新社長車「おとちゃん(OVERTRAIL)」がやって来た!

今日は、約20年ぶりの「新札発行日」である。

実は、それに気が付いたのは恥ずかしながらほんの1週間程前だった。

元々、我が社(家)にとっては、もっと重要な(楽しみな)イベントが午前10時から予約されていたのである。

そのイベント(儀式)とは、新社用車「おとちゃん」の納車式であった。
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長年の我がパートナーで、故障知らずあった「D4(Land Rover Discovery 4)」に、突然のエンジン異常警告等のランプが点灯したのは、忘れもしない今年の2月28日であった。

今思えば、2月28日の午後3時前のこの瞬間が、D4と過ごした八ヶ岳ライフの最後の瞬間であった。

そのまま八ヶ岳オフィスから、レッカー車で稲城の Land Rover の専門整備工場へと移送。

そこで徹底的な検査を受けて、エンジンにかなり重いトラブルが発生したことを告げられたのは、3月初旬であった。

結局、私は、D4とのお別れの時が訪れたと判断。

3月13日に、社主さまとD4との「惜別のショートドライブ」をして、D4を手放したのである(https://triglav-research.com/?p=48769)。

まったくの想定外であった愛車(社用車)との別れ。

我が社の設立を見届けるかのような日に、急に容態が悪化して天に召された愛犬カリンの事を私に想起させた。

カリン(15歳6ヵ月)も、D4(愛車の中では過去最長の13年7ヵ月も乗り続けた)も、正に「ぴんころ」

とっても悲しかったけど、愛犬と愛車に「散り(去り)際の美学」のようなものを感じたな….
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でも、感傷に浸っているのは性に合わない。

何にでもチンタラ時間を掛けるのが大嫌いな私は、D4とお別れした翌々日の3月15日には、次期社用車を決定し、正式に発注。

幸い、D4の前回車検前に、1車種だけ乗り換えを本気で検討した車があった。

その車種がドンピシャのタイミングで「大幅な年次改良」を発表。

私が強く望んでいた「オフロードに強いモデル(グレード)」が初めて導入されたのであった。

この新グレードは、スペック的に、私が設定した次期社用車としての要件を見事な位に100%満たしていた。

そんなわけで、実車の見学や試乗もせずに即断。

但し、ディーラーから告げられたのは「工場出荷から最短で5ヵ月待ち。納車まではおそらく半年は要するので、今年の9月~10月頃になるでしょう。」という見通しであった。

何しろ受注に対して生産が追いつかず、新規発注停止が何回か繰り返され、一時期は納車まで1年~1年半待ちが当たり前と言われた程の人気車種だった。

それが、オフロード性能の物足りなさと並んで、D4を前回車検前に手放さなかった理由のひとつでもあったのだ(1年半待ったら、さらに次の車検が近付いちゃうよね…)。

まあ、半年待ちなら上出来だね!

納車時期がさらに先に延びるのも想定して、気長に待とうと決めた。

我が家には、ミニパジェくんも、ギアちゃんもいるからね…
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だが、何となく流れが変わってきたのが5月下旬。

ディーラーの担当者さんを訪れた際に、工場出荷時期が1~2ヵ月早まりそうだと告げられたのだ。

えっ、延びるのじゃなくて早まるの (°0°)   そんなのこのご時世、聞いたことが無いよ!

ディーラーサイドとしても「異例中の異例」との事で、理由は良くわからないらしい。

まだ確定ではないので、正式な納車日は6月中旬頃にお伝えできますとのこと。

まあ、早まる分には文句の付けようがないな…

その後、本当に6月中旬に連絡をいただき、あれよあれよと言う間に納車日が7月3日、そう、今日に決まったのである!

正式発注からわずか3ヶ月半での納車。

完全受注生産方式のメーカーなので、私も「狐につままれたような気分」であった。
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新社用車の正式名称は Lexus NX 350h OVERTRAIL

「OVERTRAIL」とは「陸路や森林・原野等の未舗装路を意味する Overland と Trail の組み合わせ」で、自然とのつながりや道を切り開くイメージを付与した Lexusによる造語とのこと。

何となく、前々愛車のランクル(LAND CRUISER)や D4のメーカーである LAND ROVER と相通ずるモノを感じるんだ。

「八ヶ岳ライフ」にピッタリだよね!

本当は、NXを初めて見た時に「八ヶ岳系の吊り目顔土偶さん」にソックリと思ったので、「どぐちゃん」と呼ぶつもりだった。

だが、「ーバーレイル」って造語が気に入ったので「おとちゃん」に呼称を決めたのだ。
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午前10時キッカリに諸々の手続や説明からスタートして、納車式一式が完了したのは12時20分ちょっと前だった。

ディーラーの皆さんの拍手に迎えられ納車式でおとちゃんと初めての対面。D4より2回りは小さいサイズなのだが、醸し出す迫力では負けていなかった。
おとちゃん、やっぱり君は、八ヶ岳の吊り目土偶さん系のお顔だね。私には「土偶顔」としか思えないのだ…
従来のNXに比べ最低地上高を15mmアップして、さらにオールテレーンタイヤを装着。15mmの地上高差がどれだけ重要かは、八ヶ岳の雪道を走行した時に実感するはずだ。車高の低い車はラッセル車状態になるからね…  4WDである事と並んで、最低地上高は八ヶ岳ライフにおける車選びの重要ポイントなのである。

こうして、新札発行日と時を同じくして「おとちゃん」との新たな「デュアル・ライフ」がスタートした。

おとちゃんのボディーカラーは、私が現在一番のお気に入りの色である「濃いグリーン」。正式には「テレーンカーキマイカ」と言うらしい。ボディー以外は「黒ずくめ」なんだよね。Lexusエンブレム以外には、シルバー系のメッキパーツはまったく無いんだ。
ディーラーの担当者さんが、15mmでも車高の違いに驚いたと言ってたけど私も同感。発注後に試乗した別グレードのNXと印象がかなり違うんだよね!
土偶さん達は女性だけど、君はやっぱりハンサム系の男性土偶さんだね(まれに男性の土偶もいるんです)。
車両後方はD4に比べるととっても個性的でカッコいいよね!

社主さまに言わせると「社用車と言うよりも、あなたの利用が中心なんだから社長車でしょ。私にはギアちゃんがいるし…」との事。

そんなわけで、おとちゃんは「社長車」と呼ぶ事にした。

当「八ヶ岳WiL稿房」の2大コンテンツ【縄文土偶探訪記】と【八ヶ岳オフィスDIY奮戦記】では、D4が大活躍してくれた。

おとちゃんには、新たな3つ目のコンテンツのお供として、大活躍してもらう計画なんだよね!

Lexusの納車式って噂には聞いていたけれど「凄い!」としか表現できないね。色々プレゼントいただいたけど、個人的にはこの「おとちゃん」のチョコプレート付きケーキが最高だったな。ナンバーまでしっかりと描かれていたのには驚いたね!

それにしても、Lexus の納車式って、色々な意味で「凄かった」な…