小学校3~4年生の頃からずっと重症の「花粉症」に悩まされてきたので、もう50年程の付き合いになる。
春先にクシャミや鼻詰まりの症状が出始めた頃は、耳鼻科で「アレルギー性鼻炎」と診断された。当時は「花粉症」なんて言葉はなかったように思う。
その後、検査で、杉、檜、一部のハウスダストに対して重度のアレルギー反応が出ることが判明。30代の後半には、特に症状が悪化して鼻粘膜をレーザーで焼く治療を受けたこともある。
近年は、鼻の症状はやや緩和されたものの、目と耳(外耳)の痒みと炎症がひどくなり、春先になると飲み薬に加えて、点眼・点鼻・点耳薬の4点セットを処方してもらう程の「重症花粉症」だった。
すべて「ストロイド系」だったので本当は避けたかったのだが、背に腹はかえられない状況だったのである。
花粉症の時期になると「八ヶ岳ライフ」がより一層快適になる。なぜなら、八ヶ岳オフィスの周辺には杉が無いからだ。
檜の数も少なく、針葉樹で目立つのは松と樅ばかり。花粉症の症状が出ると杉・檜よりも重篤になると言われている「白樺」に関しては、幸いな事に22年間、なんの症状も出ていない。
杉花粉飛散のハイシーズンに八ヶ岳から新百合ヶ丘の自宅に戻ると、すぐに鼻がムズムズして目が痒くなるのが常だった。
だが、昨年からちょっと様子が変わってきた。昨年に関しては、花粉症の症状は、ほぼ「皆無」に近い状態で、市販薬を眠る前に1錠飲むだけで1シーズンを乗り越えることが出来たのである(https://triglav-research.com/?p=27093)。
昨年の場合は、花粉の飛散量が少なかった上に、COVID-19の影響で従来以上にマスクを着ける時間が長かったので、その影響も大きかっただろうと推測。まだ、本当の意味で花粉症を克服出来たとは信じられなかった。
そして「花粉症との本当の勝負は今年(2021年)だ!」と身構えて今シーズンを迎えたのだ。
結果は? これまでのところ「まったくの無症状」だ。正に「嘘のように」という表現がピッタリの状況にある。
今週月曜日の河口湖からの帰路では、杉花粉の飛散が目に見えるような状況に何度か遭遇したのだが、見事な位に無反応。
自宅で既に丸2日以上過ごして、それなりに外出もしているのだが、クシャミひとつ出ない。昨年と同様、夜寝る前に昔からある市販薬(ストナリニS)を1錠飲むだけだ。
今日も風が強く「最悪の花粉症コンディション」の中、カイロプラティックの施術に通ったのだが異常なし。
長い付き合いの先生は、私が重度の花粉症である事を熟知しており「今年は大変でしょう。」と真っ先に話し掛けてきたのだが「全然、症状が出てないんです。」と答えたら驚いていた。
昨年の段階で一昨年との比較から、毎朝摂るようになった「黒ニンニクとマヌカハニー」の効果であろうと予測していたのだが、どうやら間違いなさそうだ。
実際、人間ドックで「NK細胞の活性値」がさらに向上し「免疫力アップ」したという結果が出ているので、もう「断定」しても構わないと思う(https://triglav-research.com/?p=29719)。
ではどちらの効果がより大きいのか?
実は、社主さま(家内)も花粉症で、黒ニンニクを私よりも早い時期から愛用している。マヌカハニーについては、あの独特な風味が好きになれないとの事で「黒ニンニク・オンリー派」だ。
彼女の様子を見ていると、花粉症の症状は決して重くはないが、まあそれなりに出ているようだ。どう考えても、私の方が軽い(と言うか、実際、無症状なのである)。
そうなるとやっぱり「マヌカハニー効果」の方が大きいのかなと思えてくる。
昨年春との違いという意味では、のど飴「たたかうマヌカハニー」シリーズが常用キャンディーになった点も効いているのかもしれない。
ふと思い出した。そう言えば「縄文人は蜂蜜の飲み物を愛飲していた」という話を聞いたばかりじゃないか…
2月28日に八ヶ岳オフィスを発つ前に、原村のリングリンクホールで開催された「縄文土器と会話してわかったこと~縄文人の心と暮らし~」という講演に参加した。
私は講演をするのが仕事だが、講演を聞くのは苦手なので「超レアな体験」だったのだが、とても新鮮かつ興味深い内容で、有意義な時間となった。
そして、その講演で出た飲み物が、縄文人お気に入りの「蜂蜜系ホットドリンク」だったのである。
縄文人の知恵に学んで「花粉症」克服か… まあ、私らしくてこれもイイかな?