昨晩の8時前に上海から戻った社主さまをたまプラーザの駅に迎えに出て、私の28日間に亘った「独身生活」も無事に終わった。
巡航速度の生活に戻った私の最初の重要イベントは、チャレンジ中の「第二種電気工事士試験」の学科試験受験だ。
方式は「CBT（Computer Based Testing）」、会場は町田で、試験は午前10時30分開始の予定であった。
従来型の試験会場での日程は10月26日なのだが、12月中旬に予定されている「技能試験」までの準備期間をなるべく長く確保するために、敢えて今日を選んだのである。
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試験勉強を始めたのは、9月8日だったので、対策期間は昨日までの（これも独身生活と同じ）28日間。
勿論、仕事の合間にではあるが、結構、真面目に勉強した。
資格試験の勉強をする際には、私は勉強、講義等に要した時間やコストを細かく記録に残す習性がある。
第二種電気工事士学科試験の場合は、時間は71時間52分（1日平均2時間34分）、要したコストは、テキストとそれに連携した過去問題集1冊づつで合計3,201円だった。
恥ずかしい話なのだが、私はこの試験、特に学科試験を舐めていて、テキストを1回しっかりと読み込んで重要項目を暗記してしまえば、合格点の60点なんて楽勝だと思っていたのである。
10日でテキストを潰して、残りは過去問を週5問程度（計15問）、全体で50時間程度の準備で済むと計画していたのだが、かなり甘かった。
まあ「理系（電気）系」の人ならそんな時間も不要なのだろうが、私の専攻は大学時代は「会計学」、大学院では「コーポレート・ファイナンス」。
要は「土地勘」が皆無な領域への挑戦なのである。
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危機感を覚えたのが、9月21日で、過去問テストの結果が2勝4敗（https://triglav-research.com/?p=56573）になった時点で、本当にヤバいと感じた。
この試験、私にとって甘いモノじゃないぞ😱
気分転換に我が聖地「井戸尻」を訪れ、桔梗屋さんのエクレアで珈琲タイムを味わった後に、振り返ってみると最後となった過去問にチャレンジ。
スレスレの合格点で3勝4敗とした時点で、思い切って試験勉強スタイルの「大転換」を決めた。
それまでは、過去問を解いて、その後にYouTubeの解説動画を視聴するスタイルだったのだが、体系的な知識がまったく身に付かなかったのだ。
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試験までは「残すところ2週間」。もう過去問とその解説YouTubeは、思い切って捨てた。
代わりに、テーマ別に体系的に編集された「過去問集」と、これはもうアートと絶賛できるようなYouTubeのテーマ別講義チャンネル（https://www.youtube.com/@gamidenki）視聴に徹して、後半の2週間を送った。
実は、第二種電気工事試験、丸暗記せねばならない項目がかなりある。
これについては、片っ端から暗記していった。
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そんな4週間の試験勉強を経て迎えた今日の本試験。
慣れないCBT方式であったが、10時20分から試験を始めて（予約の10時30分より早くても勝手にスタート出来る）、試験時間2時間の所、約1時間15分程ですべてを終えた。
CBTには、2つのメリットがある事を実感。
ひとつめは、PCでの受験なので、問題画面を自由に拡大できる事。
これが、今年64歳の私には、特に細かい「配線図問題」を解く際に、本当にありがたかった（若年層の受験者にはわからないだろうな…）。
もうひとつのメリットは、試験終了と同時に結果が採点されて画面表示、その後にプリントアウトされて手渡される事だ。
これによって、技能試験への対策を迅速に進められるのである。
あっ、肝心の試験結果をまだ書いていなかった。
PCの画面に示された採点結果は、50問中43問の正解（86点）。
学科試験は、無事にクリアできた＼^^／
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合格できたのは、後半2週間で勉強スタイルを大転換した事の効果が大きかったように思う。
特に、YouTubeの「ガミデンキちゃんねる」が、本当に素晴らしかった。
昨年5月のデジタル・デトックス以降は、YouTubeにも距離を置いていた私だが、何故か、この春先以降は（数は多くはないけれど）素晴らしいチャンネルに偶然、出会えるんだよね。
デトックスを経て、「デジタル・ニュートリション」的な次元を迎えている気がする。
それに、ちょっと嬉しかったのは、64歳になったけれど「記憶力（暗記力）」に、ほとんど衰えを感じなかった事かな？
むしろ若い頃よりも、記憶力がコツ（ずるさ）を覚えたようで、結構スンナリと頭にインプット＆蓄積できた気がする。
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さあ、次は、私にとってより難関になる「技能試験」である。
休む事なく、技能試験用の工具や実技材料の選定に着手した。
64歳「学びの秋 2025」は、狩猟免許 ⇒ 第二種電気工事士学科試験 をクリアし、後半戦に突入だ～！
— One Life, Live It !