昨日から、時々雨が降る程度の天気が続いており、八ヶ岳オフィス周辺は「静謐」という表現がピッタリの静かで穏やかな環境にある。
庭の散策には問題はないが、さりとて「焚き火」を楽しむには、時折降る雨が妨げとなる。
そんなわけで面白いように仕事が捗る。
明日からオンラインの講演が続くので、私にとっても「恵みの雨」と言えるかもしれないな…
我が社の「With COVID-19時代」の基本指針は「臆病に慎重に」ではあるが、それはあくまでも「行動面」についてである。
心意気(心情的に)は「楽観的、そして前向きに」と決めているので、折角の「こんな天気」を有効活用出来ないかと考えた。
そうだ、「お庭の縁台」がかなり汚れていたな。雨水を利用してデッキブラシと洗剤で掃除しよう!
その後は、放っておいたら雨が洗い流してくれるだろうから、楽できそうだな…
「お庭の縁台」には水道ホースが届かないので、いつもバケツで何回も水を運んで掃除していたのだ。
昼食後に、早速、実行した。
おっと、野外動物の赤外線暗視カメラ「MPSC-26(我が社ではホークアイと呼ぶ)」は、8月はお庭の縁台の脚部に配備していたんだな。
オフィスに持って帰って、あとで画像を確認してみよう!
お庭の縁台の掃除を10分程で終えて、そのまま今日3回目のお庭の散策。これが楽しいんだよな…
「フウキ沢」の水の流れの音は、昨日の夕方には聞こえなくなっていた。
今日の昼過ぎには、流路は既に岩や石が剥き出しの状態になっており、今回の八ヶ岳上流の降雨量が、それ程に多くなかった事を再確認。
今年は「大豊作」のヤマボウシやナナカマドの実は、既に色付き始めてきた。
カリンの実も6個がすくすくと育っており、最も大きなモノは既に13~14cm位になっているだろうか?
社主さまは、ヤマボウシとカリンの実のジャムの作り方を調べていたな。
ブルーベリーと並んで「我が家の庭のささやかな収穫」である。
オフィスに戻って、ホークアイのSDHCカードに録画された動画と静止画をPCにダウンロードした。
お庭の縁台への設置期間は2週間程なのだが、そこには「頻繁に登場する3種類の動物」が記録されていた。
まずは「鹿の親子」。
冬の間は、食料に困った「多数の鹿軍団」が我が家の庭に侵入してくるのだが、今回、録画されていたのは決まっていつも「大小2頭の鹿」だった。
録画された頻度は、ほぼ2日に1回程度。どう見ても同じ個体で「親子」らしかった。
財産区林で頻繁に見かけるのも「鹿の親子」であった(https://triglav-research.com/?p=34046)し、「ホスタさん大虐殺未遂事件(https://triglav-research.com/?p=33699)」を引き起こしたのもそうだった。
薄々感じていたのだが、どうやらこの鹿の親子は、我が家の周辺を縄張りとしているらしい。
ホスタさん達に手を出さない限りは、ウェルカムなんだがな…
お手柔らかに頼むよ!
続いて「カラスのペア」も頻繁に録画されていた。
1日に3回程、敷地内に遊びに来て、特に悪さをすることもなくお庭の縁台周辺で、いつも仲良くじゃれ合っている。
最初は「不吉」と思ったのだが、鳴き声は不快ではないし、兎に角「美しいペア」なのだ(https://triglav-research.com/?p=33746)。
それにカラスが家に来ることは「豊作」や「成功」をもたらす事を意味して、むしろ「縁起が良い」のだと知った。
そんなわけで、現在では「来賓待遇」なのである。
ホークアイは、縁台で遊ぶカラスの迫力の映像を記録していた。
ああっ、この嘴と額の形状は「ハシブトガラス」だな… だから鳴き声が軽やかなんだ。
「日本野鳥の会会員」として納得した。
最後は「キツネ」である。
これまで「タヌキ」は何回もホークアイが録画していたが、キツネは初めてだ。
別の日で4回録画されていたので、やはり「我が家の庭の常連さん」なのだろう。
そうか、このキツネが5月9日、トリグラフ護衛隊群の監視ネットワークに感知され、撃退されたやつだな(https://triglav-research.com/?p=32516)。
これで、我が家周辺でのキツネの生息も正式に確認できた。
ホスタさんの食害の主犯は、キツネではなく、やはり「鹿軍団」であったと私は考えている。
キツネくん、君も我が家に悪さをしないのであれば、庭への出入りは構わないよ。
でも、私の友人「リスのミッターマイヤー」には危害を加えないでね!
こうして「我が家の庭の新たな客人達」の存在が「ホークアイ」の活躍によって確認できた。
しかし、このホークアイ、実に良い仕事をしてくれるな。
インターネットのディスカウントショップで叩き売りされていた物を購入。
ずっと出番がなかったが、2015年の11月に「熊出没騒ぎ」があり急遽登板(https://triglav-research.com/?p=14608)。
熊の出没が想定される様々な場所に設置したのだが、結局、熊については影も形も無し。
あれからもうすぐ6年になるが、まったく故障もなく、敷地内を訪れる様々な動物(熊以外)の貴重な映像を記録し続けている。
ホークアイ、まだまだ頑張ってね!!