昨日は、ウェザーニュースを観ると、どこも「北海道で史上初の40℃超えか?」なんて信じられない事を報じていた。
実際に40℃を超えたかどうかは確認していないが、それに迫ったのは間違いないのだろう。
26年前に八ヶ岳本宅を購入する際に、富士見高原の気象関連情報を徹底的にリサーチしたのは言うまでもない。
当時、最も年間気温が似たような状況にあった都市は「札幌」であった。
標高1,300mという「高さ効果」が、北海道と同じような気温の変化をもたらすのである。
「車で2時間で、夏場は北海道気分か。うん、悪くないね!」
堀辰雄の小説「風立ちぬ」の舞台となったこの地に、第二の拠点を設けた理由のひとつであった。
だが、この26年間で「地球灼熱化」が進んだ。
地球が高熱を発して苦しむ(怒るかな?)姿に接するのは、この星の住人としていたたまれない。
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サマータイム期間中の私は、今朝も5時少し前に目覚めた。
オフィスのデスクトップPCの上に掛けた温湿度計をチェック。

室温は22.8℃で、湿度は44%。何事もサラッと系が好きな私には、心地良い室温と湿度であった。
ちなみにエアコンは、本宅にもオフィスにも設置していない。
私は「エアコンを設置したら、そこはもう避暑地とは呼べない」という固い信念を有しているので、将来的にも設置することはないだろう。
それだけ、ログハウス(樹木)の持つ優れた調温調湿効果を、信頼しているのだ。
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そう言えば、昨日は、さすがに富士見高原も暑かったな…
オフィスウッドデッキに設置してある温湿度モニターをチェックしたら、12時49分に29.9℃の最高気温を記録していた。
29.9℃を記録するのは、今年2回目であった。
わずか、0.1℃の違いなのだが、30℃を超えないところに富士見高原の「避暑地としての矜持」を感じた。
今朝の気温は17.4℃まで下がっていたので、オフィス内が快適な状態に保たれていることを再確認。
時間にせよ、気温にせよ、定量的データは精度が高ければ高い程、その価値は高まる。
そして何事においても「節目」は重要なのだ。
富士見高原は、私のそんな性格を理解してくれるんだよね…
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ここ数日、夕方になると雷が鳴り、その後に夕立が降る。
夕立が敷地内の空気を洗い流し終えた頃に、親子連れの鹿が現れる(遊びに来る)。
鹿軍団なんて珍しくもなんともないのだが、この親子(母子)鹿は、私が近付いても逃げる事なく、敷地内の三角地スペースでノンビリと草を食んでいく。
4年前(2021年)の春頃から、今回と同じように母子鹿がよく遊びに来たことがあったのを思い出した。
その後、秋からは、とっても美しい(可愛い)鹿が、私の八ヶ岳滞在中に頻繁に会いに来てくれるようになった。
親離れした子(娘)鹿の方であろうと、私は考えた(信じた)。
大好きな「広瀬すず」ちゃんの名前を一部拝借して、この鹿を「すずかちゃん」と名付けた(https://triglav-research.com/?p=35543)。
この愛らしい鹿との触れ合いは、当時、コロナ禍で殺伐とした雰囲気が漂う中、まるで清涼剤のような効果を有していたのだ。
きっと、あの時の「すずかちゃん」がお母さん鹿になって、また会いに来てくれたんだね!
確認しようはないのだが、なぜか私には「確信」があった。
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昨日の富士見町の日の入りは18時58分。
夕立の後は、いつものように、八ヶ岳ブルーの空が広がっていた。
快晴の日の日の入り10分程前からは、「八ヶ岳からの贈り物」とも言い得る素晴らしい光景(マジックアワー)が楽しめるのだ。
昨日は、18時51分にメインウッドデッキに出て、その光景を待つ事にした。
地平に沈まんとする夕陽が、まずは財産区林の木々を美しく照らした。

そして、日の入りの直前の夕陽が敷地内を優しい光で包み込む。


ああっ、夕陽も神さまだね!
— One Life, Live It !
