八ヶ岳ライフにおいて、広葉樹の落葉が終わったこの時期は、庭仕事の最も重要な時期である。
来年の庭作りやDIY作業の構想を練りつつ、その下準備を進めるのに最適な時期だからだ。
また、冬の鹿の食害から庭木を守るための作業や枝(場合によっては木そのもの)の伐採等も同時に行う事になる。
そんな作業の日を私は「木樵さんの日」と呼んでいる。
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例年であれば、11月の下旬と12月の中旬頃の前半と後半の2回に分けて作業をすることが多いのだが、今年は今日1日で一気に終わらせてしまう事にした。
昨年は、12月中旬の後半作業日に高所の枝落としをした。
その際に私は、脚立から転落して非道い目に遭った(https://triglav-research.com/?p=47991)。
厳冬期の作業は思わぬトラブルが発生するリスクが高まるので、快晴でそれ程には寒くない(日中は10℃程度まで気温が上昇)今日を「絶好の作業日」と判断したのだ。
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ウラジロモミ、ソメイヨシノ、ブナ、コナラ等々の太い枝落としをポールチェンソーで次々に行った。
社主さまは、鹿除けの銀マット巻きや私が伐採した枝の小分け作業を彼女専用の電動チェンソーでテキパキと進める。
ウラジロモミの枝は、毎年、リースやスワック作りの材料として、彼女のお友達に配るのである。
これが大人気なのだそうだ。
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一連の作業は1時間半程で終了。
さあ、これからが「木樵さんの日 2024」のメインイベント、三角地の「広葉樹」の伐採である。
我が家の来年以降の庭作りの基本コンセプトは「食べられる庭」、そしてその手始めに「果樹ガーデン」作りからスタートするのが当初の基本構想であった。
だが、11月1日に我が社独自の「非常事態宣言」を発してからは路線を修正。
これから「大天変地異」が相次ぐ予感がするので、「生き残るための庭」作りを目指す事にしたのだ。
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そうなると遊休地化している約100坪の三角地がやはり勿体ない。
そのため、まずは1本、スペースの有効活用を邪魔している木を伐採し、その後に様子を見ながら追加でさらに数本の木を伐採すると決めたのだ。
伐採予定の樹木は樹皮からはブナ系と思われるのが、明確な樹種判定は出来ていなかった。
幹の直径は30cm強、樹高は10m前後と推定されるので、私がエンジン・チェンソーで簡単に伐採できそうだった。
そんなわけで、早速、伐採作業開始。
伐採後は、キノコ用のほだ木や薪ストーブ用の薪、さらには焚き火用と切り分けて行った。
敷地内で伐採した樹木については、可能な限り有効活用するのが、我が家の仕来りなのだ。
広葉樹を伐採した場合は、それ以上の本数の広葉樹を植樹するという仕来りについては、先行して梅が2本とリンゴが1本既に植えてある(https://triglav-research.com/?p=52036)。
さらに待望の「ポポー」の苗木も11月初旬に2本、漸く届いていた。
ポポーの移植は、来年の春先にしよう!
「生き残るための庭」には、果樹ガーデンの他に「井戸」、それに「ツリーハウス」も必須かな?
そんな事を考えながら「木樵さんの日 2024」を無事に終えたのであった….
— One Life, Live It !