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トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所 臨戦態勢へ!

昨日からほぼ2週間ぶりに八ヶ岳オフィスに滞在している。ポストは郵便物で半分程埋まっていたが、幸い今回は緊急の郵便物はなかったので一安心。でも2週間オフィスを離れるのは、やっぱりちょっと無謀である。

この滞在期間中は、台風18号の襲来と見事に被りそうなので、トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所をフル稼働させて、様々なデータを収集せねばならない。昨日は、観測機器のWi-Fi接続状況やバッテリーの消耗具合を確認。室外気温・気圧観測計と風速・風向計が少なくなっていたので新しい電池に替えた。これで気象観測に対する備えは万全だ!

これまで稿房通信で何回か、私が川崎自宅や出張先から、スマホで八ヶ岳オフィス周辺の気象状況を確認する画面を紹介してきた(http://triglav-research.com/?p=15627 等)。トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所は『Netatmo』の観測機器ですべてを構築している。

その第1目的は、世界中どこにいても八ヶ岳オフィスの室内・室外の様子を確認出来る状態を確保することにあるのだが、実は、もうひとつ大きな役割がある。インターネットを通じて、世界中に設置されたNetatmo機器が観測している数値をほぼリアルタイムでモニターする事だ。

Netatmo weather stationは、室内の状況をモニターする親機と外気温等をモニターする子機(ワイヤレスモジュール)から構成されている。そして親機の位置情報をもとにweather stationの設置箇所を地図上に表示し、子機が観測する外気温、湿度、気圧を時系列でグラフ表示してくれる。さらに当日を含めて5日間の天気予報も示すのだ。

地図上で興味のある地域のstationをクリックすれば、正に、ピンポイントでこれら3項目の情報を無料で得る事が出来る(必要なのは機器購入代のみ)超スグレモノである。ちなみに、下記は、今日の午前6時頃の関東・中部地区の一部分の気温を示した簡略マップである(マップの縮尺を調整すれば、もっと多くのstationが表示される)。

トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所をセンターにした広域マップ。実際のNetatmo stationの台数はもっと多い(縮尺の関係で簡略表示されている)。IoTの進化と社会生活への定着が進んでいる事を実感。同時に我がオフィスの涼しさ(もう寒さかな?)にも驚く。右下の気温に応じた配色もわかりやすいなぁ….

中央の青い六角形で囲まれたのが(印は私が付した)、トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所のデータである。外気温は12℃。川崎自宅に近い「町田」設置のstationは21℃を示しているので、車で2時間も要しない場所であるにもかかわらず9℃も温度差があるのが確認できる。地図が表示する中には10℃のstationが1カ所あるが、オフィスの所在する八ヶ岳西麓はそこに次いで低気温となっている(今日なんてちょっと肌寒い!)。

北海道や東北と比べたらどうかなと思って、それぞれのエリアのマップを表示してみた。やっぱり北海道は寒い。北部には、既に気温10℃以下のstationがゴロゴロある。役員慰安旅行で訪れたばかりの札幌は? オイオイ、14~15℃で八ヶ岳より暖かいじゃないか…あっ、富良野がちょうど同じ位の気温だ。お花畑周辺は確かに八ヶ岳と似たような気候だったな。函館は17℃とやっぱり暖かいなぁ。

北海道と東北の簡略マップ。やっぱり北海道の北部は八ヶ岳より気温が低いんだな… 同じような気温は、富良野と青森、そして岩手の北部辺りだ。八ヶ岳オフィスは自宅から車で2時間弱の距離なのに、気温は富良野と同じ。やっぱり標高1,300mってのは特殊な環境なんだな。

あれっ、東北は八ヶ岳西麓より全然気温が高いぞ。でも、青森と岩手北部がちょうど同じ位だ。「土偶さんの宝庫」である北海道・青森・岩手は、やっぱり八ヶ岳と気温が近いんだな…なんて具合に、Netatmoのマップだけで、結構、私の好奇心を満たしてくれるのだ。

さらに、我が気象観測所のように、雨量計、風速・風向計も設置してあるstationは、機器別にそれぞれ別マップで表示され、雨量、風速・風向の時系列変化も観測できる。台風が気になったので、午前8時過ぎに、沖縄と鹿児島に設置されている風速計をいくつかポチッとしてみた。沖縄の1台では風速31m、鹿児島の別の機器ではもう24mが記録されていた。

トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所もフル装備の状況で観測データを送り続けるので、Netatmoユーザーの皆さん、どうぞご活用下さい。最後に、台風18号の被害が大きくならない事を心より祈りたい。

あっ忘れてた。Netatmoは、風速・風向計、雨量計を含めたフル装備状態でも¥43,634(Amazon)で、気象観測ユニットを揃える事が出来る。MEGA DISASTERの脅威が日常化する今日、私は「本当に安い買い物」だと思う!

