「64時間の静穏状態」に急遽対応!

銀行業界の調査・分析を生業とするので当たり前であるのだが、もう40年以上も前から、毎朝、各種のマーケット指標のチェックをすることから1日が始まる。

2021年の9月からは、これに加えて「日本気象協会の地震情報」と「情報通信研究機構の宇宙天気予報」を欠かさずチェックするようになった(https://triglav-research.com/?p=35504)。

もう完全に「朝のルーティン」化している。

「宇宙天気予報」については、大規模な磁気嵐等の発生があればメールでも通知してくれるので1日に何回かアクセスすることもある。

「データ」というのは不思議なモノで、毎日、特に分析せずに眺めているだけでも「囁き」のようなものを発するようになる。

「何か嫌な感じだな~」程度の感覚ではあるが、金融市場に関しては「異変(大きな変動)」をかなりの確度でアラートしてくれる。

最近は、漸くではあるが「地震情報」でもそんな囁きを拾えるようなった(気がする)。

今朝は、正に「嫌な感じ」のデータを見てしまった。
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毎朝欠かさずにチェックするデータのひとつに過去1日(24時間)に発生した「有感地震の震源地」を表示するマップがあるのだが、もう「3日近くも日本全国で有感地震の発生がゼロ」だったのだ。

1月2日と3日は有感地震が皆無という「異例の事態」。結局、1月1日の15時36分から今朝の7時35分までピッタリ64時間、日本全国で有感地震がなかったのである。「64」という数字が、また意味深だね!

正確には何時間、有感地震がなかったのかな?

データを調べたら、1月1日 15時36分頃に 岩手県沿岸北部で発生してから、今日(1月4日)7時35分頃に和歌山県北部で発生するまで「有感地震の空白」があった。

しかも時間はぴったり「64時間」

「64」という数字が持つ意味を考えると、これも「意味深」だな…

コンニャクみたいな日本列島で、新年早々、「地震の静穏化」が起こったのだ。
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こういう「嫌な感じ(閃き)」があった時は、私は何らかの具体的なアクションを起こすことにしている。

とは言っても、昨年秋の「災害対策徹底強化作戦」で、「イザという時の備え」は既に万全である。

心持ちは常に「どんと来~い! 大天変地異」なのだ。

何かやり残しは無かったかな?

しまった、自宅用のミネラルウォーターがちょっと手薄になっているな…

八ヶ岳も自宅も、飲料水は「ローリングストック」しているので、一時的にストックが減る時期があるのだ。

次の配送時期は何日だったかな?と、うるちゃんで確認したら「今日の午前中」となっていた。

正にナイスタイミングだね!

しまった、自宅の飲料水備蓄がちょっと手薄かなと思ったら、ドンピシャのタイミングで今日午前がミネラルウォーターの配送日だった。
長期保存用の飲料水ペットボトルが120リットル。それに、ローリングストックの富士山の水が9.3リットル×2×4箱 74.4リットルが自宅の飲料水の備蓄量。生活用水は雨水タンク等で別に確保してある。

9時過ぎには、2箱4ボトル 計 37.2リットルの美味しい「富士山の天然水」が無事に届いた。
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そうなると、他のやり残しは何かな?

ふと、自宅に新たに導入した「ガスカートリッジ式発電機」の使用方法を社主さまに教えてないことに気が付いた。

私が八ヶ岳に単独出社している際に、天変地異が起こった時のために、彼女にも使用方法をマスターしてもらおう!

そんなわけで、今日の午後は自宅の庭で「発電機使用方法講義」の開催となった。

八ヶ岳滞在中には試運転程度だったが、念のためオイル残量を確認してから講義開始。

オイルだけは、私がチェックして、いつでも使えるような状態にしておこう。

私が講師として手取り足取り指導するつもりだったのだが、簡単な使用方法のシールが本体にちゃんと貼ってあった。

説明書なんて見なくても、この「簡単操作シール」見れば普通に起動・終了できるのだ。

しかも、ご丁寧に使用する順番に操作スイッチ類に番号シール付き。

普段から電動工具の使用に慣れている社主さま(家内)からすれば、私の面倒な指導は不要。

あっと言う間にエンジンが始動した。↓

この発電機、ガソリンタイプと比較すると音が静かで、住宅街にある自宅にはピッタリだな…

それに、やっぱりガスカートリッジが燃料というのは、女性が使う際にも安心だね。

ガスカートリッジで発電できるのは便利だね。本体に直接装填できるのは2缶だが、この他に拡張カートリッジが買ってあるので、最大4缶を同時に装填できるのだ。

最後に、自宅用のポタ電「Jackery 1000 new」の充電方法を教えて講義終了。

私が不在の時に長期の停電になったら、社主さまには、ガスカートリッジ式の発電機とポタ電の組み合わせで、電気の無い不便さを乗り切ってもらう予定なのだ。

我が嫁は、大天変地異でも抜群の「生存能力」を発揮するであろう事が確認できた。

災害への備えは大切だけど、実際に使いこなすことが出来なければ意味は無い。

やっぱり事前の訓練も大切なんだよね!

そう『備えあれば憂いなし』

そして『備えて禍無ければ、是、最善なり』なのだ!

— One Life, Live It !