我が聖地「井戸尻」にも「春の気配」が…

人間誰しも、お気に入りの場所や施設等がいくつかあるだろう。

そんな場所の呼び方は、人によって様々であろうが、私の場合は「聖地」という言葉が一番しっくり来る。

特に意味は無くともふらっと訪れたくなり、そして訪れると何となく元気になれる。

そういった意味では「パワースポット」でもある。
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東京であれば、これはもうダントツで大手町の「将門さまの首塚」だ。

八ヶ岳であれば「井戸尻」「尖石」それに「大滝神社&神供石」が私的「三大聖地」だ。

この3ヶ所合わせると、ここ数年は年間20回以上は訪れていると思う。

要は「純粋に大好きな場所」なのである。
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昨日の午後、「道の駅 信州蔦木宿」でちょっと買い物があったので、帰路、いつものように「井戸尻」にふらっと立ち寄った。

昨日も、あの広大で開放的な空間が「完全に私の貸し切り状態」

30分程、ノンビリと史跡公園内を歩き回ったのだが、本当に「幸福な時間」だったな…

我が「聖地」を訪れると、「身体」、特に「皮膚」が喜びを感じているように思える。

そして頭の中には「神々のおはします地」という言葉が浮かぶのである。
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以下、「この時期の井戸尻 10景」

まずは「The 井戸尻」と言い得るビュー。この時期の水車は回っていない。
井戸尻の梅は三分咲きといった感じだろうか?開花が始まったタイミングで2回の大雪が降って、開花が足踏みをしたように思える。
復元住居前の広大な広場。野芝には緑色が目立ち始めていた。ゴチャゴチャしない開放感が最高だね!
縄文復元住居の脇の土は、雪解けでふかふか。心地良い感触だった。
周辺を広葉樹や実のなる木に囲まれた復元住居脇の「縄文の庭」スペース。私の庭作りのひとつの理想の姿なのである。
ここは秋になると「高嶺ルビー」が美しい畑のスペースだ。
井戸尻の魅力は、富士山、南アルプスの山々、そして八ヶ岳が遠望できることだ。残念ながら、昨日の富士山はかなり霞んで見えた。
甲斐駒ヶ岳はいつ見ても凜々しいね!
そして、勿論、八ヶ岳もバッチリさ!
蓮畑脇の土手に残った雪が、冬の残滓を感じさせたね。

この時期は、まだ野草の開花は始まっていないだろうと予想していたのだが「ホトケノザ」の群生スペースを見つけた。

野草の花はまだ咲いていないと思ったのだが「ホトケノザ」の群生スペースを発見。

そして、蓮畑脇の水路の流れには「躍動感」が…

我が聖地「井戸尻」の至るところで「春の気配」が漂い始めていた。

— One Life, Live It !