八ヶ岳の食生活—おデブちゃんの新しい仲間達

子供の頃から何事にも「凝り性」なので、何か新しい事を始める場合には、徹底的な事前調査をする。

その上で「形」から入って行く。

前回、旧トリグラフ流ダイエットを始める際には、体組成や運動量をライフログ的に記録できる様々なグッズ(デジガジェ)をしっかりと揃えてからスタートした。

「記録を残す」というのは、仕事に限らず何事においても極めて重要で、トレンドの変化や異常値を認識する上でとても有用であり、これは様々なリスク管理にも直結する。

2015年夏の旧トリグラフ流ダイエット開始以降のウェアラブル端末の機能進化と価格低下には凄まじいものがあり、健康や運動データ記録用のデジガジェ類は、そのほとんどが3世代或いは4世代目になっている。

最近感動しているのは、Galaxy Watchの機能向上で、時計のボタンに中指と薬指を触れて15秒ほどすると、体重、骨格筋量、体脂肪量、体脂肪率、BMI、体内水分量、BMRの7項目を測定・記録できるようになった事だ。

Galaxy Watchで「体組成」まで計測できるようになった。測定結果が、OMRONの体組成計とほとんど差が無いのが驚きだ。SAMSUNGって凄い技術力だな…

「それが何なの?」と思われるかもしれないが、OMRONの本格的な体組成計と測定値の差がほとんど無いのである。凄いな…

そういう事に妙に感心・感動するだけで、私的には十分に楽しいし、好奇心も満たしてくれる。

「変な人!」と言われたら、理論的に否定する術はないのだが、「喜び」や「楽しみ」の類は人それぞれなのだ。

そもそも、私はアルコールの類は一滴も嗜まないし、ゴルフやグルメを始めとする世のオジさん達の一般的な楽しみにも、まったく興味は無い。

当然ながら「出費」も無い。

傍から見れば「何が楽しみなのかサッパリわからない性格」かもしれないな…

だが、仕事や生活に密着したテクノロジーへの投資は、デジガジェ系を中心に、積極的に行うよう心掛けている。

そして、その「進化」を体感する事が、とっても楽しいし勉強にもなるのだ。

会社を設立して良かった事のひとつは、業務に関連したものであれば、そのような投資が経費処理できるようになった事である。

「健康管理」における工夫は、ウェアラブル端末を筆頭とするハードウェア系ばかりではない。

実は、もっと「ベタな領域」にも、常に新たな取り組みをしている。

ここ数年の大きな変化は「マヌカハニー・黒ニンニク・ヨーグルト」の3点セットを食生活の常連とした事だ。

その「成果」とは必ずしも断言できないが、人間ドックの結果で元々良好であった「免疫力」を示す指標のひとつである「NK細胞活性値」がさらに高まってきた(https://triglav-research.com/?p=29719)。

加えて、長年苦しんでいた「重度の花粉症」を2年連続でまったく発症しなかった(https://triglav-research.com/?p=31109)。まあ、これについては「加齢効果」かもしれないが…

デジガジェ系では絶対に得られないような成果をただの「食材」から得たのである。

そんなわけで、今回「トリグラフ流ダイエット《改》」を始めるに際して、マヌカハニーや黒ニンニクに次ぐ、新たな仲間達を八ヶ岳の食生活に加えてみた。

そのひとつは、既に『八ヶ岳稿房』で書いたが、大好きなスイーツ系(特にチョコレート)をすべてロッテの「ZEROシリーズ」に換えた事だ(https://triglav-research.com/?p=35620)。

ZEROの食べ比べセットは、武骨な白いビニール袋で詰めて送られてくる。チョコレートだけだと飽きるのだが、6種類の商品が入っているので、それなりに楽しめるのだ。

旧 トリグラフ流ダイエットでは「ZEROチョコレート」だけだったのだが、試しに取り寄せた「ZERO食べ比べセット」が大当たり。

在庫切れにならないように Amazonに注文するのが習慣化しつつある。

もうひとつは「八ヶ岳でのお仕事の癒し」であった「みっくちゅじゅーちゅ(https://triglav-research.com/?p=28876)」との決別である。

八ヶ岳の仕事の癒しであったサンガリアの「みっくちゅじゅーちゅ」シリーズとの決別は、私にとって断腸の思いであった。

こちらは、デルモンテの「つぶ野菜」シリーズの「すりおろしりんご mix」「まるごと搾り柑橘 mix」に切り替えた。

ちょうど良い「つぶつぶ感」の上に、予想していたよりも癖がなくて美味しい。

デルモンテの「つぶ野菜」シリーズは、16時間ファスティングにはピッタリだし、美味しいという書き込みがあったので「お試し」無しで、2種類を「箱買い」した。まとめ買いで「退路」を断ったのである。でも予想していた以上に美味しかった!

最初の頃は「みっくちゅじゅ-ちゅ断ち」の禁断症状が出掛けたが、1週間ほどですっかり「つぶ野菜」シリーズに慣れてしまった。

そしてもうひとつの切り札が「生姜(ショウガ)」である。

これは、体温を上げて免疫力をアップさせる効果が大きいと「16時間ファスティング系」の本に書かれていたからだ。

本来ならば生の生姜をすりおろすべきなのだろうが、面倒なので、チューブの生しょうがを買ってきてオフィスのデスクの上に置いてある(違和感が凄い)。

生ショウガのチューブがデスクの上にポツンと置いてあるのは、かなりの違和感がある。だが、マヌカハニーとの相性は意外なほどに良いのである。

紅茶とスープとかを飲む際に適当に絞って入れている。

元々、味覚オンチのためかあまり生姜特有の風味が気にならない。と言うか、むしろ美味しく感じる。

先月還暦を迎えて、従来以上に「健康管理」に前向きに取り組む必要があると感じているので、この「新しい3つの仲間達」とは仲良く付き合っていこうと考えている。

トリグラフ流ダイエット《改》のスタートに伴って新たに仲間に加わった「八ヶ岳食生活」のお友達の顔ぶれ。なんか「緩~い感じ」かな?

偉そうな事を書いてはみたが、こうして新しい仲間達を並べてみると、見事な位に「緩~い感じ」が漂っている。

そりゃそうだ。基本的には「楽して体重を落とす」事しか考えていないのだから…