3月は「別れの時」 D4 これまで本当にありがとう!

3月は年度末。

我が社の決算月は10月だが、お客様である銀行の決算月は3月なので、やっぱり「節目の月」である。

私は、「迷ったら捨てる。悩む前に切る。」がモットーのひとつ。

今月に入ってから、雑誌等の定期購読やアプリやVODのサブスク、所属する趣味や研究系の会等々、コストとベネフィットを再評価して、入れ替え戦を実施してきた。

まあ、実際のところは「バッサリ切る」という行為を躊躇なく続けて来た感じだろうか…

そんな年度末特有の作業は、もう9合目。

今日は、その「(想定外の)クライマックス」と言い得る とても寂しい1日だった。
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我が社の社用車 D4(Land Rover Discovery 4)は、2010年8月に新車で購入してから、今月で13年7ヶ月目を迎えた。

ボディはピカピカで傷なんて1箇所も無い。14年目の車とは思えないよな…

この間、新百合ヶ丘自宅と八ヶ岳オフィス 往復約310kmの「通勤の足」、或いは「動く書斎」として大いに貢献してくれた。

その結果、累計走向距離は185,000kmを突破。

これまでの愛車の使用年数と走向距離の最高は、前愛車 TOYOTA「ランクル(Land Cruiser)100」のそれぞれ9年、約9万kmであった。

ゆえに、D4は「最長不倒距離」を大幅に更新した事になる。

武骨な外観と異なって、車内は明るくてオフロード車のイメージではなかったな。レザーシートの乗り心地は抜群だった。

この間、トラブルはセキュリティーセンサーの異常稼働が数回あったのみ。

ああっ、それに、中央道上り笹子トンネル前を走行中に狙撃されて、フロントガラスを交換した事もあったな(飛び石スナイパー事件)…

正に「故障知らずの超優等生」だったのである。
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だが、D4に異変が生じたのは、前回の八ヶ岳滞在時だった。

まずは、冷却水系に警告灯が表示され、続いてエンジン回りにも機能低下の注意灯が灯った。

これまでD4で警告灯が表示された事など無かったので、正直、かなり慌てた。

そんなわけで、2月29日からLand Rover車の専門整備工場として名高い「レンジニアス」さんに点検・整備をお願いしていたのである。

先週の後半にその結果と見積を伝えてもらった。

実は「ちょっと嫌な予感」がしていたのだが、見事に的中。

特に、私が大好きな JAGUAR製の排気量5,000cc V8エンジン回りのトラブルはかなり深刻だった。

故障修理に加えて、私が元々予定していたブレーキ回りの部品交換等も含めると、ちょうどパジェロミニを新車で購入した時位のコストを要する事が判明。

う~ん、さすがに外国車の部品代って凄まじいな…

部品代の高騰と円安のダブルパンチで、ここ数年で倍近いコストになったそうだ。

仮に、今回の修理をすべてお願いしたとしても、今後はエアサスを筆頭に高価なパーツの交換が相次ぐ事も予想された。

結局、断腸の思いであったが、社用車 D4とお別れする事を決断。

このリアビューも独特で好きだったな。アシンメトリーなデザインのリアゲートってお洒落だと思う。

今日が、その手続&お別れの日であった。
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午前10時過ぎに社主さまと一緒にレンジニアスさんを訪れた。

今日はギアちゃんではなく、ミニパジェくんでレンジニアスさんに行った。2台で並んだ写真はこれが最後だな。

荷物等を降ろした後、社主さまとD4で最後のショートドライブ。

レンジニアスさんに戻ってから記念撮影。

そして、お別れの時を迎えた。

私と社主さまが結婚後に購入した車は全部で12台。

9台目となったD4との付き合いがダントツに長いし、思い入れの強さも群を抜いていた。

D4、これまで本当にありがとうね!

D4、これまでありがとうね! 周囲にお友達(四角いLand Rover車)が沢山いるね!

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超優等生であったD4は、最後まで私に気遣いしてくれたようにしか思えなかった。

ひとつは「自動車税」

これまでは 88,000円であったが、13年目を超えた今年は 101,200円にアップする。

自動車税は4月1日時点での車の所有者が1年分を支払うので、この時期に手放すのであれば、税負担は生じない。

ふたつめが「次の社用車候補」である。

実は、2019年(9年目)、2021年(11年目)、昨年(13年目)と車検が到来する度に、結構本気でD4の買い換えを検討したのである。

結局「欲しいと思える車が無かった」ためにD4を乗り続けてきた。

だが、さすがに前回の車検の時はかなり迷った。

D4は、元々、3人の息子達や愛犬カリン(ラブラドールレトリバー)と一緒の八ヶ岳通いを想定して購入した車だ。

現状の社主さまとの2人での使用を考えた場合、「Too big」であるのは間違いなかった。

さらに、今年63歳となる我が身を鑑みれば、今後は「安全性能」も重視する必要があった。

それに、ケチ臭い事を言いたくないけれど「ハイオクがぶ飲み」の燃費は、さすがに時代の流れに逆行していた。

2月に社主さまのギアちゃんで出社した際に「往復平均燃費 20km」の表示を見た時には、私でも「次の社用車は燃費も考慮しなくちゃな…」と感じたほどだ。
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結局、買い換えの判断には至らなかったが、昨年の車検の際には、かなり有望と思える車種がひとつだけあったのだ。

でも「オフロード性能」に物足りなさを感じて、D4に乗り続ける事を選択したのである。

D4とお別れする決断をした後に、改めてその「有望車種」のスペックを確認してみた。

するとビックリしたのだが、2月29日に年次改良が発表され、さらに「オフロード機能」をアップさせた新グレードが導入されたのである。

この新グレードって、私の求めていた条件にドンピシャじゃないか (°0°)

偶然にしては出来過ぎのタイミングだな…

もうこうなると、D4が次の社用車の選択にまで配慮してくれたとしか思えなかった。
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結局、これがD4を八ヶ岳で撮影した最後の写真となった。雪にボディが覆われた写真なんて、D4にはピッタリだね!

D4はやっぱり最高の車だったな。

私も社主さまも、君と過ごした日々の事を一生忘れないよ!