2カ所あるタクシー乗り場は、既に長蛇の列。
行列が短い方の乗り場を選んで待つ事約30分。時刻は9時45分を過ぎた。

30分間の待ち時間の間、タクシーはたったの2台しか来なかったし、私の前には15名程のタクシー待ち客がいた。
この時点で、10時20分までの「30分遅刻受験」の望みも潰えた。
何事も諦めが肝心。「狩猟試験受験からの撤退」を決めた。
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念のため、試験会場に連絡して、試験時間の変更等の「特別措置」の有無を確認。
幸い、それまで2回電話をしても話し中だったのがスンナリと通じた。
すると、受験時間の変更措置等は無いとの事。そりゃそうだろうな…
だが、小田急線の運休で試験時間に間に合わない受験者が多数出ているため、受験料の払い戻しか、9月2日の2025年度第3回試験への優先振替の特別措置があるという。
9月2日なら、あと2ヵ月強である。
「まッ、そっちでイイか…」と思って第3回試験への振替受験を申し込んだ。
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自宅に戻ったのは10時半過ぎ。
私の貴重な時間を3時間近くも無駄にしてしまった。
昼前にニュースを見たら、今日の小田急線の倒木による運休の動画が流れていた。

結局、運転再開は午前11時前になったらしい。
たかだか「倒木」の処理で4時間近い運休かよ。情けないよな…
さらに倒木の状況をみて呆れた。線路周辺の安全環境整備が十分じゃ無いんだな。
最近、我が国の国力の低下を実感する事が多い。
私的には、その象徴のひとつが、新幹線や小田急線で相次ぐトラブルだ。
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それに、よく考えたら、今回、わな猟試験に合格して、9月には「第二種銃猟(エアライフル)試験」を受験するつもりだったのだ。
あ~あ、計画が狂っちゃったな。
これは、猟銃試験はやめて、APS(エアガン精密射撃競技)に徹しなさいという啓示なのだろうか?
鬱憤を晴らすかのように、午後は自宅でAPSのピストル銃の射撃訓練を楽しんだ。

そっか、APSのライフル銃の方を楽しむという新たな選択肢もあるね!
競技用公式銃って「売り切れ」状態が続いていたけど、販売再開しているのかな?

あっ、在庫ありだ。どうしよう…
長い人生、こんな日もある、事もある。
— One Life, Live It !