「人の行く裏に道あり花の山」— 自宅の庭では「ホスタの祝宴」

今朝のニュース番組が「中央道下りは午前8時過ぎの時点で、相模湖IC付近で44kmの渋滞」と報じていた。

事故渋滞の影響で、NEXCOの事前予測を朝の時点で早くも4km上回っていたらしい。

「大渋滞」は、私が大嫌いな「無駄」「非効率」「無計画(事故渋滞はマネージできないリスク)」の三点大盛りセットのようなものだ。

44kmもの渋滞に巻き込まれた自動車とそれに搭乗する人間がどこを目的地にしているかは定かではない。

だが、そのかなりの部分が「GW中に八ヶ岳界隈の人口密度上昇」を引き起こすのは間違いないだろう。

2020年と2021年は「コロナ禍」のおかげで、GW中の八ヶ岳は、私的にも何とか許容できる程度の混雑ぶりであったが、今年は違うんだろうな…

4月初旬の段階で「今年のGWは新百合ヶ丘の自宅で過ごす」と決めたのだが「正しい選択」であったような気がする。

そう、人で溢れ返っているような八ヶ岳は、私が好きな八ヶ岳ではないのだ!

ふと、今から38年前、新入社員の頃に学んで、その後の人生の大切な指針のひとつとしてきた『相場格言』が頭に浮かんだ。

「人の行く裏に道あり花の山」—  これは、株式市場で利益(リターン)を得るためには、他人とは敢えて逆の行動(リスク・テイク)をとらなくてはならないという有名な格言である。

だが、別にこれは「投資の世界」に限定した話ではない。

人生全般に当てはまる言葉だと思う。

そんなわけで、世間一般が一斉に動き出そうとしている今日、私は1日、自宅でノンビリと過ごす事に決めたのである。

朝から読書に耽って、午後3時過ぎに、自宅の庭に出た。

八ヶ岳の敷地(庭)のような広さはないが、社主さまの好みのロック・ガーデン風に仕立ててある。

クリスマスローズが(まだ?)満開で、ホスタさん達は、もう株の直径が50~90cmに育っていた。

クリスマスローズはこぼれ種でどんどん増えて行く。お辞儀をする控えめな花とは対照的で凄い生命力だと思う!

「ホスタさん達によるGWの祝宴」って感じだな…

以下、「ホスタの祝宴七景」↓

八ヶ岳のホスタさん達は、まだ新芽が地面に顔を出してから1週間程だ。

毎年この時期には、新百合ヶ丘自宅と八ヶ岳周辺の「植物の成長速度の差」に驚かされるのだ。

些細な「喜び」「驚き」「学び」等々は「感性のアンテナ」さえ立てておけば、いつでもどこでも体感出来るんだよね!