今週の月曜日から、銀行の中間決算分析作業集中期間に突入。そうなれば「仕事(分析作業)」が最優先。
思いっ切り平日の「八ヶ岳 紅葉狩り」を楽しんだ先週とは対照的に、月曜日から水曜日までの3日間は、オフィスに籠もって早朝から深夜まで仕事に集中した。
その成果で、これから5~6週間に亘る決算分析作業の第1ステージを終えることが出来た。
アナリスト稼業を始めた35年前ならば、おそらく2週間程を要していた作業が、ほぼ3日で終わったことに改めて感動。
コロナ禍以降、ビジネスでもプライベートでも、DXの恩恵を一段と強く感じるようになってきた。
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最近は、Web上のレポートや論文等にわざわざ目を通すのが面倒なので、AIに任せて、まずは「要約」を作成してもらうようになった。
要約を読んだ上で、じっくりと読む価値が有るか無いかを判断するのだ。
そして、AIによる要約の「精度(賢さ)」が加速度的に進化している事を実感する。
本末転倒かもしれないが、AIの要約から漏れた(弾かれた)重要なポイントや面白い内容を探すことに楽しさを感じるようになってきた。
個人的には、面倒で物わかりの悪い人間と接するよりも、AIを相手にしている方がはるかに快適だ。
最近は「親近感」を覚える程だ。
本当に「面白くて楽しい時代」が到来しつつあるな…
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通常であれば、決算分析作業期間中の講演活動は控えるのだが、業務効率の向上に伴って「余裕の時間」が生じたので、明日から2週間程、東京での講演をパラパラと引き受けた。
一昨年の1月~3月に実施したBPRの際に、自宅書斎のIT環境を八ヶ岳オフィスとほぼ同等程度に強化したので、自宅でも八ヶ岳でも仕事を同じようなペースで進めることが出来るのだ。
だが決定的に違うことがいくつかある。
1日の仕事が一段落した後に、オフィスの窓から眺める「夕方の庭の様子」や枕木テラスでの「焚き火」、或いは「鹿の湯通い」の楽しみが、新百合ヶ丘の自宅では味わえないのだ。
仕事を終えた後の「充実感」に浸るためには、それ相応の「お洒落な環境」が必要である事を痛感する。
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明日は東京での講演の予定が2件入っているので、今朝の9時半過ぎに八ヶ岳オフィスを発った。
そう、今日は「八ヶ岳撤収日」なのだ。
今回の滞在期間約2週間は、ずっと社主さまが同行。
彼女が、庭の落ち葉の掃き集め等々、Winter Transformation をどんどん進めてくれたので本当に楽だった。
ちなみに、今日11月9日は「愛犬 カリン」の命日である。
彼女が天に召されたのは2012年のこの日。来年には早「13回忌」となる。
八ヶ岳オフィスを発つ前に、オフィスに飾ってある遺影にお焼香。
水とお菓子をお供えした(まあ、いつもの事ではあるが…)。
敷地内の広葉樹のほとんどが、既に多くの葉を落としている中、亡き愛犬と同じ名前の「カリン(花梨)」の木は、漸く紅葉が始まったばかりだ。
愛犬カリンは、なぜか同じ名前のこの木をじっと見つめていることがよくあった。
私とAIの関係のように親近感を抱いていたのかもしれない。
カリンの存命中は、600坪の敷地内を「放し飼い」状態。彼女が好き放題出来る「領土」であった。
社主さまと息子達がテニスをした際に忘れたボールを探し出してきては、楽しそうに「破壊」していたな…
例年、花梨の木の完全な落葉が「冬への移行」が終わったことのサインとなる。
自宅滞在時でも、そのタイミングを知ることが出来るように、移動型ライブカメラ「ラプター」を花梨の木にフォーカスさせた。
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自宅着は正午前。
ちょっと休んだ後に、自宅にある「カリンのお墓」をきれいに掃除。
こちらでも焼香し、水とお菓子お供えした。
デュアル・ライフを楽しむ上では、亡き愛犬の供養でも「デュアル体制」をしっかりと築かなければならないのである!
毎日思っているのだが、自宅でお墓の掃除をしていると、より強く感じるのだ。
カリンは最高のパートナーだったな…