今朝は5時半前に目覚めた。八ヶ岳で迎えた3日目の朝である。
すぐに朝の珈琲を淹れて、オフィスウッドデッキで、草刈り作業を終えた庭のフラットスペースを眺めながら珈琲を味わった。
それにしても昨日は、色々な意味で「衝撃的な1日」であった。
まずは、凶弾に倒れた安倍元首相に心から哀悼の意を捧げたい。
「テロル(Terror)」は伝播する。
異常気象、新型ウィルスとの終わりなき戦い、国際紛争等々に加えて、またひとつ「嫌な(不吉な)兆候」が現れた。
それも、少なくとも「平和で安全な国」との評価がまだ辛うじて残っていた「我が国」においてである。
これからは「身近にいるテロリスト」を意識して暮らさねばならない時代かもしれないな…
ふと、かつて 旧日本社会党 浅沼委員長刺殺事件を描いた沢木耕太郎氏著の『テロルの決算』を読んで、(私には珍しく)深く感銘を受けたことを思い出した。
あの本を読み返してみたいな。自宅の書庫スペースに置いてあったかな?
一旦、オフィスに戻って、Amazonをチェックしたら、既に Kindle化されていた。
改めて「単行本」の発行日を調べてみると1978年9月30日だった。
名著とは言え、45年近くも前に発行された本が、ワンクリックで購入できて、すぐに読み始めることが出来る。
「嫌な時代」ではあるが「便利な時代」であるのも確かだな…
朝から「気分はちょっと複雑」だ。
———–
その後、今日の草刈り予定スペースの確認を兼ねて敷地内を散策。
隣接する「財産区林」では、この時期「ヤマアジサイ」が満開である。
10分程で散策を終え、再びオフィスに戻って、毎朝の日課である東京都、神奈川県、長野県の前日の新型コロナ新規感染者数のデータ入力作業を行った。
予想はしていたが「東京都と神奈川県で前日比4日連続増加」となってしまった(https://triglav-research.com/?p=38573)。
この瞬間、我が社独自の「非常事態宣言」発令が決定。
「第1次措置」として事前に決めていた
①家族以外の外食禁止
②加えて、人出が多くなる休日・祭日の外食禁止
③同じく休日・祭日の温泉通い禁止
④「夏(AI)マスク」から不織布マスクへの切り替え
⑤買い物は平日のなるべくお客さんの少ない時間を選ぶ
等々の緩めの規制を導入することにした。
要は「休日・祭日はむやみに出歩かない」のが今日からの「基本姿勢」となる。
うん、八ヶ岳滞在中の「非常事態宣言」発令で間が良かったな…
———————-
最近は、コロナ禍に関して政府や専門家の発する情報への「猜疑心」が一段と強まってきている。
特に「コロナワクチンの効果」に対しては「胡散臭い」という表現がピッタリだ。
モデルナでもファイザーでも、接種後20週間を経過すると「予防効果」は、ほとんど期待出来ないと普通に報じられている(でも3ヵ月まではOK ?? )。
だが「重症化予防効果」は十分にあると、当たり前のように「おまけの解説」が付加される。
一方で「オミクロン株は元々、重症化率は明らかに低い」と言うのが通説のようだ。
じゃあ「ワクチンの重症化予防効果」ってどこまであるの?
「オミクロン株の特性」と「ワクチンの重症予防効果」をしっかりと仕訳した資料がないか調べてみたのだが、私には納得できるデータを見つける事ができなかった。
自分で調べて納得できる事しか信用しない。— これが「混沌の時代」を生き残るための基本動作だと思う。
八ヶ岳ライフでは「自分で定めたルール」を粛々と貫くのみだ…
by『八ヶ岳稿房主』