「欧州役員慰安&視察旅行 2025」11日目—グエル公園とカタルーニャ美術館 探訪日

欧州役員慰安&視察旅行も11日目、残すところ3分の1となった。

私的には、今回の旅行の最大の目的であった「ガウディー建築」の内、サグラダ・ファミリア、カサ・バトリョ、カサ・ミラを既に、じっくりと見学・鑑賞。

さらには、カサ・グエルも外観のみの見学ではあったが、訪れる事が出来て大満足。

この日は、カサ・グエル(グエル邸)のオーナーであった実業家のグエル氏とガウディーによる「未完の住宅(別荘)地」であり、現在は、世界遺産でガウディーの代表作のひとつとされる「グエル公園」探訪の予定が入っていた。

予約時間は、勿論、朝イチ指定(ここは9時30分)である。

すっかり慣れた地下鉄を乗り継いで、途中、公園手前で長~いエスカレーターに乗ってグエル公園のエントランスに到着したのは、9時15分であった。

グエル公園のエントランスまでは、こんな感じの急階段が延々と続く。今回の旅のコンセプトは「街歩き」だが、さすがに上りはエスカレーターを使った。
グエル公園は、エントランスからワクワク感が漂ってきた。

グエル公園というのは「不思議な空間」だった。

色とりどりのタイルやまるでエイリアンの巣窟であるかのような石の回廊等、一見すると「奇抜」に見える様々な造形物が、何故か周辺の自然に溶け込んでいて妙にホッとするんだよね。

2時間近く公園内を散策したのだけれど、まったく飽きる事はなかった。

これが「ガウディー・マジック」なんだろうな!

以下、「グエル公園 15景」

————
グエル公園散策後は、ランチを楽しんで、その後、モンジュイックの丘にある「カタルーニャ美術館」を目指した。

今回の旅で、訪問先について、唯一、迷ったのがこの日の午後だった。

元々の訪問候補は「ピカソ美術館」や「カサ・グエル」の内部見学等だった。

だが、ピカソ美術館が写真撮影可なのか不可なのか、ネット上の情報が錯綜していてよくわからなかった。

これに対して、第2候補であった「カタルーニャ美術館」は写真撮影可(フラッシュ禁止)。

しかも、最も有名な収蔵品のひとつである「全能のキリスト(壁画)」の雰囲気が、私が敬愛する「大泉 洋」先生に何となく似ている気がして親近感を覚えた。

そんなわけで、結局、カタルーニャ美術館を訪問先に選んだのであった。

様々な交通手段があったのだが、私達が選んだのは、地下鉄とケーブルカー「フニクラ」。

フニクラの乗車を結構楽しみにしていたのだけど、今回の旅では一番の肩透かし(期待外れ)だったね。
————

カタルーニャ美術館の建物は「威風堂々」という言葉がピッタリ。

カタルーニャ美術館は「威風堂々」という言葉がピッタリ似合うね!

収蔵コレクションの数はとっても多くて、ここでも約2時間、見学・鑑賞した。

わかったことは、どうも私は「絵画鑑賞」には不向きであること。

「好き・嫌い」は、はっきりわかるのだけど、他の作品と別格扱い(説明が多い、展示スペースが凝っている等)になっているような作品を見ても、その良さがサッパリわからないんだよね!

これに対して「国宝・重文級の縄文土器や土偶」や「ガウディー作品」は、もう「溜まらなく好きだな~(イイな~)」て感情が湧き上がってくるのだ。

以下、「カタルーニャ美術館 15景」↓

実は、ピカソ美術館よりもカタルーニャ美術館の見学を選んで正解だったと確信できたのは、美術館見学後であった。

カタルーニャ美術館前の広場から見下ろすバルセロナの街の景色が素晴らしかったのだ。

カタルーニャ美術館の見学を終えて、エントランス前の広場に立つとバルセロナの街が一望できた。素晴らしい景色だったな…
延々と続く急階段を歩いて降りると、4本の柱がハッキリと見えてきた。
これも有名な建造物かと思ったのだが、2011年に作られたレプリカだそうだ…残念ながら、この日は柱の背後にある噴水を見ることは出来なかった。

地下鉄の駅(Espanya)まで下りの階段をノンビリと歩くのは楽しかったな…

噴水脇まで下りて、カタルーニャ美術館を見上げた。ピカソ美術館ではなく、こちらを選んで正解だったね!
地下鉄駅の近くには、元闘牛場のショッピングモール「ラス・アレナス」があった。興味がなかったので立ち寄らなかった。

あれっ、なんか右足の裏に違和感があるな??

そう感じたのが、この時だった。

————

地下鉄を乗り継いでホテルに戻ったのが、午後6時前。

う~ん、今日も間違いなく、よく歩いたな。この日の歩数はなんと22,367歩。

トレド周遊日に次ぐ、20,000歩超えであった。

気になったので靴下を脱いで右足の違和感を確認。

すると右足の親指の付け根辺りに、直径3cm程度の「靴擦れによる水膨れ」が出来ていた。

こりゃ~、どう考えても歩き過ぎだよ~😭

— One Life, Live It !