今日は、2024年初の「八ヶ岳撤収日」。今回の滞在期間は、17日間。
新百合ヶ丘の自宅と八ヶ岳オフィスで楽しむデュアル・ライフは、それぞれの滞在期間を2~3週間とするのが、最も「快適」かつ「合理的(特に経済性)」である事が、この数年の経験でわかってきた。
加えて、夏場は八ヶ岳、冬場は自宅での滞在期間を長めにすることが、当たり前ではあるが大切なポイントだ(わざわざ過酷な自然環境に身を置く必要はないものな…)。
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明日から来週の前半に掛けては、東京での仕事をギュッと詰め込んである。
何時頃に八ヶ岳を発つかを社主さまに相談したら、午後2時頃からは自宅の方でテニスをしたいとの事。
そんなわけで、正午過ぎに自宅に着くプランを組んだ。
八ヶ岳オフィス周辺は昨日までは雪の欠片すら無かったが、昨晩、雪がちらついたようだ。
敷地内はうっすらと雪化粧して、それなりに風情があった。
八ヶ岳滞在中、野鳥さん達が毎日欠かすことなく、我が社の直営レストラン「プルミエール」「ティエル」「スゴン」を訪れてくれた。
連日の「満員御礼」に感謝して、たっぷりとヒマワリの種を給餌。
オフィスのGoogle嬢とAlexaちゃんに留守番をお願いして、社主さまの運転でオフィスを発った。
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社主さま同行の際の帰宅パターンは、ほぼ固定化している。
まずは、別荘地区ゴミステーションに立ち寄ってゴミ出しをする事だ。
1年365日、早朝・深夜を除けば自由にゴミ出し可能なので本当に便利だと思う。
敢えて難点を挙げるとすれば、
① とっても寒いこと(オフィスからは車で3分程なのだが、どうやら北風の通り道であるようだ)
② ゴミの分別がかなり細かくて厳格である事
の2点かな?
まあでも、曜日が決まったゴミ収集と比較すると、その「利便性」は極めて高い。
そもそも「鹿の湯」通いの途中にあるので、撤収日以外も気楽にゴミ出ししているのだ。
曜日が合わずにゴミ出しできず、八ヶ岳滞在中の生ゴミを車に積んで帰るなんて、考えただけでもゾッとする。
社用車D4にそんなダサいこと似合わないものね!
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ゴミ出し後は、小淵沢IC ローソンのMACHI caféでお気に入りのカフェラテやスイーツを購入。
次の立ち寄りは、釈迦堂PA。
桔梗屋さんの直営店でお土産やお弁当、フルーツ等々を買うことが多い。
いつもであれば、ここで社主さまから私に運転を代わるのだが、今回のお供はD4ではなくて、社主さまの愛車ギアちゃんだ。
最後の立ち寄りポイントである「談合坂SA」までは彼女が運転するという。
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談合坂着は10時45分頃。
社主さまは、ここの直売所「やさい村」が大のお気に入りなのだ。
この時期、八ヶ岳界隈で売られている野菜は品目が限られる上(厳冬期なので地元産は限られる)、値段的にも魅力をあまり感じないらしい。
だが、この「やさい村」はこの時期でも「お値打ち野菜」が並んでいるとのこと。
私も大好物である「アイスプラント」がいつも売っているので、この直売所は好きなのだ。
「ロマネスコ」も売っていたら最高なんだけどな…
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買い物が終わると、早めのランチタイム。
11時からSA内の飲食店の多くが一斉にオープンするのである。
現在「甲州味噌フェア」なるイベントを開催中で、どの飲食店も「甲斐」と付したオススメメニューが並んでいた。
私は「甲斐味噌かつ丼」、社主さまは甲斐とは無縁の平日限定メニュー「石焼き麻婆飯」をオーダー。
う~ん、やっぱり甲斐の「味噌かつ丼」より信州(諏訪)の「味噌天丼」方が私には合うな…
お裾分けしてもらった「石焼き麻婆飯」の山椒の効いた味がちょっと羨ましかった。
食後は「桔梗信玄堂」で、釈迦堂で買い忘れたお土産品とスイーツを購入。
山梨県が「桔梗屋王国」である事を実感するのは、こんな時だ。
その他に私がイメージするのは「富士山」「ファナック」「シャトレーゼ」かな?
おっとイケない。「山梨中央銀行」をしっかりと加えなければ、銀行アナリストとして失格だな!
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談合坂で私に運転を代わる予定だったのだが、結局、自宅まで社主さまが運転することになった。
こういう時に「車の運転が好きで得意な嫁」を持つ事のありがたさを実感する。
これって「車を移動手段とするデュアル・ライフ」の結構重要なポイントだと思う。
彼女は、今回の八ヶ岳出社の往復平均燃費「20km」を達成する事にこだわりがあったようだ。
自宅車庫前に着いて、燃費がピッタリ「20.0km」と表示されたときは、大喜びしていた。
ギアちゃんは、レギュラーガソリン、これに対して社用車D4は、ハイオク専用でオフィス出社往復の平均燃費はリッター7~8kmである。
レギュラーとハイオクの価格差を勘案すると、トータルの燃費で3倍の差か (°0°)
さらには、ギアちゃんは軽自動車なので、ETC料金が2割程(平日往復だと約1,600円)安い。
サードシートや荷室スペースを含めない「ファースト&セカンドシートのスペース」だけで空間容量を比較したら、ほぼ互角じゃないかな?
我が国が世界に誇る「軽スーパーハイトワゴン」の室内スペースの広さには、大型RVであるランクルやディスカバリーに乗り慣れている私も驚かされる。
ギアちゃんこそが、社用車に相応しいのかなと感じるのはこんな時だ。
でも、パワー(375馬力)、静粛性、エアサスの快適性や音響装備の充実度等々を考えると、D4には「経済性」では割り切れない魅力があるんだよな…
そう、D4は「走る書斎」「移動するオフィス」として考えるべきなのだ(やっぱり社用車だ)!
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2024年で初めての「八ヶ岳撤収戦」。
食事や買い物を含めても3時程の短い旅だ。
だが、亦た楽しからずや….