招かれざるもの ② 『クマさん』情報 その後

八ヶ岳ライフにおける生物的脅威の東の横綱が「スズメバチ」だとしたら、西の横綱はおそらく「ツキノワグマ」であろう。

一昨年の11月に「稿房通信」で、「トリグラフ・リサーチ外伝『新たなる戦いの序曲』— ついにクマさんがやってきた!http://triglav-research.com/?p=14608)」を配信したが、その後、クマさんネタについては封印状態としてきた。

私がクマさんと遭遇する事はなかったし、目撃情報もあれ以来、まったく耳にしない。メイプルヒルズの入り口付近に置かれていた熊出没に係る注意情報の看板もいつの間にか撤去されていたためである。

当時、弊社は「対クマさん非常事態宣言」を発し第3種警戒モードに移行。クマ除けベルを購入して1ヵ月程の期間であったが、外で作業等する際には常時身に付けた。また、クマ情報を記した2冊の書籍を購入し、会社代表である私が率先して熟読したのである。

だが、装備も知識も活かせるような局面(=クマさんとの遭遇)には、幸いな事に至っていない。

『クマ追い歴40年。千回超の遭遇体験から綴られた「クマの気持ち」がわかる本』と『「クマが怖い」という言葉が怖い』というな強烈な印象の帯が付された2冊の書籍の内容は濃く、かつ、面白かったので「知識の肥やし」にはなっている。だが、それだけだ。

クマさんを筆頭に、オフィス周辺の野生動物の夜間活動状況を監視するための「暗視装置付き自動撮影ビデオ(MPSC-26)」も設置から早1年9ヵ月が経過した。

「そう言えば、前回の電池交換は昨年の6月末だったな。早朝深夜に限定した監視ならば、1年程度は余裕でバッテリーは保つはずだが、さすがに1年2ヵ月は無理かな?」 なんて事を思い出して(思い付いて)、前回の八ヶ岳オフィス滞在時(20日)に、東側外壁に取り付けた監視ビデオを取り外した。

バッテリーはまだ健在で、しっかりと監視を続けている事に驚く。どんな映像が撮影・録画されているか、わくわくしながら32GBのSDHCカードを機器から取り外して、オフィスのデスクトップPCで画像を取り込んだ。「クマさんは本当にいるのかな?」「もし、UMA(未確認動物)が写っていたら、長年の愛読誌 月刊『ムー』に投稿しよう!」なんて期待感がピークに達した瞬間だった。

結果は… 主に写っていたのは ①枕木駐車場スペースで何故かくつろぐ野良猫達 ②愛車D4で深夜・早朝出勤した際の私 ③稀に訪れる「狸」、そして、④ダントツの主役は、我が庭の最大の敵「鹿」だった。

八ヶ岳の庭における最大の敵「鹿」達は、晩秋から春にかけては、ほぼ毎晩のように赤外線感知カメラに撮影されていた。オフィスから撮影ポイントまでの距離は約3m。オフィス周辺を我が物顔で鹿が彷徨いているのだ。

写真中央に写っているのが、一昨日配信した「蝶の舞う庭」で写真掲載したパープルのブッドレアである。http://triglav-research.com/?p=19502 – 鹿は、写真のようにブッドレアには「近付いても食べない」ので、無傷で大きく育っている。

メイプルヒルズに住む野良猫(飼い猫かな?)が、数匹集まってまるで「井戸端会議」のように枕木駐車場スペースでくつろいでいる写真が何枚かあった。こいつもその一味かな?と思ってよく見たら、どうやら「狸」のようだった。こいつは、クマさんのような脅威ではないな…

クマさんとUMAは影も形もない…あ~あ、つまんね~な。これじゃあ『ムー』へ投稿できないよ。

どうやらクマさん(ツキノワグマ)は、弊社にとって喫緊の脅威ではなさそうだ。そうなると潜在的な脅威は「北朝鮮のミサイル攻撃」と巨大地震・巨大台風といった「MEGA DISASTER」である。

