【三十三番土偶札所巡り】

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土偶さんは『祈りの対象』そして『導き手』

2019年11月23日に約6年に亘った【縄文土偶探訪記】に終止符を打った。その後は、井戸尻、尖石など、「八ヶ岳オフィス」に近い考古資料館をふらっと訪れる程度。土偶さんとはほぼ無縁の生活を送ってきた。

そして、COVID-19パンデミックが発生。我が国では、新型コロナと表現される事が多いが、ウィルスの正式名称はSARS-CoV-2。仮にこのウィルスに対する治療薬やワクチンが開発されたとしても、いつまた次なる新型感染症が人類に襲いかかってくるか予断を許さない時代が到来したのである。

これは地震や台風といった自然災害も同様であり「50年に一度・100年に一度」という形容詞が付くような大規模自然災害が毎年のように起こる時代に既に突入している。

個人的にはここ数年「地球が苦しんで発熱している。そして好き放題する人類に対して怒っている。」と感じる事が増えてきた。今回のCOVID-19パンデミックは「驕る人類」に対する地球からの『最後通牒』であるように思えるのは、私だけではないだろう。

COVID-19という、所謂、Big Pushに対して、個人として如何に対応すべきかを常に考えながら、八ヶ岳オフィスを拠点に、不本意ではあるが「守りの第1期山籠もり生活」を送った。

面白いもので、5月下旬頃から周囲の人達やマスコミの報道等を観察していると、人間が「2つのタイプ」に分かれて行くのが見えるようになった。

「早く元の世界(社会)に戻る事」をただ願うだけの多数派と「もう世界は変わってしまった事」を前提に自身も変わろう(前進しよう)とする少数派にである。イメージとしては前者が8割弱、後者が2割強だろうか?

後者のトップランナーになる程の才は私には無いし、そんな「しんどい事」は性に合わない。結局、この(常に前向きな)少数派の人達の行動を冷静に分析し、遅れないように付いていく事が「楽そうだし合理的」であると判断した。

とは言いながら「何かを大きく変えるため」にはそれなりの移行期間も必要だし、覚悟や切っ掛けも必要となる。さて、どう具体的アクションを起こすそうか…  そんな事を考えながら「変わるための第2期山籠もり生活」をスタートさせた。

5月29日の朝、出勤のため愛車D4で中央道を走行中、何故か無性に「土偶さん」に会いたくなった。今年に入って最後の土偶さんとのご対面は、1月22日の「山梨県立考古博物館」だったので、実に4ヵ月以上のブランクがあった。

改装工事中の「釈迦堂遺跡博物館」がそろそろ開館する頃かなと思い釈迦堂PAへ立ち寄ったが、リニューアルオープンは6月21日と判明。だが、土偶さんに会いたい思いは何故か断ちがたく、結局、5月22日から展示再開していた「山梨県立考古博物館」を訪れる事にした。

そこで偶然に「三十三番土偶札所巡り」なる企画が始まったばかりである事を知った。「よし、これを新しい時代に対応するための切っ掛け(儀式)にしよう!」と即座に決定。専用のご朱印帳を購入し、新たな「土偶さん探訪の旅」がスタートしたのである。

出勤途中にそのまま「梅之木遺跡」と「北杜市考古資料館」を訪問し、初日で5つの札所を回りご朱印をゲット。何事も無軌道にチンタラやるのは大嫌いなので、三十三番土偶札所巡りは「綿密な計画に基づいた短期決戦」を断行。

結局、5月29日の「開白」から6月24日の「結願」まで、27日間ですべての三十三番土偶札所巡りを終える事が出来た\^^/  さあ、これで、With COVID-19時代をさらに前進するぞ!

以下に、『八ヶ岳稿房』で私が綴った三十三番土偶札所巡りの旅のLinkを表示する事にした。【縄文土偶探訪記】は探訪日順で表示したが、三十三番土偶札所巡りについては「札所番号順」とし、特別編として「坂井考古館」を加えた。

今回の旅で強く実感した事が2つある。

第1は「土偶さんは、1万年以上もの長きに亘って続いた縄文時代において、様々な時代の多様な人々の『祈りの対象』であったのは間違いない」という事だ。まったくの「無宗教派」である私が、何故か行く先々で札所の土偶さんや土器に思わず手を合わせてしまった。これはごく自然な無意識とも言える行為であり、おそらく縄文人を祖先とする日本人(私)のDNAがなせるものだろう。

第2は「土偶さんは『導き手』でもある」という実感だ。そもそも、【縄文土偶探訪記】の切っ掛けとなった国宝土偶「かっくうちゃん」との出会いもまったくの偶然だった(https://triglav-research.com/?page_id=6868)。当時は、オフィスのログハウスのセルフビルド後半戦。心身共に疲れ切っていた私の「小災厄期」脱出を導いてくれたのが「かっくうちゃん」だったのである。

土偶さんは、その後も、ほとんど夢を見ない私の夢枕に何回か現れた。後から振り返ってみると、まるでサインポスト(道標)であるかのように、節目節目で私を導いてくれたのである。そして、今回の「お導き」がこれまで以上に重要なものとなるのは間違いないだろう。

最後になるが「三十三番土偶札所巡り」と「縄文土偶探訪記」が、八ヶ岳縄文王国が築き上げた縄文文化の素晴らしさをお伝えする一助となれば幸いである!

