今日から私は年2回恒例の「決算分析山籠もり期間」に突入。
と言っても、佳境を迎えるのは30行近い銀行が一斉に決算を発表する今週金曜日(9日)以降であり、今日と明日は「助走期間」的位置付けだ。
Excelの分析フォーマットの改良を進めつつ、既に発表を終えた銀行のデータインプットを行った。
PDF形式でリリースされた決算短信と説明資料を公表とほぼ同時に、Excel化、Word化してしまうので、データインプット作業も劇的に楽になっている。
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銀行からファクシミリで送ってもらった短信のデータをアシスタントにコピーしてもらい、Multiplanで手入力していた頃が懐かしい。
初めて決算分析作業をしたのは、1989年5月だったな…
あれからもう丸36年が経過。
当時とまったく同じ「銀行業界の調査・分析」を生業としている自分は、実は意外と飽きっぽくないのだと気が付く。
もっとも、この間に勤務した会社は、外資系投資銀行を中心に10社になるんだけどね(含む我が社)。
「継続は力なり」なんて言葉は、在り来たりなので、あまり好きではない。
まあでも、些細な事でも積み重ねて行くと、それなりに喜びが湧いてくるから不思議だなと思う。
今日は、正にそんな1日だった。
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お昼過ぎにポストを開けてみると、日本野鳥の会からの封筒が入っていた。
ああっ、あれが届いたんだな。
「あれ」とは、年に1回の「バードメイト寄付」の返礼ピンバッジである。

ちなみに、同じく年1回の「シルバーブローチ寄付」のピンバッジ「タンチョウ」は、3月に受け取っており、(https://triglav-research.com/?p=53895)、既に、4月の東京講演でデビュー済みだ。

スーツのお供となるシルバーブローチと違い、カラフルなバードメイト寄付のピンバッジは「ウォールデコ」となる。
2019年の12月に「ピンバッジ用ボックスフレーム」を購入し、このボックスフレームがいっぱいになるまでは寄付を続けようと決めた。
5行×7列の計35個で「結願」とする計画だったのだが、私のミスで5行×8列の計40個となってしまった(https://triglav-research.com/?p=26022)。
結願を迎える時には、私は「81歳」になっているはずだ。
結構、気の長いこだわりとなってしまった。
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今年の野鳥さんは「スズメ」である。

野鳥の会、HPに掲載されたイラストの「チュン」ってのが、何とも愛らしい。
これで、23個目。まだまだ先は長いな~
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従来、バードメイト寄付は1口1,000円だったのだが、昨年は日本野鳥の会設立90周年記念との事で、1口3,000円にアップ。
今年はどうなるかなと思っていたのだが、予想通り「1口3,000円」であった。
シルバーブローチも、1口5,000円から1万円にアップされており、野鳥さんの保護活動を支援するための年間寄付額は、6,000円から13,000円に、一気に2.17倍になったのだ。
まあ、世の中の「物価高騰」を勘案すれば、妥当な引き上げであろう。
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スズメのピンバッジを取り付け終えたボックスフレームを壁に掛けた。


うふっ、お洒落だね!
年に一度の些細な喜びを味わった瞬間であった。
—- One Life, Live It !