8月最後の日に六本木ヒルズ「東京シティビュー」で開催された、水木しげる先生 生誕100周年記念の「妖怪 百鬼夜行展」を訪れてから(https://triglav-research.com/?p=39897)、妙に「妖怪」に心惹かれている。
「百鬼夜行展」の中には、「水木しげるの百鬼夜行」なるスペースがあり、そこには「山」「水」「里」「家」それぞれに棲む妖怪の多くの原画が展示されていた。
スペースに足を踏み入れた途端、心のざわめきのようなモノを感じた。
その後、身体の中心に、大きな熱い塊が灯ったような気がした。
それは「かっくうちゃん」の出会いの時と同じであった。
見学が終わって次のコーナーに移動した後、もう一度、百鬼夜行のスペースに戻った。
原画の背景に描かれた自然の風景に妙に溶け込んでいる妖怪達を鑑賞していると、不思議と「土偶さん達」に相通ずる何かを感じるのである。
すぐに『決定版 日本妖怪大全』を購入して「妖怪学」の勉強を始めた。
とても「奥の深い学問」である事を悟った。
こりゃ、本当に面白いな…
スマホで「ゆる~いゲゲゲの鬼太郎 妖怪ドタバタ大戦争」というゲームを毎日欠かさずプレイするようになった。
スマホでオセロ以外のゲームを楽しむのは初めての経験だった。
FM FUJIが、日曜日の深夜に放送する「妖怪Talk」を毎週楽しみに聞くようになった。
「境港妖怪検定」が今年から再開されると聞いて、早速、新しいテキストを購入した。
残念ながら今年の試験日は、既に申し込みを終えていた他の資格試験の日程と重なってしまった。
今年の受験は出来ないが、来年からは毎年合格して、2025年には「上級合格者」になる事を目標にしようと決めた。
う~ん、見事な位に「縄文土偶熱」に近いモノがあるな…
6年の長きに亘った「縄文土偶探訪記」は、我が『八ヶ岳稿房』の看板(主力)コンテンツである。
最近、PV数が一段と増加する傾向にあり、ふと気付いたのだが、当『八ヶ岳稿房』のPVランキングは「中部地区ブログ全体」でも第4位にまで上昇していた(10月12日20時35分時点)。
上位ランキングされるブログのほとんどは「グルメネタ」「ペットネタ」が中心である中、この2つを「封印」している『八ヶ岳稿房』がそれなりに人気化しているのは、ちょっと嬉しい。
「八ヶ岳系ネタ」よりも「土偶さん系」や「デジガジェネタ」の方がはるかにPV数が多いのは、ちょっと複雑な心境でもある。
だが、「私の(マニアックな)趣味の領域」を評価してくれる読者の方が多い事を素直に喜ぶべきだろう。
3年もあれば「妖怪」も主力コンテンツのひとつに育て上げる事が出来るかもしれないな…
そんな事を考えながら、認め印を使うために書斎の机の引き出しを開けた。
するとプラスチックの仕切りボックスの隙間にカードホルダーが挟まっていることに気が付いた。
懐かしいな… SONYフリークだった頃にストアのおまけで付いてきたやつだろう。
中を開いたら、なぜか「ゲゲゲの鬼太郎」のEdyカードが1枚だけ入っていた。
だが、私にはまったく見覚えのないカードだった。
まだ、Edy(ビットワレット)が、SONYの系列だった頃に、カードホルダーと一緒におまけで付いてきたのを気が付かなかったのかな?
だとしたら10年以上、引き出しの中で眠っていたことになる。
ん? もしかしたら、熱心に「妖怪学」を学んでいる私への妖怪達からのプレゼント(ご褒美)かもしれないぞ。
既に上限(5万円)までチャージ済みだったりして…
すぐに「うるちゃん」で残高を確認したのだが「ゼロ」だった。
それにしても不思議な事ってあるんだな…
by『八ヶ岳稿房主』