コロナ禍前までは、1年の内の3分の1弱を地方出張(講演活動)で慌ただしく飛び回っていた私。
振り返ってみると、そんな生活を13年程続けた事になる。
仕事と言っても「旅は旅」である。
そんな「旅芸人(自称、吟遊詩人)」のような生活から距離を置いて、早5年近くが経過した。
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昨日も自宅でオンライン形式の講演を2回。
話す側の私も、視聴する側のお客様も、すっかりオンラインスタイルに慣れてしまった。
先日、大手銀行を対象に行ったオンラインの定期講演では、全国各地の拠点から140名程の参加者があった。
講演後の質疑応答では、大阪、名古屋、仙台といった地方中核拠点の参加者からの質問も寄せられた。
かつての対面スタイルの講演では、想像も出来ない「広域性」が実現している。
最近は、お客様の東京拠点に私が出向いて、東京の参加者向けに「対面講演」、同時に各地の拠点向けにオンライン配信する「ハイブリッド型」講演も増えてきた。
コロナ禍がもたらした様々な「社会構造の変化」は、少なくとも私のビジネスやプライベートの在り方に、しっかりと根付いて、ポジティブな効果をもたらしてくれている。
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それは、講演スタイルだけはない。
銀行の経営分析は、決算短信分析ベースの「速報版」から、有価証券報告書や統合報告書をベースとした「深掘り版」作成の時期に移行している。
今週後半の講演用に、まったく新しいテーマのプレゼン資料を先週の水曜日、社主さまの八ヶ岳撤収後から作成し始めた。
コロナ禍の中で、積極的なDX化を進めた上に、AIの活用にも前向きに取り組んだ結果、業務効率は劇的に改善している。
気が付けば、昨日の夕方までに、「規模の利益の源泉分析」「東京戦略と経営統合の方向性」「個人ローン戦略の現状と再構築」というまったく新しいテーマの資料が3本完成していた。
総スライドページ数は、336ページ。エッ、なんか凄くない 😲
5年前には、考えられなかったような早さで資料作成が進むのだ。
世の中、不平や不満を言い始めたらキリが無い。
大きな変化を「絶好のチャンス」の捉えて、しなやかに対応していった方が、楽しいよね!
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仕事での「旅」が減って、業務効率が大幅アップした結果、当然ながら、社主さま(家内)との「プライベートの旅」に充てる事の出来る時間が大幅に増えた。
今年4月の15日間の欧州役員視察旅行は、振り返ってみても本当に楽しかったな…
国内においては、従来からの「花を巡る旅」に、最近になって「神社を巡る旅」が加わった。
これに、先日の「大町日帰りドライブ」では「ダムを巡る旅」が復活。
「大町ダム」と「七倉ダム」を訪れたのである。








「花と神社とダム」の抱き合わせトリップは、最高の相性の良さである事を実感したな…
これに8月からは「八ヶ岳 縄文聖地 巡礼の旅」を加える予定だ。
7月になってから、縄文土偶さん達が「また、遊びにおいで!」と私を招いているのが、わかるんだよね!
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この「4つの旅」の足となるのは、ほとんどが「おとちゃん」になるだろう。
おとちゃんの納車は、昨年の7月3日、「新札発行日」だったので、もうすぐ1年1ヵ月となる。
まずは、おとちゃんを労ってあげる事にしよう!
— One Life, Live It !
