真夏でも30℃を超える事のなかった「八ヶ岳オフィス」とは一転、今日は残暑厳しき東京で仕事がギッシリ埋まっていた。
これから9月10日までは、土日も関係なくひたすら仕事三昧の日々が続く。
その後の「北海道役員慰安旅行」をエンジョイするためには「〆切りの波状攻撃」を器用に捌いていく必要がある。
だが、それだけではお洒落じゃないので、ちょっとした隙間時間を有効活用して「新百合ヶ丘自宅ライフ」も「東京お仕事Day」も楽しもうと考えている。
早速、チャンスが到来。
六本木での所用を終えた後、午後2時半から1時間15分程空き時間が出来た。
さて、どうしようか?
ふと、六本木ヒルズの52階「東京シティビュー」で、水木しげる先生 生誕100周年記念の「妖怪 百鬼夜行展」を開催中である事を思い出した。
うるちゃんで検索すると、開催は9月4日までで、今日の午後3時からの予約であれば入場可能と判明。
すぐにオンラインで入場チケットを予約購入した。
六本木ヒルズは、八ヶ岳オフィスの前の職場であり、勝手知ったる場所である。
2時45分には「東京シティービュー」の百鬼夜行展の会場に到着。
52Fから見下ろす東京の風景とその窓に掛けられた「妖怪」の名を記した沢山の提灯の不思議な光景に、いきなり魅了された。
「天空の水木しげるロード」と名付けられたそのスペースでは、専用のARカメラアプリをインストールすれば、会場内に隠された5匹(体)の妖怪の記念撮影が可能である。
思わず童心に返って10分程「妖怪捜し」を楽しんでしまった。
その後は、さらに6つの展示スポットを約40分掛けてゆっくりと堪能。
「水木しげるワールド」にドップリと嵌まってしまった。
最後に「特設ショップ」で「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展図録」を購入。
明日から仕事に疲れた時は、この図録をパラパラッと見て気分転換しよう!
こうして、私の六本木ヒルズでの「百鬼夜行展」体験は55分程で無事に完了。
なんかとっても楽しかったな…
会場を後にする時、妖怪の囁きが聞こえたような気がした。
「妖怪に何か用(よう)かい?」
by『八ヶ岳稿房主』