八ヶ岳滞在6日目、そしてGW最終日。今日は朝から薄曇り。
GW中は、主に夕方の時間帯に「庭仕事」をしてきたのだが、昨日は、部材切れでやり残しとなっていた作業があった。
幸い、オフィスの地下室に代替できる部材がある事を思い出し、今日は朝から残りの作業をする事にした。
ちょっと格好付けて表現するならば「防衛任務遂行」と言ったところだろうか…
我が八ヶ岳ライフ25年は、害獣、危険動物(昆虫)との「闘いの日々」でもあった。
ちょっと油断したり、舐められたりすると「奇襲攻撃」を喰らう。
GWが終わる頃は、例年、奇襲攻撃を最も警戒せねばならぬ時期なのだ。
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その筆頭が「鹿軍団」による庭木等の食害である。
先日、敷地内の山栗の大木を伐採(https://triglav-research.com/?p=49221)したので、マイルールに従って「伐採した樹の本数以上の広葉樹を植樹」したのは、5月2日であった。
今回は3本。楓姉妹の四女と五女、それにリンゴ「森のかがやき」である。
楓姉妹は、敷地内で自生していた樹高30cm程のモノを鹿の食害から守るために鉢植えにして、オフィスウッドデッキのリハビリスペースで育ててきた。
「森のかがやき」は5年程前に苗木を購入して地植えしたのが、鹿に葉を毟られ続け枯れ死寸前の状況になった。
こちらも鉢植えにして、メインウッドデッキで2年程、リハビリ中だったのである。
鹿軍団は「メイプル(楓)」が兎に角、大好物なのだが、どうやら「果樹系」もお気に入りらしい。
「冬の鹿除け銀マット巻き」だけでは守り切れないので、根元から1m程度の部分まで、園芸用支柱とネットで「個別防御」する必要がある。
これで完全防御できるのは、これまでの経験からわかっていた。
「100均部材」で低コストで防御柵を作り上げるのが私の仕来りであったのだが、資材価格高騰のゆえか、これまで私が好んで使ってきた園芸ネットが、SeriaでもDAISOでも扱いがなくなっていた。
同じようなネットは置いてあるのだが、私の鹿除け防御柵の要求水準を満たさないモノばかり。チッ…
国家が「落ち目」になる時って、こんな感じになるんだな。
「森のかがやき」分についてはストックがあったが、楓姉妹達を守るには足らなかった。
でも、防御柵のために100均以外の部材を使うなんて「小細工の魔術師」の矜持が許さない。
ちょっと思案して、オフィス地下室に端切れ材で残っていたプラスチックネット(かつてブルーベリーさん達の囲いとして使っていた)で代替する事にした。
10時過ぎには積み残し作業が完了。
楓姉妹さん達にかがやきくん、君達も私のお手製の防御柵にまもられて、楓姉妹の長女やシュガーメイプルさんのように大きく育っておくれ。
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作業を終えて、社主さまが仕掛けたスズメバチ殲滅器「ピンク・ネペンテス(https://triglav-research.com/?p=49201)」の様子を見に行った。
ひぇ~、こりゃ「阿鼻叫喚地獄」だな。
2日程前から蜂の活動が活発になったようで、2個設置したピンク・ネペンテスは、正に「入れ食い状態」。
社主さまによる「スズメバチ殲滅戦 2024」の幕開けであった。
八ヶ岳での生物との闘いは「防衛」ばかりではない。
罠を仕掛けて、女王蜂が本格的な巣作りを始める前に「先制攻撃」。
これが過去2年間、驚異の戦果をあげてきたのである。
そして、市販の蜂駆除器よりも、はるかに「ローコスト」である点も凄いのだ。
攻めの妻(社主さま)に守りの夫(私)か…
まあ、無駄なコストを掛けずに、なるべく「有るモノの有効活用」で済ませようとするのは共通しているな。
ピンク・ネペンテスの罠に嵌まり、藻掻き苦しむスズメバチを見る度に私は思うのだ。
我が社(家)の社主さま(家内)には、決して逆らわないぞ…