「デュアル・ライフ」を楽しむ2つのコツ—「TWIN LAND」と「うさぎ」の日

例年、6月と12月の月初は、決算分析山籠もり期間の「折り返し地点」である。

今シーズンは、入力を終えたデータを自宅で分析するという作業を進めつつ、東京での講演等に対応する日々が続いている。

10日には、金融誌と握ってしまった(ちょっと早まった判断だったな…)決算内容分析レポートの原稿〆切りがあるので、それまでは結構タイトなスケジュールが続く。

まあでも、自宅滞在中にビジネス以外でも、事前に色々と予定を組んであったので「息抜き」的な楽しみも多々あるのだ。

そのひとつで、社主さまと「相模原」までお出掛けしてきた。

向かった先は、Land Rover と Land Cruiser の専門店「TWIN LAND(ツインランド)」である。

Land Rover のあの武骨で四角い旧スタイル車のオーナーにとっては「聖地」とも言い得る場所だ。

D4のオイル交換は、やっぱり「TWIN LAND」さんで、POWER CLUSTER OILだよね! 高価なオイルだが、相棒「D4」へのご褒美なのである…
クレシックレンジと旧ディフェンダーがいきなり「お出迎え」。TWIN LAND二来ると「D4」は、ただの「若造」である。

我が社の社用車D4(Discovery 4)は、この聖地に「エンジン洗浄」をお願いして以来、オイルは「POWER CLUSTER OIL」に交換するのが習慣となっている。

はっきり言ってかなり「高価」なエンジンオイルである(2回交換したら、普通の車であれば車検費用位になっちゃうんじゃないかな…)。

でもD4は自宅と八ヶ岳オフィス間の遠距離通勤の足であり、かつ、八ヶ岳の過酷な自然環境の中でも、これまでトラブル皆無で、快適な八ヶ岳ライフを支えてくれた正に「相棒」だ。

ゆえに、D4への年2回の「ご褒美」と考える事にしている。

それに、探してみたのだが、八ヶ岳界隈では、このオイルを取り扱っている整備工場やショップが無いのだ。

そう「八ヶ岳では出来ない事」なのである!

愛車へのご褒美だけではなく、実は、私と社主さまにも「ふたつのお楽しみ」がある。

「ひとつめ」は、Land Roverの様々な旧車(名車)に出会う事が出来るのだ。

今回も、レストア中のクラシックレンジ、キャメルトロフィー仕様のディスカバリーの初期モデル(ゼロと呼ぶのだそうだ)等々が整備スペースに並んでいた。

Land Roverの四角くて武骨な旧スタイル車が並んでいる光景を見ると、ちょっと感動する。社主さまは、私以上にこんなスタイルの車が好きなのだ!

その内の1台は、オーナーさんは「長野県」の方との事。別のクラシックレンジは「山梨県」。

大袈裟ではなく、八ヶ岳界隈からもこの「聖地」に Land Roverの名車が集まってくるのである。

レストア中のクラシックレンジ。既に購入する方は決まっているとの事。お値段を聞いてみたら、普通の軽自動車の新車「3台分」以上だった…
この旧ディフェンダーは、中古の並行輸入車との事。カラーリングもフロントの弄り方もお洒落だな…
キャメルトロフィー仕様のディスカバリーの初期型。ディスカバリーは「1」からスタートしているのだと思っていたのだが、マニアの間では、この車種を「ゼロ」と呼ぶのだそうだ。

ふと興味を持って「ねえ、Tさん(店長のお名前)、TWIN LANDさんのお客さんで、現在、走行距離数が最も長い車って、どの位走っているの?」と尋ねてみた。

すると「カメラマンのお客さんが乗っているディフェンダー(勿論、旧タイプ)で、もう軽く60万キロを超えている車が一番かな? 勿論、エンジン交換無しですね。10万キロ超えて、やっと一人前。まあ、Land Rover車なら、20万キロ超えなんて全然珍しくないから!」という答えがサラッと返ってきた。

「英国車」って言うのは「大切に長く乗るオーナー」の期待に応えるような設計思想なんだろうな。

私も英国の投資銀行で7年程働いたが、確かに2社働いた別の米系投資銀行とは「フィロソフィー」の違いのようなものを感じたものな…

T店長さんからは、その後に「でも、ランクルも本当にタフで、見事な位に壊れないんだよね。」という言葉が続いた。

ランクル100→D4と車を乗り継いできた私は、自分が褒められたようでちょっと嬉しかった。

お楽しみの「ふたつめ」は、TWIN LANDさんから歩いて1~2分の場所にあるカウンター形式(+テイクアウト)のお寿司屋さん「うさぎ」さんで味わう「ランチ」である。

TWIN LANDさんでのオイル交換と「うさぎ」さんでのランチは、私達夫婦にとっては「パッケージのお楽しみ」になっている。

エンジン洗浄で初めてTWIN LANDさんを訪れた際に、Tさんのお奨めでランチをしてからは、すっかり「定番」になってしまった。

もしかすると、社主さま(家内)は、Land Roverの旧車との出会いよりも、こちらの方がお目当てかもしれないな…

 私は、迷わず「まんぷく刺身定食(税込み1,500円)」、社主さまは「レディースセット・ちらし(1,400円)」を注文。

海の幸にも恵まれた「南房総」生まれの私は「お刺身系」にだけはちょっとウルサい(他の食材にはそんな事はないが…)。

こちらが前菜の「小鉢5点」。右上のうどんは、茶碗蒸しも選択可能。
お刺身の鮮度と美味しさは「南房総生まれ」の私が太鼓判を押せる程のお奨め。「お刺身」は8点盛りであった。
前菜で小鉢を5皿味わった後に、お刺身、ご飯にお味噌汁と続くと、もう「満腹感」で幸せいっぱいになれる!
左は、食前の「リンゴ酢」、右が食後の「デザートと珈琲」。これだけの充実度で「税込み1,500円」は、南房総でもちょっと無いかな?

こちらのお店は、味、ボリューム、価格のすべてが「南房総の名店」に引けを取らないのである。

八ヶ岳界隈の和食系のお店もかなりの数を訪れたが、そこまで高評価のお店には、残念ながらまだ出会えていない。

こんな感じに、決算分析山籠もり期間の折り返し地点で、たった半日ではあるが「八ヶ岳では出来ない事」をいくつも楽しんだ。

「デュアル・ライフ」を楽しく、実り多きものとするポイントのひとつは「それぞれの拠点でしか楽しめない事をどれだけ数多く持つか」にあるんじゃないかと思う。

もうひとつ加えるとすると、それらを「夫婦仲良く一緒に楽しむ」って事だろうな…

 

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