この週末は3連休なので、八ヶ岳界隈の混雑と中央道の渋滞発生は確実だろう。
「渋滞」なんてのは、非効率で無駄な事象の典型なので、絶対に巻き込まれたくない。
そんなわけで、朝の4時半に新百合ヶ丘自宅を出て、途中、GSで給油して、6時半ちょっと過ぎにオフィスに出社。
渋滞は回避出来たものの、中央道を走行する車の多さにちょっと驚いた。
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小淵沢ICを下りた後、八ヶ岳高原ラインで、おとちゃんの前を走行する車が4台。
4台すべてが、大平の三叉路交差点で鉢巻道路方面にウィンカーを出した。
左折の際にナンバーを見ると、すべて別の他県ナンバー車。
こんなに朝早くから、この車はどこに向かっているのかな?
そのまま鉢巻道路を追走していくと、なんと4台すべてが富士見高原リゾートに入って行った。
えっ(°0°)、何があるの?
すぐに、今日から「アウトドアドッグフェスタ」が開催される事を思い出した。
でも、6時半前から入場する必要ってあるのかな??
あとで知ったのだが、今年は「10周年記念」であるらしい。
まっ、何でもイイや… 私には関係ないものね。
元々、2週連続する3連休は、敷地内に籠もる「穴熊作戦」を遂行する予定でいた。
そして、平日に「高原の秋」を満喫するプランなのだ。
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9月9日以来の八ヶ岳。さらに秋が進んでいる事を予想していたのだが、足踏み状態って感じかな?
私の留守中は、意外と気温が上昇して、最高気温が28℃を上回る日もあったためだろう。
今度の滞在期間は2週間弱を計画しており、テーマは『戦闘力(生存能力)アップ』と決めている。
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まずは、蜂の巣駆除のための敷地内の巡回からスタート。
でも、蜂の巣の欠片もないんだよね…
八ヶ岳ライフにおける私の専管事項であった「蜂の巣駆除」業務は、これで3年連続の「開店休業」状態。
今年なんて、ちっぽけなショボい巣の駆除すらしていない。
この3年間に何か変化があったかと言えば、ただひとつ!
社主さまお手製のスズメバチの女王蜂殲滅器「ピンクネペンテス」を春先から敷地内に仕掛けている事だ。
やっぱり、ピンクネペンテスが劇的な効果を上げているんだろうな…
スズメバチと社主さまの闘いについては、彼女の「完勝」である。
「戦闘力アップ」のためには「先制攻撃」と容赦なき「殲滅戦」が重要である事を学んだ。
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もうひとつの私の専管事項である「鹿軍団対策」も、私の「完勝」で終わった。
WiL稿房では「鹿軍団との闘い」といった大袈裟な表現を用いているが、鹿に危害を加えたり、敷地内から排除(侵入を阻止)しようなんて発想は元々微塵もない。
そもそも彼らのフィールドに土足で踏み込むような行為をしているのは、我々、人間側なのだからね…
庭木への食害防御策は、もう15年以上も前に確立していて、以来、被害は皆無。
ブッドレアや馬酔木といった「鹿に強い(鹿が嫌う)」植物をメインとした庭作りに転換してからは、そんな植物には鹿対策は無用なのだ。
唯一の「戦場」が、オフィスエントランス周辺の私が溺愛する「ホスタさんスペース」。
この紛争地帯にさえ侵入してこなければ、鹿軍団との闘い(知恵比べ)なんて、そもそも不要なのである。
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様々な「鹿除け防衛手段」を工夫・開発すること、今年で11年。
漸く、完成形に至った手応えがあるのだ。
今年の鹿の食害は皆無で、もうホスタさんの葉は色褪せ始めている。
毎年改良を続けた鹿除け(忌避)材は、今年の「結界チップ 殲・改」の効果が、特に新芽の時期には、覿面だったようだ。
(魔)改造を実施した「トリグラフ護衛隊群」のオウル編隊は、今年からわずか3機配備体制にスリム化。
従来のゾーンディフェンス型配備から、鹿軍団の進入路のピンポイント型集中配備に変更した。
この配備体制変更と改造で付け加えた赤いフラッシュライトの点滅の効果は間違いなくあったようだ。
昨年までは毎年ウンザリする程に通知された鹿軍団侵入のアラートが、今年は1回も無かったのである。
じゃあ鹿軍団が、我が家の敷地内に侵入していないかというと、そんな事はない。
毎晩のように、お庭のフラットスペースに侵入し、集会を開き、そのお礼に「芝刈り」に協力してくれている。
最近は、日中でも普通にメインウドデッキや枕木テラスの周辺にまで遊びに来る。
前回滞在時には、社主さまが焚き火台の側に座っていたら、鹿が数頭近くに寄ってきてビックリしたと言ってたな…
先月頃から、私もそんな光景を頻繁に目にするんだよね!
何となく「あんたの粘りに免じて、大好物だけどホスタのスペースには、もう手は出さないから安心してね。」と伝えに来てくれているように思えるのだ(まあ、気のせいだろうけど…)。
やっと「鹿軍団との共生」に手応えを感じることが出来たのが、今年 2024年なのである!
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時刻は午後5時40分。日がと~っても長い八ヶ岳西麓も、日の入り時刻まで残すところ15分程だ。
樹間からさす夕陽が枕木テラスを優しく照らしている。
そろそろ「焚き火の時間」だね!
今日は、敷地内に落ちた木の枝だけを拾って、焚き火を楽しむことにした。
焚き火を育て始めて約20分。時刻は午後6時ちょうどとなった。
立派に育った火は、DIYした焚き火台の中で勢いよく燃えている。
この火も「森の恵み」だな…
我が「八ヶ岳ライフ」25年目となった2024年は、これまで以上に自然の大切さと森の恵みのありがたさを実感させてくれた年である。
やはり色々な意味で「節目の年」なのだろう!
— One Life, Live It !