「女王蜂殲滅戦 2024」スタート ピンク・ネペンテス配備完了!

我が社の非常勤取締役(兼 社主)である家内が、私よりも10日程遅れて、昨日、八ヶ岳オフィスに出社した。

出社が遅れたのは土曜日(13日)に、社主さまと長男のお嫁さんAちゃん、そのお母様Sさんの3人で、東京ディズニーシーを楽しむ「女子会」が企画されていたからだ。

「本当に楽しかったのよ!アレンジしてくれた長男のSにお礼のLINEをしておいてね。」との社命が私に下った。

ふん、そりゃ「行列に並んで待つ」という事が出来ない私と比較すれば、誰と行っても楽しいだろうさ…

あまりにも楽しそうにしていたので、ちょっとムカッ💢 敢えて社命を無視することにした。
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私は、小説やドラマ等で当たり前のように繰り広げられる「姑と息子の嫁」の確執のようなものをちょっと(かなり)楽しみにしていた。

それを私がスマートに仲裁することによって、家族内での「地位向上」を実現しようと目論んでいたのだ。

ケース・スタディー的にいくつかの戦術まで組み立ててあったのだが、見事に徒労に終わった。

3人のお嫁さん達、どう見ても社主さまに懐いているんだよね(友達みたいな感じだな…)。

三男夫婦はスープの冷めないような距離に住んでいるので、普通に行き来している。

長男夫婦も3月末に新百合ヶ丘の自宅に遊びに来たばかりだった上でのディズニーシーだもんね。

「八ヶ岳テニス特訓」のメンバーであった次男の嫁のSちゃんは、現在、赴任先の上海でテニスの猛特訓中。

昨晩も、Sちゃんが送ってきたテニス練習中の動画を社主さまは嬉しそうに何回も繰りかえし見ていた。

一緒にダブルスの試合に出るのが楽しみで仕方ないようだ。

所詮、姑と嫁の確執なんてのは、小説やドラマ用の定番ネタで大袈裟に描かれているという事に、私は今更ながらに気が付いたのである。

こうして、私の「家族内における地位向上シナリオ」は脆くも崩れ去った。

それどころか、お嫁さん達の間では「あの器が小さくて面倒そうな舅(私)を見事にマネージしている」という意味で、社主さまの評価が一段と高まりつつあるようだ。

「世の中は思い通りにはならないな…」と私は呟くしかなかった。
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社主さまは、出社した昨日、「女王蜂殲滅戦 2024」にすぐに着手した。

一昨年、昨年と彼女が設置した対スズメバチ(特に女王蜂)殲滅用のスーパーウェポン「ピンク・ネペンテス」は絶大な効果を発揮した。

昨年などは、私の専管事項であった「蜂の巣駆除」は、アシナガバチを含め皆無。八ヶ岳ライフ24年で初めての事であった。

今年もスーパーウェポン「ピンク・ネペンテス」を舞台にしたジェノサイドが繰り返されるのだろう。昨年の蜂の巣駆除は驚きのゼロ。女王蜂の段階で駆除してしまうのがポイントのようだ。女王蜂を駆除した後は、上の写真のように普通の働きバチも罠に嵌まるのだ。
ピンク・ネペンテスの罠に嵌まったスズメバチは、もの凄い形相で睨み付けてくる。あまり注視したくない光景だ。

昨年は、私も「ピンク・ネペンテス」を真似て3個ほど吊してみたのだが、入ってくるのは蝶(蛾)や小型の蜂ばかりで、スズメバチには見向きもされなかった。

何が違うんだろうな?

もう、スズメバチ殲滅戦は、彼女に委ねる事に決めた。

今年も、我が家の敷地内限定ではあるが「スズメバチ・ジェノサイド」が繰り広げられる事だろう。

昨年、一昨年と大量のスズメバチの女王蜂を誘引したのは、野鳥レストラン「プルミエール」の支柱に吊した「ピンク・ネペンテス」1号機であった。
ピンク・ネペンテス2号機はカリンの木の枝に吊した。

それにしても、ピンク・ネペンテスはブルーの空に良く映えるな…
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これからの時代、私は「(生き残る事が出来た)人間は、好きな事、楽しい事だけして生きて行く」のが基本になるような気がする。

最近になって、それに「得意な事(比較優位な事)」という要素が加わるのだなとわかってきた。

今日も、素晴らしい八ヶ岳ブル-の空が広がっている。

オフィス上空には、今日も素晴らしい八ヶ岳ブルーの空が広がっている。
お庭のフラットスペースの洋芝は、日に日に緑が濃くなってくる。

午前9時前、社主さまは小淵沢へテニスに出掛けて行った。

さあ、私は、好きで楽しい(そして、おそらくは得意な)「調査・分析業務」を始める事にしよう。

きっと、これでイイんだよね!