リーハウスを作るよりも、オフィス地下室の『シェルター化』が先かな? 結構真面目にそんな事を考えている。


零細企業経営者のある日の出社風景

昨晩は10時前に九州出張から川崎自宅へ帰宅。今日から今週末までは八ヶ岳オフィスで仕事に没頭する予定なので、朝9時半ちょうどに川崎自宅を発った。最近、東京での仕事が続き、朝の小田急線の満員電車にウンザリ。私本来の通勤スタイルである「愛車での中央道高速ドライブ通勤」でストレスを発散しようと目論む。BGMは何にしようか? 今日はちょっとBABYMETALって感じではないな。やや思案したが、宮本文昭のオーボエの響きに浸りたくなった。Playlistを「宮本文昭 Relaxing & Healing Best」にチェンジして出社開始。

自宅から府中スマートICに向かう途中、世田道で工事渋滞らしきものにはまった。嫌いなものは沢山あるが、その中でも車の渋滞と人の行列は、かなり上位にランクインする。結局。府中SICに乗れたのは9時50分過ぎ、通常よりも4~5分の時間ロスだ。

八王子ICに向かう途中、中央道と多摩モノレールが交叉する地点がある。この辺りでは、富士山の絶景を正面左手に堪能する事ができる。昨年11月頃から、高嶋哲夫の一連の自然災害(Mega Disaster)小説の大ファンになっており、片っ端から作品を読み漁っている。現在「富士山噴火」を読んでいるところだ。昨日の帰りの飛行機では、富士山の大噴火が起こって、火砕流と火砕サージが山腹を下るシーンまで読んだところで、羽田空港に着いた。小説の影響だと思うが、富士山噴火の時期が迫りつつあるような気がして、急に不安になった。

気になったので、自宅に戻ってから、富士山頂から新百合ヶ丘の自宅と八ヶ岳オフィスまでの距離や方角を確認した。直線距離にして、どちらもほぼ80kmなのだが、方角は、川崎自宅が東北東であるのに対して、八ヶ岳オフィスは北西である。降灰の被害が深刻になるのは、どう考えても川崎自宅の方だなと、改めて確認。

これからの日本人は、常に、Mega disasterを意識して生きていく必要がある。巨大台風、大地震、津波、火山噴火、原発のリスク等々を警戒しつつ、全国各地を講演で回っているが、私的に日本で最も安全と判断したのは「岡山県」である。特に、古代「吉備国」のエリアが良い!トリグラフ・リサーチの支店を置くならば、この地域しかないと決めている。

そんな事を考えていたら、あっと言う間に八王子ICが眼前に迫って来た。通過は10時ちょうど。オイオイ、ここまで自宅から30分も要したぞ。だから渋滞は嫌いだ… その後は。渋滞もなく、100kmクルコン巡航走行が続く。10時16分に談合坂SA前を通過し、やがて、中央道の右ルート、左ルートの分岐点に差し掛かかる。道路作業で左ルートは閉鎖中だった。私は、右利きであるためか、或いは、思想的にほんの少しだけ右寄りであるためかは不明だが、いつも自然と右ルートを選んでいる。そんなわけで今日も違和感なく右ルートを走行。

ここから先は、左右を山並みに囲まれた「山岳高速ドライブ」を楽しめる。笹子トンネル通過は10時30分を少し回った頃だったろうか。そのままオフィスに直行する計画だったのだが、ふと、しゃかどう ふぁんクラブ」の会員資格更新時期である事を思い出した。そこで、釈迦堂PAにD4を停車して、「釈迦堂遺跡博物館」で手続を済ませてしまおうと決めた。PA着は10時40分ちょうどであった。

博物館へと続く階段を上がり(博物館までは1~2分)、受付で年会費1,000円を納入。ここで「峡東の土偶」という企画展が開催中である事を初めて知る。「きっ、聞いてないぞ~」と憤慨しつつ、1Fの企画展示室に突入。そこは、これまで対面した事のない土偶さん達が所狭しと並ぶ、正に『楽園(パラダイス)』であった。至福の時の詳細については、別途『縄文土偶探訪記』でお伝えしよう。

釈迦堂遺跡博物館では1月28日から「峡東の土偶」なる企画展を開催中だった。きっ、聞いてないぞ~ 詳細については、縄文土偶探訪記でお伝えしよう!

