昨日は東京で2件の講演の予定が入っていた。
2件目の講演が終わった後は、そのまま講演先の役員さん達とディナー。
新百合ヶ丘の自宅に戻ったのは午後9時過ぎだった。
八ヶ岳でのオンライン・スタイルでの講演では得ることの出来ない「東京での face to face(対面)活動)」の意義や楽しさを感じるのはこんな時だ。
振り返って見れば、その辺りの「最適なバランス」を築き上げるのに2~3年を要したことになる。
そして背中を押してくれたのが「コロナ禍」。
我が社にとって、新型コロナは正に「ビッグ・プッシュ」だった。
私の周囲でも「コロナ禍」をポジティブに捉える人は意外と多い。
そして、不思議とそういう人程、現在でもマスクをしっかりと着けているように感じる。
世の中って本当に面白いな…
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最近、東京での楽しみは仕事だけではない。
旧『八ヶ岳稿房』で書いたことがある(https://triglav-research.com/?p=47029)が、私は9月から「東京でのさらなる働き方改革」を進めていて、1日の講演件数を2回までに制限。
講演と講演の間の空き時間等を使って、映画鑑賞、博物館や美術館の企画展巡りを楽しむ事に決めたのだ。
昨日のお楽しみは『ゴジラ -1.0』。
元々、ゴジラ映画は大好きなのだが、今回はヒロインを演じるのが「浜辺美波」嬢。
現在、私にとっては「広瀬すず」ちゃんに次ぐ、2番目の「推し」の女優さんなので、楽しみは倍増だ。
1件目の講演先との関係で、今日は「Toho シネマズ 日本橋」での鑑賞となった。
ネタバレとなるような無粋なことを書く気はまったくないが、本当に素晴らしい出来映えで、存分に楽しめた映画であった!
初代ゴジラの体長は50m、シン・ゴジラが118.5mと、どんどん巨大化してきたのだが、ゴジラ -1.0ってさらに大きく感じたのは、私の気のせいかな?
それに、これまでのゴジラの中で「一番怖い容貌」だった。
戦後復興直後の銀座を破壊する場面はド迫力。
大迫力の映像を観ながら思った。
税理士でもある財務副大臣が、平気で固定資産税の滞納と差し押さえを繰り返すような国なんて、ゴジラに「グレート・リセット」されちゃった方がイイんじゃないかと…
最初に財務副大臣に関する報道を目にした時は、さすがに「フェイク・ニュース」だろうと思った。
でもそれが事実で、本人が滞納の理由は「国会議員の職務が忙しくて…」って答弁した時には、思わず失笑してしまった。
ある意味、すごい「お笑いのセンス」である。
ここまで国会議員の品性が落ちた国は、もうゴジラに暴れて、壊してもらうしかないだろうな。
日本人のそんな潜在意識が、「ゴジラ映画」の70周年という息の長さを支えているような気がするのだ。
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ゴジラはいつも海からやってくる。
ゴジラが上陸すれば、新百合ヶ丘の自宅は危ないかもしれないが、八ヶ岳に疎開すれば問題はないだろう。
本州の中央部である「諏訪地域」までは、さすがにゴジラはやって来ないような気がする。
これこそが、「デュアル・ライフの安全保障機能」なのだ。
だが、ふと思いだした。
ゴジラ映画の代表作のひとつである「三大怪獣 地球最大の作戦」で、キングギドラが最初に襲来したのが「松本」で、「松本城」の瓦を吹き飛ばしたシーンを覚えているぞ…
八ヶ岳エリアは、ゴジラはOKだけど、キングギドラは勘弁してね!
「ゴジラ -.1.0」を堪能した後、Tohoシネマズ 日本橋の隣に鎮座する「福徳神社」にお参りして、そんな風に願掛けしてきた。