昨日から「第2期決算分析山籠もり期間」をスタート。4週間に亘った「第1期」は対COVID-19防疫自粛生活の色彩が強く、情けないが「守り」に徹したものだった。
だが、政府の緊急事態宣言が解除された「第2期」は、SARS-CoV-2に対して「反転攻勢」に出るために、色々な意味で「動く」必要がある。勿論、地理的な意味での移動がメインではなく、まずは、頭と心をアクティブな状態に戻すことを意味する。
そのためにも、何か切っ掛けが欲しいなと考えながら、八ヶ岳オフィスに出社した。
—————–
途中、久し振りに土偶さんに会いたくなった。個人的には、各地の考古資料館は「三密とは無縁」と言えるような場所ばかりなので、自粛休業の必要性など皆無と思えるのだが、緊急事態宣言中は、まあ見事に「休業」ばかり。
元々、改装工事中であった「釈迦堂遺跡博物館」は、そろそろ新装開館の時期かと思い、出勤途中に「釈迦堂PA」に立ち寄ってみた。だが、案内板には「6月21日午後1時からリニューアルオープン」と表示があった。
ちぇっ、 随分と先だな… まあ仕方ない。どこかオープンしている「文化的活動の維持に対して気概のある考古博物館」はないだろうかとPAでGalaxy Note 9で検索。
すると「山梨県立考古博物館」が5月22日から展示再開していることが判明。立派な対応だな。よし「いっちゃん」にご挨拶に行こう!と決めた。
中央道下りの甲府南インターを降りて右折すれば、山梨県立考古博物館はもうすぐ左手にある。広大な駐車場にD4を駐車して博物館に向かう。
するとエントランス前に見慣れぬテントがあり、職員さんが1名いらっしゃった。ここでしっかりと手を消毒した上で、チェックシートに記入し、氏名、電話番号、住所(都道府県・市町村)を記入する(https://www.pref.yamanashi.jp/kouko-hak/infomation/condition-check.html)。用意周到な対応に再度感心。
ただ単に休業を続けるのは、所詮は「守り」だ。新しいやり方で工夫しながら開業するのは「攻め」。好きだな、こういう心意気!
受付を済ませる前に、ミュージアムショップ周辺をサラッと眺めると、見慣れぬポスターがあり「33番土偶札所巡りをはじめよう」という文字が目に入った。えっ、何なんだこれ??
すぐにパンフレット展示コーナーに移動して、それらしきチラシを手に取る。いつから始まった企画は不明だが、専用のご朱印帳を発売し、山梨や長野の考古博物館を巡って、ご朱印を集めるイベントのようだった。
山梨県立考古博物館も札所のひとつであり、ご朱印帳の販売場所であることが判明。こりゃ、面白い企画だぞ! 「動き始める切っ掛け」として「土偶さん札所巡り」をスタートさせることを即座に決定。
受付で220円の入館料を支払った後、早速、ご朱印帳(1,980円税込み)を購入した。
「いつから始まった企画ですか?」と質問すると「当館は展示再開日(5月22日)からです。」という答えが返ってきた。ああ、まだ始まったばかりのイベントなんだな…
ご朱印をお願いして、「いっちゃん」他、お馴染みの土偶さん達にご挨拶を開始。
やっぱり土偶さんは理屈抜きに好きだ。私にとってのパワーアイテムは「土偶さんと巨樹・巨木、それに美しい文房具だな!」と再認識。
約20分程、館内を見学したが、この間、入館者は私1人の「完全貸し切り状態」であった。
受付でご朱印帳を受け取り、駐車場に戻ってD4車内でじっくりとご朱印帳を眺めた。ここで初めて、山梨県立考古博物館の「いっちゃん」が1番、「のんさん」が2番であることが判明。
そんな事は、チラシにもポスターにも記載されていないのだが、偶然ながら、1番と2番から土偶さん札所巡りをスタートさせることが出来たのだ。これは、見事な位に幸先が良いぞ!!
COVID-19パンデミック第2波に備えて「変わる(一人一人が New normalを確立)」ための猶予期間は2ヵ月、長くても3ヵ月と予想している。この猶予期間中に、33番土偶札所巡りをしっかりと終わらせて、少なくとも「心の免疫力」だけは高めておこうと決めた!