私と社主さまが八ヶ岳を離れたのとほぼ同じタイミングで、八ヶ岳には「それなりの寒波」が襲来したようだ。
昨日は、外気温や室内気温の急低下を伝える様々なアラートが届いて賑やかだった。
オフィスのトイレヒーターも、2024年になって初めての稼働。
結局、昨日は終日外気温が氷点下で推移。
だが、それでも八ヶ岳撤収後の最低気温はマイナス9.2℃だった。
この冬、外気温がマイナス10℃を下回ったのは依然として1回だけ。
今日も八ヶ岳富士見高原は快晴のようで、敷地内には雪の欠片も無い。
「八ヶ岳の優しい冬か…」 思わず、そんな言葉を呟いてしまった。
————
昨日が、私にとって、2024年の「東京での仕事始め」。
既に1月も25日。こんなに遅いタイミングで東京での対面活動をスタート出来るのは、言うまでもなく「業務のオンラインシフト」が劇的に進んだ結果である。
その切っ掛けとなったのは、今となっては風化した感のある「コロナ禍」なので、世の中、何が幸いするか本当にわからない。
もし、コロナ禍がなければ、1年の内3分の1弱を飛行機や新幹線で慌ただしく移動する日々がまだ続いていたかもしれないな…
————
東京仕事始めの昨日は、講演や会食の予定を「日本橋・大手町界隈」に集中させた。
予定と予定の間に意図的に隙間時間を設けて「東京での初詣と街歩き」を楽しむためだ。
八ヶ岳富士見高原を拠点とする我が社を設立して、今年で早12年目を迎えた。
社会人生活をスタートさせてからの5年弱は地方支店勤務だったので、東京で働いた期間は実は24年程であまり長くはない。
海外出張や国内地方出張で慌ただしい日々を送ったので、そんな期間を除けば東京での実働期間は、さらに短くなる。
この24年の内「大手町・日本橋界隈」と「六本木・虎ノ門・赤坂界隈」で働いた期間がほぼ半々だ。
どちらの街が好きかと言えば、圧倒的に「大手町・日本橋」派である。
————
昨日は、講演や会食への移動に地下鉄やタクシーを敢えて使わず、すべて歩く事にした。
大手町や日本橋で、名前がすぐに思い浮かばないビルディングが多い事にショックを受けた。
決して、記憶力が低下したわけでなく、それだけ新しいビルが増えたのである。
ちょっとホッとして懐かしく感じたのは、ランチに向かうため大手町から三越前へと歩いた時だった。
日銀と東洋経済のビル周辺は、私が知っている雰囲気がそのまま残っていたのだ。
ああっ、私は「高層ビル」が基本的には嫌いなんだな。
そんな事に改めて気が付いた。
————
初詣は、我が東京における最大最強の聖地「平将門様の首塚」からスタートして「福徳神社」、そして「神田明神」参りで締め括った。
将門様の首塚も福徳神社も決して広いスペースではない「御神域」である。
だが、そんな地が高層ビル街の中で、しっかりと守られて、祀られている光景を目にすると、まだまだ日本人も捨てたモノではないなと思えた。
神田明神では「大黒様」のふくよかなお顔に癒やされ、そして恒例である「ITお守り」を授かった。
これで我がデュアル・ライフの「ビジネスの舞台」のひとつである「東京」での仕事始めの儀式も無事に完了。
————
自宅に戻って、Galaxy Watchに表示される歩数を見たら11,000歩を超えていた。
マシンウォーキング無しで1日1万歩の目標を達成。
春~秋の3シーズンは暑くて歩く気はしないが、冬場は「東京街歩き」も悪くないね!