今日は八ヶ岳撤収日。午前5時前に目覚めて、朝珈琲と情報チェックを済ませた。
いつもであれば、このまま「おとちゃん」ですぐに撤収となるのだが、今回、私には「新たな重要な任務」があった。
それは社主さまが育てている「プランター野菜」の収穫とお世話であった。
新百合ヶ丘の自宅で所用のあった社主さまは、私より早く23日の朝には八ヶ岳オフィスを撤収。

その後は、毎朝、ミニトマトやキュウリなど、今年から社主さまが育て始めたプランター野菜を収穫して、味わっていたのである。
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私は元々、野菜は農家さん達が手塩に掛けて育てたモノをしっかりと購入して、感謝しつつ味わうのが一番だと考えていた。
だが、2021年の秋に「NHKスペシャル 2030 未来への分岐点」の第2回「飽食の悪夢〜水・食料クライシス〜」を視聴してから考え方に変化が生じた(https://triglav-research.com/?p=35652)。
その後、食糧自給問題に興味を持って色々と調べていたのだが、昨年になって「食糧(水を含む)危機」の到来が、そう遠くない将来に起こるであろうと確信した。
そんなわけで、昨年から「食べられる庭(Edible garden)」作りに着手。
手始めに、ツリーハウス建設予定地である約100坪の三角地で「果樹ガーデン構想」をスタート。
梅やリンゴ等の果樹苗を植えた。
また、本来ならば「井戸掘り」も自前でスタートする計画であったのだが、これはちょっとした事情があってペンディング中だ。
ただし、8月1日には、ペンディング要件が片付く見通しとなった。
1年先送りとなるが、来年には井戸掘りにも取り組む事になるだろう(その前に、第2種電気工事士試験に合格する計画)。
地植えした果樹苗は、鹿軍団の食害もなく順調にスクスク育っているが、元々、植えた苗は高さ50~70cm程度のものばかり。
果実の収穫までには、まだ何年も要するだろう。
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そんな中、社主さまが、今年4月の欧州役員視察旅行後にメインウッドデッキ上で始めたプランター野菜が順調に育って、収穫期を迎えたのである。


将来的には、敷地内に「地植えの畑スペース」を作る計画なのだが、まずは実験的にプランターでと、社主さまは考えたようだ。
でも、驚いたことが3つ。
ひとつめは 「えっ、野菜作りってこんなに簡単なの」、ふたつめが「プランター野菜でも、こんなに沢山、収穫できるの(°0°)」、みっつめ(そして、最大の驚き)が「自分で育てた野菜って、こんなに美味しいの😲」である。
実は、社主さまが撤収するまで、私はプランター野菜にはノータッチだった。
だが、収穫や水遣り等の指示を受けて、昨日まで4日間お世話をする内に、プランター野菜さん達に急に「愛着」が湧いてきた。
社主さまが可愛がっていた理由がわかるな…
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八ヶ岳は、毎日のように夕立が降るので、私達の留守中でも水遣りの必要は無いだろう。
なんて考えていたのだが、もし雨が降らなかったら、トマトさん、キュウリさん達が可哀想だ。
そう思ったら、急に不安になって、わざわざ amazonでテラコッタ製の給水グッズを購入。
昨日、届いたので、一晩バケツの水に浸して、今日がデビュー戦。
プランターの土にテラコッタの給水器を差し込んで、水をいっぱいに満たしたワインボトルを差し込むだけ。


「こんなので効果があるのかな?」と思ったのだが、そんなに無粋じゃないし、野菜さん達には私の心配りが通じるだろう!
水遣り作業を終えて、今朝のキュウリやトマトを収穫。




これは、社主さまへのお土産だね!
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メインウッドデッキから敷地内の様子をチェック。

今日も快晴で異常は無し!

お庭のフラットスペースの一部は、来年は畑になっているかもね…
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オフィスに戻って、カリンちゃんの遺影に冷たい水を供えて、お線香をあげた。

八ヶ岳本宅&オフィスの留守番役は、IoT機器だけじゃなく、守護神「カリンちゃん」の役割でもあるのだ。
私が溺愛するホスタさん達は、鹿軍団の食害はなく、まだ満開期が続いている。

先日、宅配業者さんが「ギボウシ(ホスタさんの別名)って、こんなに大きく育つモノなんですか?」って、驚いていたのを思い出した。

ホスタさん達、本当に八ヶ岳の環境がピッタリなんだろうね…

さあ「おとちゃん」、撤収戦だよ。
約90分間の中央道走行は、君に任せたよ!
— One Life, Live It !