企画展示室堪能後は、2Fの常設展示室に回り、お馴染みの土偶さん達にご挨拶。2Fの展望スペースからは甲府盆地が一望できる。ここも私のお気に入りスペースだ。ここで我に返る。そうだ、出社途中だった。後ろ髪引かれる思いで、D4に戻る。時間は、11時22分。自分では20分程度の見学時間と思っていたのだが、土偶さん探訪に40分強を費やしていたのだ。

釈迦堂遺跡博物館の2F 展望スペースから写真撮影。甲府盆地とその背景にそびえる山並みを一望。

その後は快調に走行し、11時45分前には、長坂IC出口付近を通過。眼前には雄大な八ヶ岳連峰が広がる。ここは、出社途中、最も心惹かれる場所であり、いつも「ああっ、(心の)故郷に帰ってきたなあ~」と懐かしさが込み上げてくる。

中央道長坂IC周辺では、八ヶ岳の雄大な姿を仰ぎ見る事ができる。D4に置いたSonyデジカメをPlayMemories Mobileでbluetooth接続してパチリ。

八ヶ岳オフィス最寄りの小淵沢ICを降りたのは11時54分。ICから2分程のLAWSON小淵沢IC店に立ち寄り、ふすまパン類、野菜ジュース、低糖ヨーグルト等を買い込む。ここから先は、もう完全な「ホームグラウンド」だ。小淵沢カントリークラブ前を通過し、左折して「鉢巻道路」へ入る。山梨と長野の県境を越えて数分走行すると「富士見高原」の案内板(ゲート)が見えてきた。ゲートを過ぎると、右手にはすぐに「富士見高原リゾート」の入り口があり、そこには「鹿の湯」が…さすがにこの時間から温泉に入るのは不謹慎なので、そのまま走行。

鉢巻道路上空は今日も快晴。雪はまだ、かなり残っている…

さらに3分程走ると左手にはカントリーキッチンhttp://country-kitchen.info/)が見えてくる。ここを右折すると、すぐにオフィスが所在するログハウス村「メイプルヒルズ」の入り口だ。ヒルズ内のY字路を右に進むと、右手前に我がオフィス、その奥には「八ヶ岳本宅」が並んでいる。オフィスはフィンランド製の角ログ、本宅はカナダ産の丸ログだが、塗装色を統一しているので、周囲の風景にはしっかりと馴染んでいる。

町道に面した駐車スペースにD4を駐車しようと思ったのだが、よく見たら枕木スロープの3分の1位は雪が解けて枕木が顔を出している。これなら、本宅前の駐車スペースに直接乗り入れよう! オフィス到着時間は12時10分。通勤時間に2時間40分も要してしまった。

枕木スロープの3分の1程は雪が解けていた。そこで、荷物を下ろしやすいように、D4を本宅前の駐車スペースまで乗り入れた。枕木テラスやオフィス・アプローチの積雪量は3cm位。例年より、かなり雪が少ない。

以上が、ある零細企業経営者の冬の日の出社風景である。オフィス・アプローチの積雪は3cm程度だろうか? 今年は例年よりも明らかに雪が少ない。さあ、週末まで、調査・研究に没頭する事としよう!

トリグラフ・リサーチ 稿房主
【八ヶ岳ライフ】

トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所開業 \^^/

弊社の本業である「銀行業界の調査・分析」については、銀行アナリスト稼業27年間で積み上げてきた膨大なデータ、経験、そして、絶対の自信がある「情報ネットワーク」が構築できているので、そんなにあくせくしなくても、通常の業務ならばこなして行く事が出来る。でも、巡航速度での運転(業務運営)は、やや退屈で刺激に欠ける。だから、「プレミアム分析サービス」などという新しいビジネスに取り組もうという気が起きてくる。

知的好奇心を満たすという意味で始めたのが、子会社「トリグラフ縄文土偶研究所(勿論、会社組織化はしていません)」である。最近、Web上で、『縄文土偶探訪記』 をアップしていないが、実は、引き続きかなりのハイペースで全国各地の博物館を訪れ、縄文土偶との対面を果たしている。Web経由の「縄文土偶情報の提供(どぐたれ)」もパラパラと舞い込んでおり、先週土曜日の九州講演の後に、どぐたれをベースに鹿児島県「上野原縄文の森」を訪問してきたばかりだ。

『縄文土偶』に関しては、既にかなりの数の専門書籍も読みこなした。90分程度の講演で、全国各地で対面した土偶の写真等を用いながら、その魅力を伝える事が出来ると思う。私的には「文化系趣味」としての合格ラインに達したと感じている。そんなわけで8月に入ってから、いくつか新しい取り組みを始めた。

