我が社の設立が2012年11月1日で、実際の開業が2013年1月1日だったので、今年の年末で開業から丸10年となる。
業務内容は、その前に働いていた英国系投資銀行と同じ事を続けて来たので、もう16~17年ほとんど変わっていない。
もっとも生業である「銀行業界の調査・分析稼業」は来年で35年目を迎える。
調査・分析結果の対象先や伝え方については当然ながら変遷はあったものの、実はインプットの「仕来り」はこの35年間、基本的には変わっていない。
そして、その仕来りにおいて「7月は有価証券報告書分析月間」なのである。
今回の八ヶ岳滞在中は、有価証券報告書でしか得られない情報のExcel 入力&加工作業にひたすら取り組むことになる。
但し、決算データの多くは「決算短信」をベースに、5月中旬~6月末の決算分析山籠もり期間中に入力作業を終えている。
そのため「分析作業への没頭度合い」は、6月末までを「100」とすると、7月は「40~50前後」でも仕事が回るのだ。
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そんなわけで、「出社初日」となった昨日は、この「7月モード」の慣らし運転のような日となった。
まずは、朝の9時から敷地内の「草刈り作業」開始。
八ヶ岳の敷地の面積は約2,000㎡あるので、1日で終わる広さではない。
現在使用しているエンジン草刈機の燃料タンクに混合燃料をフルに入れると、1回の草刈り作業時間は45~50分程度になる。
これを「1セット」の作業としてカウントすると、敷地内の芝&草刈り作業を終えるには、ほぼ「10セット」が必要作業量となる。
今年は、社主さまとの完全共同同時作業で「初日 3セット、2日目 4セット、3日目 3セット+α」の作業予定を組んだ。
2台の同型のエンジン草刈機がフル稼働。休憩を挟んで10時40分過ぎには初日の作業を完了。
シャワーを浴びて、11時からお仕事開始である。間に昼食を挟んで、午後2時前に一旦、仕事を終えた。
その後、郵便局(八ヶ岳ライフにおいては、JPとJAは強い味方)→ 綿半ホームエイド 富士見店(草刈機の混合燃料の調達)→ たてしな自由農園 原村店(美味しいトウモロコシが食べたくなった)を「八ヶ岳ライフの足」となったミニパジェで社主さまと回った。
残念ながら、自由農園のトウモロコシは午前中に売り切れてしまったとの事だったが、私の大好きな「アイスプラント」を沢山売っていたので、とりあえず満足。
午後4時半前にオフィスに戻って午後6時過ぎに、今日予定していた仕事を完了。
1日の業務時間は「4時間前後」かな?
「決算分析山籠もり期間」は、1日平均10時間以上は仕事をしていたんで、7月~8月はこんなペースでバランスを取ろう。
そう、大切なのは「メリハリ」なのだ!
仕事を終えた後は、八ヶ岳ライフの夜のお楽しみ「焚き火タイム」である。
これは、自宅では決して楽しむ事のできない「癒しの時間」だ。
午後7時過ぎからは、ちょっと小雨が降ったが、その風情がまた悪くない。「動画」と「実物」はやっぱり違うよな…
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オフィスウッドデッキに設置した温湿度計の今朝6時20分の外気温は17.6℃。ちょっと肌寒いくらいだ。
昨日の最高気温は23.8℃で、1日の平均気温は19.4℃と20℃を下回った。
私がオフィスを留守にした1ヵ月の間に、ワンタッチで29.9℃の気温を記録(異例の早さ)。
今年は30℃を超える日が何日かあるかもしれないな…
それでも、 富士見高原 標高1,300mの地の「夏場の涼しさ」は「大きな魅力」である。
7月~8月は、なるべく「八ヶ岳オフィス」で「1日4時間労働」を貫く事にしよう!
by『八ヶ岳稿房主』