明確な根拠はないけれど「これだけは、やめておいた方がイイな…」と感じることが、人間、いくつかはあるんじゃないかな?
私の場合はそんな感覚を「本能の囁き」と名付けて、結構、大切にしているんだ。
例えば、八ヶ岳のこの季節だと「社主さま(家内)にトリカブトの花が咲いている場所だけは教えない方が賢明だよ!」との声が頭の中で響くんだ。
理由はサッパリわからないんだけれどね。
それから「エアガン遊びも、社主さまの前でしちゃ駄目だよ!」って声も聞こえるんだ。
どうしてだろうな?
私の「自己防衛本能」みたいなのが作動しているのかもしれないな…
だから、エアガン遊びは、私の単独滞在の時か、彼女がテニスに出掛けている時だけにしているんだ。
彼女は、私のエアガンコレクションを知っているんで「内緒の遊び」にする必要は、まったくないんだけれどね!
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「エアガン」に限らず、モノでも人間でも「適材適所」や「向き不向き」を知る事って、とっても大切だと思うんだ。
エアガンの遊び方で言えば、エアコッキングタイプのスナイパーライフルは、距離25~30m程度で、小さなターゲットを狙い撃つのが一番向いているし、面白いと思う。
タクティカルバイポッドを装着し、プローンポジションで撃つのが、スナイパー気分に浸れるんだ。
精密射撃用のAPS-3だと、例えば「ブルズアイ競技」であれば距離は5mで、スタンディング&ワンハンド姿勢。
競技用ターゲットは、勿論、規定のモノしか使えない。
競技ルールに従って高得点を目指すことに意義(楽しさ)があるんだよね。
私的には「一番楽しい遊び方」が固まっていなかったのが「ハンドガン」だった。
だが、先日「八ヶ岳稿房」で書いた「遊び方改革(https://triglav-research.com/?p=46499)」で新たに置いた3つのターゲットの内のひとつが大当たり。
「開眼」したって感じなのである。
そのターゲットは、オフィスのウッドデッキから見下ろす形で広葉樹(ブナ)の枝にぶら下げた「普通の青いボール」。
距離はちょうど20m程度。
当初は、電動(或いはガスブローバック)のエアガンには、ちょっと遠いかなと思ったのだけど、元々BB弾の飛距離は40m以上あるので、全然問題なかった。
風が吹くと揺れるのが面白いし、命中すると「ポンっ」って感じの音が響くのもとっても小気味好い。
そもそも、20mの距離でもかなりの命中率なので、それがまた楽しいんだよね!
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デスクワークの合間の「気分転換」には最高で、単独滞在になってからは、1日4~5回はエアガンを撃ちまくっているかな?
電動ハンドガンの手軽さと、自由な撃ち方が楽しめる魅力を改めて知ってしまった気がする。
そうこうしている内に、少し離れた場所に、もう1個ボールを吊したら、もっと面白いだろうなと思えてきたんだ。
そこで、雨でエアガン遊びを休んだ昨日、Amazonで同一メーカー製で一回り大きいボールを追加オーダー。
「好みのカラーは選べない」という不思議な購入スタイルだった、
それが今日の昼前に届いたので、早速、脚立を運んできて同じ木の枝に吊してみた。
今日みたいに風が強い日は、かなりボールが揺れて一段と楽しさが増すな!
最初に買ったボールの直径が16cmだったのに対して、2個目は20cmで色は「ピンク」。
一回り大きいのだけれど、ウッドデッキからの距離は、さらに2m程遠くにした。
高さもちょっと変えたので、これで色々な撃ち方が楽しめそうだ。
早速、2挺のエアガンで70発程撃ってみた。
発射音の後に「ポンっ」って音がした時は命中なんだが、下の動画では弾速が早過ぎて、さすがに命中が確認できないな…
全弾発射後、思わず、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」の有名なセリフを呟いてしまった。
「カ・イ・カ・ン」
ああっ、でもさすがにボールが2個吊してあると、社主さまが気が付いて、これは何かと尋ねられるかもしれないな…
その時、私の本能がまた囁いた。
「飾りも兼ねた新しい鹿除けグッズなんだ。」と答えれば問題ないさ!