それはそれ これはこれ あれはあれ

八ヶ岳 富士見高原は、昨日の深夜からかなり強い雨が降った。雨は今日の早朝まで続いたので、かなり長い降雨時間だったように思う。

今日は「月初」、それも早 2021年後半戦がスタートする節目の日でもあるので、朝から月次統計や四半期統計等の更新作業が目白押しだった。

ふらふらと庭を散策したくなるような天気ではなかった事は、むしろ幸いだったと言えるかもしれない。

午後4時前に作業が一段落したので、しばし休憩。

昨晩からかなりの降雨量だったので、隣接する財産区林の涸れ沢(フウキ沢)に、また小川が流れているんじゃないか確認に向かった。

最近は大雨の後に、年に数回は涸れ沢に小川が流れるようになった。

「おかえりモネ」ではないが、私も「森林インストラクター」として「八ヶ岳の森林の保水能力」が低下しつつあるのではないか、気になっているのだ。

だが、結果的には、小川の流れらしき物はまったくなかった。

昨晩からかなりの雨が降ったはずなのだが、涸れ沢には水はまったく流れていなかった。ちょっと意外…

へ~、あの程度の雨では涸れ沢のままなんだな….

じゃあ、5月21日に3筋の小川ができた時(https://triglav-research.com/?p=32746)は、どれ程の大雨だったんだろうか?

ちょっと拍子抜けしたので、暇つぶしに財産区林内の樹木や山野草の状況をチェック。

大きな葉が特徴の「桐(キリ)」が凄い勢いで生長していた。

財産区林の中では珍しい自生の「桐」。昨年は、風で落下した赤松の大きな枝の直撃を受け、もう駄目かと思った。応援しているが運の無い木である。

どうもこの桐は「運のない木」で、樹高が2m位になると、不思議なのだが倒木や落下した枝の直撃等を受けて、生長にリセットがかかるのだ。

財産区林内では珍しい木なので、今年の無事を祈った。

この時期、財産区林内に「花」は稀である。

ここ数年、凄い勢いで勢力を拡大した「山紫陽花」がちょうど開花を始めたばかりだった。

かつては山紫陽花など財産区林には生えていなかったように思うのだが、ここ数年、群生エリアを拡大し、満開期には遠目に見ると、明らかに財産区林の一角が白っぽく見えるようになった。

見応えのある山野草は他には無く、宿敵「タケニグサ」の繁茂をチラ見して、財産区林を後にした

枕木スロープのすぐ脇では「シモツケ(下野)」の開花が始まっていた。

枕木スロープの脇に自生していたシモツケ(下野)は、以前、雑草と間違えて草刈りしてしまった事があるのだが、逞しく復活した!

これから、我が家の庭は女王様である「ブッドレア」が、その長い開花期を迎えるまで、ちょっと地味系の山野草に幕間を繫いでもらう事になる。

その後、オフィスに戻って、昨日の午後「キャッシュレス百日行達成記念」として注文した「新たなデジガジェ」の初期設定をする事にした。

そう言えば『八ヶ岳稿房で、一昨日は「キャッシュレス」にこだわり、昨日は「昭和を懐かしむ」というのは、あまりにも節操がない』と、ある古くからの「(口の悪い)知人兼 読者」から冷やかしのメールが届いていた。

「だったら、オメーは読むなよな…」と穏やかで上品な表現の返信メールを送ったのは言うまでもない。

別に「Web広告」なんて掲載していないし、コメントもLinkも一切受け付けないという姿勢を貫いているので、感想なんて大きなお世話である。

それに、八ヶ岳ライフにおいても「合理性」「利便性」追求は大切だと信じているので、個人的に「良かれと思った新しい物(事)」は積極的にどんどん取り入れるつもりだ。

「昭和」に惹かれるのは「ノスタルジー」なので、食べ物で言えば「別腹」。

それはそれ、 これはこれ、あれはあれなのだ!

さて、新たに届いたデジガジェは、SONYの「wena 3」である。

最近、私の生活の中で「SONYの復権」が始まっている。先日の久し振りの「VAIO」購入に続いて、キャッシュレス百日行達成記念に「wena 3」を購入。パッケージはシンプルの極みだ!

ビジネス、プライベート用で使い分けている2つのGalaxy Watchと組み合わせる事によって、Galaxy Watch だけでは出来なかった「時計でSuica」「時計でAlexa」という、私がこの1~2年待望していた機能が実現出来るのだ。

初期設定があまりにもスンナリ終わって、ちょっと肩透かし。念願のSuicaとAlexaの機能が時計で対応出来るようになった!

初期設定からSuica登録まで、何の問題もなく終了。

すべての設定を終えて、Galaxy Watch と wena 3を合体。何の手も加えていないのだが、写真では光り輝いていた・とっても不思議…

さあ、2021年下期がスタートするこの日から、私の「キャッスレス&デジガジェライフ」も、さらに1歩前進だ!

「wena 3」の使い勝手については、決して少なくはない『八ヶ岳稿房』デジガジェ系読者のために、今後、レポートしていくつもりだ。