この週末は、金融誌の原稿書きと庭での軽めの作業で過ごして、敷地内から1歩も外に出ないことに決めた。
昨日、武川でのテニスから帰った社主さまが「白州の道の駅が人で溢れかえっていて本当にビックリしたの…」と呟いていたからだ。
チッ、もう「夏場の八ヶ岳疎開」が始まったのか…
夏場や連休など「人口密度」が上昇する八ヶ岳は、私が大好きな八ヶ岳とは、別モノである。
こういう時は、極力、敷地内に留まって出歩かないのが一番だ。
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そう言えば、先日のWindows システムの同時多発的エラー発生は興味深かった。
ニュースで知った時は「ああっ、Great Reset に向けてのグローバル・レベルの社会実験が始まったんだな!」と思った。
「陰謀論」の類には、何の興味もないが、普通に考えれば、現在の社会・経済システムでは「地球が持(保)たない」のは明らか。
それを本能的に察知するか、(私のように)理屈で確認するかによって、対応は区々になるのだろうが…
結局、様々な領域で「リスク分散」を徹底しつつ、人間としての「生存能力(戦闘力)」を高める事に尽きるのだと思う。
そして、一番大切なのは「その日その日を楽しく暮らす(Live it )」事。
そう、結局は「なるようにしかならない(Que Sera, Sera)」んだよね!
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原稿書きをしながら、ちょっと立ち上がって深呼吸。
窓の外を眺めれば、我が家の庭と財産区林が一望できる。
室内はフィトンチッドを含んだ清々しい空気に満たされている。
そして、ちょっと視線を上げれば、八ヶ岳ブルーの空が広がる。
まるで、森の中で仕事をしているようだ。
私はこれだけでも十分に幸せだな…
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今朝は8時半過ぎから「薪割り作業」の総仕上げ。
今回の八ヶ岳撤収前に、枕木テラス上のコナラや山栗の太い玉切りを、すべて薪ストーブ用の薪にすると決めたので、あとは実行するのみ!
9時半過ぎには、私の「楔割りの下準備」はすべて完了した。
あとは、社主さま(家内)にバトンタッチすれば、大割サイズの薪に割って、ログホルダーに積み上げる流れ作業なのである。
5分程休憩してから、作業再開。
実は、これからが本当に大切な作業なのである。
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八ヶ岳のDIY師匠であるTさんやお世話になった様々な業者さんから学んだのは「作業現場の後片付けと道具メインテナンスの大切さ」だ。
正直、「翌日も作業があるのに、どうしてこんなに後片付けにこだわるのかな?」と不思議に感じた時期もあった。
だが、よくよく観察すると、次の作業が効率的にスタート出来るようにちゃんと工夫していて、「片付け=次の作業の準備」になっていたのだ。
マイスター気質の人達って、本当にそういった所作が美しいんだよね。
私は、他人の良い(お洒落な)点は、すぐに取り入れる(真似る)主義なので、後片付けにはこだわる事にしたのだ。
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枕木テラス上に散らばった道具や端材等を綺麗に片付けて、最後にチェンソー作業で積もった木屑を奇麗に掃き集めた。
そして締め括りは、メインウッドデッキの作業台で、工具のメインテナンス。
もっとも、ハンマーや楔は泥を落とすだけなので、手間が掛かるのは、エンジンチェンソーのメンテだけだった。
私が、作業を終えたとほぼ同時に社主さまも作業を完了。
これで、我が家の薪の備蓄は、過去最高の2倍強の水準(ログホルダーの数でカウントできる)になった。
「どんと来~い、異常気象」だね!
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枕木テラスの焚き火台では、掃き集めた木屑や楔割りの際の端材が穏やかに燃えている。
この焚き火台も、その脇に置いてあるBBQ台もタダでもらった「鉄ちん」をDIYしたものだが、共に、驚異的な耐久力を示している。
樹木の端材や残材が最後に輝く舞台が、我が家の「枕木テラス」なのである。
そっか、枕木そのものも「廃材」だな…
作業終了は10時半。ほぼ2時間の軽作業であった。
これで、私と社主さまの「生存能力」は、共に2ポイントアップと言ったところだろうか…