8月中旬から先週までの私は、異例という程の「行動自粛期間」を過ごした。
もしかすると、コロナ禍の頃の「緊急事態宣言」時に匹敵する程の出不精(デブ症じゃないよ)だったかもしれない。
理由のひとつは、父の四十九日法要まで喪に服したためである。
そして、もうひとつ(最大)の理由が、社主さま(家内)が28日間も上海に滞在していた事だ。
彼女がいないと、私は出歩いても面白くないし、楽しくもない。
そこで、ちょうど良い機会なので、9月には狩猟免許(わな猟)、10月には第二種電気工事士学科試験と、共に我が社の業務とは「まったく無関係」な2つの試験を受験することに決めたのだ。
父の四十九日法要を9月27日に終え、社主さまは10月5日には上海から戻った。
第二種電工の学科試験は6日にCBT方式で受験し、狩猟試験と合わせて無事に合格。
そして、八ヶ岳界隈は、1年の内で私が最も好きな「秋真っ只中」を迎えた。
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う~ん、こうなったらもう『封印解除』だね!
私は今年の7月、古い時代から新しい時代への「移行期間中」に、「花」「ダム」「神社」そして「縄文聖地」をプライベート旅行の「4つの柱」にすると決めた(https://triglav-research.com/?p=55870)。
これらが「主柱」だとすると、実は「袖柱」に該当するものが4つある。
「道の駅」「蕎麦」「牛乳パン」そして「(日帰り)温泉」だ。
神奈川と長野というデュアル・ライフ2拠点と、山梨、群馬、岐阜、静岡、千葉、そして、東京といった近場の都県へのショート・トリップの際には、これら8本の柱の要素をお洒落に塗していこうと思うのだ。
昨日をこの8本柱の旅の「封印解除」の日と決めた。
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おとちゃんでの日帰りドライブのコンセプトは「松本を楽しむ日」。
「花を巡る旅」は、超手抜きで、車で10分も要さない場所にある「八ヶ岳ガーデンプロジェクト」にチョイ寄り。

ちょっと規模は小さいけれど、北海道 美瑛の「四季彩の丘」の八ヶ岳版である!

ちょうど、花畑を手入れ中の八ヶ岳農業大学の学生さん達がいたので「今年は楽しませてくれて本当にありがとう🍀来年も頑張ってね。」と伝えた。
すると、元気に「は~い!」と返ってきた。とっても気持ちのいい若者3人組だった。
虚業に走らない君達には、きっと素敵な未来が待っているよ!
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中央道に「諏訪南IC」から乗って、長野道「松本IC」で下りて、ちょっと早めのランチを「十割蕎麦」の人気店「そば処せきや」で堪能。



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その後は、外国人観光客でいっぱいの松本市内を歩きながら「四柱神社」「槻井泉神社」さらに「深志神社」に参拝。
それぞれの神社の清浄な空気を思いっ切り吸ってきた。




神社としての規模は小さかったが、お散歩マップを見て、偶然訪れる事になった「槻井泉神社」の欅のご神木と湧き水は素敵だったな…


この神社には「招かれた」気がしたね!
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その後は、「稲核ダム」「水殿ダム」「奈川度ダム」の「梓川三姉妹」にご挨拶するために、おとちゃんで上高地方面に向かった。
う~ん、やっぱりダムはイイね!
三姉妹の内、長女の「奈川度ダム」の堤高は155mと、これまで私が訪れたダムの中では、ダントツの1位。


国内のアーチ式ダムでも、1位の黒部ダム(185m)、2位の温井ダム(156m)に次いで第3位。
しかも当初は、もう20m程度高い堤高とする計画だったとの逸話がある。


【縄文土偶探訪記】の時もそうだったけれど、訪れる事によって「知識量」がどんどん増えて行くことに「ダムを巡る旅」の楽しみがあるのだ!
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富士見への帰路では、道の駅「今井 恵みの里」に寄って、魅力的な価格のフルーツをドッサリ買い込んだ。

道の駅周辺の広域農道沿いには、林檎の実が鈴生り状態。
もう信州は、葡萄から林檎へとフルーツの主役がバトンタッチしたのだ!
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朝9時前にオフィスを立って、戻ったのは午後6時半前。
昨日は結局、主柱から「花」「神社」「ダム」、袖柱から「蕎麦」「牛乳パン」「道の駅」の計6本の柱を訪れる事が出来た。
神社には「ご朱印」、ダムには「ダムカード」という「収集の喜び」を味わえるアイテムがあるのが嬉しいな。

とっても「濃密な1日」だったよ!
— One Life, Live It !