取り組みのひとつが「地球規模で起きている巨大自然災害」に対する知識の向上とささやかな抵抗である。きっかけは、7月全国講演の最終日翌日(31日)に、NHK特集 『巨大災害 MEGA DISASTER 地球大変動の衝撃(全5回)』 をアーカイブで通しで視聴した事だ。以前、同じNHK特集の「MEGAQUAKE」に嵌まって、すっかり「地震通」になったと書いた事がある(http://triglav-research.com/?p=12372)が、巨大災害への興味が、台風や火山噴火を含めさらにスケールアップしたわけである。

特に興味を持ったのが「火山噴火」だ。いきなり専門書を読む事はせずに、石黒耀氏の著名な火山噴火小説 『死都日本』 『富士覚醒』等々、8冊程読み込んだ。その結果、「破局噴火」「噴煙柱崩落火砕流」なんて言葉が、サラッと語れるような知識が身に付いた。「火山噴火」と「縄文文化の衰退」には密接な係わりがあるようで、土偶の形状変化と火山噴火の関係などは、深掘りすれば、とてもお洒落な研究テーマとなるように思える。

「これからの時代 、巨大自然災害に対する知識や備えの無い人間は生き残れない」というのが、私的な結論だ。防災対策は、川崎自宅、八ヶ岳オフィス共にそれなりのレベルにあるが、さらなる充実のために準備を進めている。同時に、八ヶ岳オフィスの気象変化については「24時間常時観測体制」を構築する事に決めた。「トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所」の開業である!

ちょっと大袈裟に書き過ぎたが、24時間全国どこにいても八ヶ岳オフィスの室内、室外の状況をリアルタイムで観測できる「私設百葉箱」の設置を目論んだのだ。結構、色々なタイプの機器が販売されているのだが、ネットで評判の良い「netatmo ウェザーステーション」を選んだ。室内・室外ユニットからなるメイン・キットだけでも、室内は「室温・湿度・CO2濃度・気圧・騒音値」、室外は「気温・湿度・体感温度」を測定・表示し、これらの推移や天気予報まで示してくれる。

スマホに表示されたサマリー画面。上段が「室外」「中段」が室内の情報。温度は、室内外共に温度は他の保有機器とほとんど誤差が無いのだが、何故か湿度は15~20%程、高く表示される??

スマホに表示されたサマリー画面。上段が「室外」「中段」が室内の情報。室内外共に温度は他の保有機器とほとんど誤差が無いのだが、何故か湿度は15~20%程、高く表示される??

まずは、メイン・キットから導入し、8月中旬から気象観測を開始した。川崎自宅や九州の出張先から、かなり頻繁にデータを確認したが、まったくエラー等発生する事無く、淡々とデータを記録し続けている。何故か湿度だけは、室内・室外共に、他に所有している3台の湿度計よりも15~20%高く表示されるのがちょっと気に入らない。

ちなみに、上記サマリー・ページと同時刻の「国内製 温度計・湿度計」の表示は、室内温度が 22.9℃、湿度が53%だった(勿論、冷房なし)。最も精度が高いと信頼しているフィールドワーク用の「高度・気圧・温度・湿度等計測機器」の表示が、同じく 22.9℃、51%だったので、もしかすると、湿度については国内用になんらかの設定変更が必要なのかもしれない。まあ、この点を除けば、十分に合格点だ!

オフィスのデスクトップPC本体の上に置いてメイン・ユニット。こちらはUSBより給電。スマートな造りなので、どんな場所でも置ける!

オフィスのデスクトップPC本体の上に置いた室内ユニット。こちらはUSB端子より給電。スマートな造りなので、どんな場所にでも置ける!

オフィス北側の窓脇・軒下に設置した屋外ユニット。電池駆動なので複雑な設置工事が不要。シンプル過ぎて驚いた。

オフィス北側の窓脇・軒下に設置した屋外ユニット。電池駆動なので複雑な設置工事が不要。シンプル過ぎて驚いた。

メイン・キットが使えるとわかったので、今朝、同時購入していた「雨量計」も取り付けた。今日の午後から、かなりの雨が降る予報なので、早速、試験運用開始となる。この他「風速計」もオプションで販売されているようだが、残念ながら、まだ日本未発売である。「風速計」が加われば「トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所」は完全稼働する事になる。おそらく、最終的には「地震計」の設置まで行き着く事になるだろう!

赤松の切り株に設置した「雨量計」。今日の午後からは、かなりの雨が降る予報であり、試し運転としては絶好の機会が到来する。

赤松の切り株に設置した「雨量計」。今日の午後からは、かなりの雨が降る予報であり、試し運転としては絶好の機会が到来する。

トリグラフ・リサーチ 稿房主

『TRI稿房通信』 Vol.11