社主さまの上海長期滞在による「4週間の独身生活」も最終週に入った。
昨日は、朝から東京で3件の勉強会スタイルの講演をこなして、その後、八ヶ岳オフィスに出社。
オフィスに到着したのは、午後6時過ぎだった。
今朝も5時前に目覚めて、情報チェックや朝珈琲、マシンウォーキングといった定番の作業を終えたのは7時半前。
今日はメインウッドデッキに置いたロッキングチェアに腰掛けて、八ヶ岳の朝の雰囲気を味わった。


高原のサラッとした爽やかな空気に八ヶ岳ブルーの空。
私は、こんな環境がもたらしてくれる「皮膚感覚」が溜まらなく好きなのだ。
堀辰雄の小説「風立ちぬ」の舞台となったサナトリウムが、富士見高原に置かれた理由は、この地に暮らしてみればすぐにわかる。
————
昨日は、オフィスの出社途中に「ある神社」に立ち寄って参拝してきた。
父の葬儀後に、四十九日法要が終わるまでは、旅行や神社の参拝は控えるようにと菩提寺の住職からご教示を受けたので、忠実に守って「神社を巡る旅」は自粛していたのである。
自粛期間中の9月14日、ちょうど当WiL稿房のリニューアル作業が一段落した後に、ちょっとホッとして、YouTubeで「残クレアルファード」や「タワマンペアローン」系の一連の動画を視聴した。
銀行向けのリサーチ&アドバイザリーという我が社の業務にとって、「現代社会における個人のレバレッジ(借入)行動」の特性を理解する事は極めて有意義なのである。
「泡(バブル)が弾ける直前の危うい臭い(腐臭)が漂い始めたな…」なんて考えていたら、いきなり何の脈絡もない、ある「日本の女性神」を紹介する(謎を解く)AI生成動画が再生された。
何なのこれ?
でも、そのAIが描いた女性神があまりにも美しく愛らしい。

瞳が大きくて、ちょっと気が強そうで、身のこなしは優美でしなやか…
思わず動画に見入ってしまった。
————
おふざけ動画かと予想していたのだが、とても真面目な内容で「大祓詞」や「ホツマツタヱ」なんてのも解説に登場した。
この動画、本当に勉強になるな…
この女性神とは「瀬織津姫(せおりつひめ)」さま。
私は「神社好き」ではあるが、それは「ご神木」「磐座」「湧き水(御神水)」等に主に惹かれるのであって、ご祭神にはあまり詳しくない。
恥ずかしながら「瀬織津姫」さまに関する知識は皆無であった。
動画から学んだ「瀬織津姫」さまに係る解釈は、実に興味深かった。
「祓戸四神の一柱で祓い浄めの女神」「天照大神の荒御魂(或いは妻)」「水の神」「龍神」、そして最も惹かれたのは「封印された神」というキーワードだった。
実は「瀬織津姫」さま、古事記、日本書紀には登場しないのだそうだ(だから私がまったく知らなかったんだな…)。
そうすると「まつろわぬ民」が崇めた「古代神」、もしかすると私が大好きな「縄文」に繋がる神様なのかな?
なんて閃いたのだが、動画の後半では、正にそんな解釈もあることを伝えていた。
「縄文」に係わりがあるならお参りに行かねばならないね!
————
すぐに祀られている神社を調べたのだが、「封印された神」だけあって数が少なかった。
そのひとつに多摩市の「小野神社」があった。
私は多摩市には通算で7年程暮らしたことがあるので、土地勘は十分にあった。
はて、そんな神社あったかな? Googleマップで調べたら「聖蹟桜ヶ丘駅」のすぐ近くだった。
な~んだ、中央道に国立府中ICから乗って出社する場合のルートのすぐ近くじゃないか。
そんなわけで、父の四十九日法要が終わったので、早速、参拝してきた。
————
いや~、神社って、やっぱりイイね!
周囲は住宅街なのだが、何故か異世界のように静謐な場であった。




ただひたすらに、穏やかで優しい空気に満たされていたな…


15分程、境内をノンビリと散策。
ハートの窪みがある岩(ご神石)から伝わってくる波動も優しかったね!

赤く艶やかな拝殿の向かって左手に妙に惹かれる構造物があったのだが、頑丈に施錠されていて、結局、何であるかはわからなかった。

それだけが心残りだな…
ご朱印は数種類あったのだが、一目見て、瀬織津姫さまと白龍さんが描かれたものを選んだ。
本当に素敵なご朱印だな~

すっかり瀬織津姫さまに嵌まってしまった私がいた。
今年になって、龍や蛇を祀っている神社を参拝した時専用に「青海波と白蛇」が紋様の白い表紙のご朱印帳を買い求めた。
何故か、最初のページを空けたままになっていた。
そっか、このご朱印のために残してあったんだね!
————
これまで授かったご朱印を改めて眺めてみた。
すると、どう見ても瀬織津姫と綴ったような異体字のご朱印があることに気が付いた。
エッ😲 どこの神社のご朱印だ~

なんと、私が足繁く通う小淵沢の「大滝神社」であった。
正に「灯台下暗し」だね…
— One Life, Live It !