1番札所「いっちゃん」/ 山梨県立考古博物館 / 巡礼日 2020年5月29日 / https://triglav-research.com/?p=27891
2番札所「のんさん」/ 1番「いっちゃん」に同じ
3番札所「みさかっぱ」/ 春日居郷土館 / 巡礼日 2020年6月14日 / https://triglav-research.com/?p=28358
4番札所「やっほー」/ 3番「みさかっぱ」に同じ
5番札所「しゃかちゃん」/ 釈迦堂遺跡博物館 / 巡礼日 2020年6月21日 / https://triglav-research.com/?p=28389
6番札所「しゃっこちゃん」/ 5番「しゃかちゃん」に同じ
7番札所「出産土偶」/ 5番「しゃかちゃん」に同じ
8番札所「子宝の女神 ラヴィ」 / 南アルプス市「ふるさと文化伝承館」/ 巡礼日 2020年6月7日 / https://triglav-research.com/?p=28289
9番札所「人体紋様付有孔鍔付土器」/ 8番「子宝の女神 ラヴィ」に同じ
10番札所「ミス いしのつぼ」/ 韮崎市民俗資料館 / 巡礼日 2020年6月7日 / https://triglav-research.com/?p=28220
11番札所「縄文の仮面小町 ウーラ」/ 10番「ミス いしのつぼ」に同じ
12番札所「坂井遺跡の顔面把手」/ 韮崎市「ふるさと偉人資料館」 / 巡礼日 2020年6月7日 / https://triglav-research.com/?p=28273
13番札所「ちびーなす」/ 北杜市考古資料館 / 巡礼日 2020年5月29日 / https://triglav-research.com/?p=27936
14番札所「石堂地母神」/ 13番「ちびーなす」に同じ
15番札所「遍照精霊土器」/ 梅之木遺跡 / 巡礼日 2020年5月29日 / https://triglav-research.com/?p=27915
16番札所「壺を持つ妊婦土偶」/ 市立岡谷美術考古館 / 巡礼日 2020年6月5日 / https://triglav-research.com/?p=28147
17番札所「超小型土偶」/ 17番「超小型土偶」に同じ
18番札所「台御堂遺跡 土偶」/ 諏訪市博物館/ 巡礼日 2020年6月5日 / https://triglav-research.com/?p=28166
19番札所「荒神山遺跡 土偶」/ 18番「台御堂遺跡 土偶」に同じ
20番札所「穴場遺跡 土偶」/ 18番「台御堂遺跡 土偶」に同じ
21番札所「国宝 縄文のビーナス」/ 尖石縄文考古館 / 巡礼日 2020年6月2日 / https://triglav-research.com/?p=28001
22番札所「国宝 仮面の女神」/ 21番「国宝 縄文のビーナス」に同じ
23番札所「おやゆび姫」/ 21番「国宝 縄文のビーナス」に同じ
24番札所「仮面装飾香炉形土器/ 川上村文化センター / 巡礼日 2020年6月11日 / https://triglav-research.com/?p=28309

25番札所「大深山遺跡出土顔面把手」/ 25番「大深山遺跡出土顔面把手」に同じ
26番札所「明神原の土偶」/ 長和町「原始・古代ロマン体験館」/ 巡礼日 2020年6月5日 / https://triglav-research.com/?p=28106
27番札所「中道の香炉形土器」/ 26番「明神原の土偶」に同じ
28番札所「始祖女神像」/ 井戸尻考古館 / 巡礼日 2020年6月2日 / https://triglav-research.com/?p=28040
29番 札所「巳を戴く神子」/ 28番「始祖女神像」に同じ
30番札所 「恩膳 さんころん」/ 八ヶ岳美術館 / 巡礼日 2020年6月2日 / https://triglav-research.com/?p=28017
31番 札所「火の神 フゥーちゃん」/ 30番 「恩膳 さんころん」に同じ
32番札所「後呂遺跡の人面装飾付深鉢形土器」/ 藤村記念館 / 巡礼日 2020年6月24日 / https://triglav-research.com/?p=28445
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番札所「殿村遺跡 人体紋付壺」/ 星ヶ塔ミュージアム 矢の根や / 巡礼日 2020年6月5日 / https://triglav-research.com/?p=28127
【特別編】坂井考古館 / 探訪日 2020年6月13日 / https://triglav-research.com/?p=28334