『八ヶ岳稿房』の不思議 — 「自然災害発生時」に人気化してもな…

今日は午前と午後、オンラインの講演が1件ずつ組まれているので、それなりに慌ただしい。

だが、地方への移動時間を要する「対面講演」と比較すれば、トータルで費やす時間は大幅に減り、効率的ではある。

ふと、飛行機で移動する地方講演は、昨年の2月以来行っていない事に気が付いた。

マイルの貯まり方がスローダウンしているのは当たり前だな…

こんな時にも「世の中が変わった事」を実感する。

午前の講演が終わるとすぐにランチタイム。雨が続いているので「お外ランチ」とはご無沙汰だ。

食事後、午後1時からの講演には少し時間があったので「お庭の散策」に使うことにした。

昨夜は、かなりの雨が降ったようだが、午前11時過ぎには止んで、西の空には青空が広がり始めていた。

昼過ぎには久し振りに青空が広がった。やっぱり「八ヶ岳ブルーの空」はイイな!

ここまでスッキリした青空を見るのは何日ぶりだろうか?

朝は雨に濡れていたメインウッドデッキもオフィスウッドデッキも、あっと言う間に乾いてしまった。

ここ数日、雨に打たれて湿っていたオフィスウッドデッキは、久し振りの陽射しであっと言う間に乾いてしまった。
メインウッドデッキも午後1時前には完全に乾いていた。太陽のパワーは強力だな…

「太陽のパワーの偉大さ」とその恵みを実感した。

これなら今日の夕方は、久し振りの「焚き火」を楽しむ事が出来そうだ。

さて、次は恒例の「フウキ沢」の観察だ。

私は、目まぐるしい自然環境の変化の中でも、「涸れ沢」の変化は「格別の味わい(楽しみ)」がある事に気が付いてしまった。

フウキ沢に下りていくと、昨日は消えていた水の流れが復活していた。

昨日はまったく水の流れはなかった「フウキ沢」は、昨晩の雨で再び小川状態になっていた。この変化が楽しいいんだよな…

やっぱり昨晩の雨量はそれなりに多かったんだな。

水は濁っておらず、飲む気はしなかったが、手を洗ってみた。冷たさにちょっとビックリ。

う~ん、この程度の水の量なら、毎日流れていても悪くはないんだが…
———

話はまったく変わるが、最近、当『八ヶ岳稿房』に関して面白いことに気が付いた。

どうも「自然災害」、特に「土砂災害」や「水害」等が発生するとPV数が急増する傾向にあるのだ。

今年5月下旬の大雨や7月の熱海の土砂災害の際にもそうだったのだが、今回の大雨では、最も顕著にその傾向が現れた。

8月15日のPV数(にほんブログ村基準)は4,300程に達して、7月~8月では最高となったのだ。

当初は「天気が悪いと自宅でブログ巡回する人が多いんだろうな…」なんて考えていた。

だが、今回はその傾向があまりにも顕著だったので、投稿別のPV数を確認してみた。

へ~、こりゃ面白いな。こういう事だったんだ!

思わず「意外な結果」に笑ってしまった。

実は、PV数急増の6~7割は、ある2本の投稿のビュー数増加で説明できたのだ。

1本目は、2018年7月8日に配信した「災害時における『3つの心理行動の陥穽https://triglav-research.com/?p=23577だ。

そして、2本目が2019年10月16日の「D4の『最大渡河水深』70cmか…https://triglav-research.com/?p=25397であった。

う~ん、ビューした人の気持ちが何となくわかるような感じもするが、それ以上に「ちょっと違うよ。ゴメンナサイ。」という気がする。

自然災害時に人気化するってのも、やや「複雑な心境」だ

まあ、折角だからこれら2つの投稿のキーワードを再掲しておこう!

災害時における『3つの心理行動

①「正常性バイアス」— 自分は危険な状況ではないと思い込む(思い込もうとする)心理
②「愛他行動」— 危機的状況に直面すると自分の危険を顧みずに他者を助けようとする心理
③「(多数派)同調バイアス」— 危機対応において判断や行動を周囲の人々に合わせようとする心理 

これについて深く学ぶには「NHKスペシャル 巨大津波 その時ひとはどう動いたか」が最高だと思える。

NHKスペシャルの「巨大津波 その時人はどう動いたか」は素晴らしい番組が。災害時の3つの心理行動については、この番組を視聴すれば完璧に理解できる!

NHKスペシャルの数ある「災害特集」の中でも「秀作中の秀作」だ。

また、常日頃「これら3つの心理行動」とは「真逆の生き方」をする社会性のない人間は「災害時には強い」はずであると、我が社の社主さまが言っていた。

誰のことかは不明だが…

「最大渡河水深」— 車種ごとの走行可能な水の深さの限界値

ちなみに社用車D4の最大渡河水深は70cmだ。現行のディフェンダーやディスカバリー、レンジローバーは90cmとさらに20cm余裕がある。

これについては、50年とか100年に一度と言われるような豪雨が毎年のように水害を引き起こすようになった我が国においては「知っておいて損は無い」だろう。

車輌性能の限界を認識した上で、冠水路走行のテクニックをYou Tube等で確認しておくことをお奨めする。

「JAFの冠水路走行テスト」の動画などはとても参考になる。

JAFの冠水路走行実験の動画は参考になる。SUVでも時速30kmで冠水路に突っ込めば10mも走行できないのだ。
こんな感じにD4で渡河練習をしようと思うのだが、そうなると「社用車」としての役割を逸脱してしまうような気がする…

基本的には、ローギアでなるべくゆっくりと(時速8~10km)走行するのが基本なのだそうだ!

でも私は、知らなかったぞ (°0°) 

ちなみに、私は「D4にシュノーケル(20万円強)を購入した場合、会社経費で決済して問題ないか?」と顧問税理士の先生に問うたことがある。

D4シュノーケルの会社経費での購入は断念した。外見的にはお洒落とは言えないしな…

先生からは「社長(私のこと)、真面目な顔して冗談をおっしゃるのが、いつもながらお得意ですね。」という答えが返ってきた。

もの凄くスマートな「否認」であり、とても勉強になった…