昨日は、全上場銀行の2025年3月期決算発表が終わって迎えた最初の日だった。
計画通り、本格分析作業をスタートしたのだが、昨日に関しては、私の出番は、ほとんどなかった。
オフィスの2台のデスクトップPCに委ねる定型化作業が中心だったからである。
そんなわけで、11時からのZOOM講演(勉強会)の後は、本宅でランチを済ませ、社主さまと諏訪に買い物に出掛ける事にした。
私は、アルコールは1滴も嗜まない。
だが、年に一度だけ「お酒(日本酒)を買う日」があるのだ。
昨日を2025年の「その日」と決めたのである。
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5月最終週に、東京で年2回恒例の地方銀行の「東京支店長」さん向けの講演会が予定されている(主催は外資系投資銀行)。
私が講師役で、毎回、40~50名の支店長さん達が参加してくれる。
「東京支店長」というのは、地方銀行においてはエリート(出世)コースのひとつであり、既にこのイベントの出席者から、頭取や社長が何名も誕生しているのだ。
講演後、2回の内、1回は「六本木ヒルズ倶楽部」での立食パーティー、別の1回は「屋形船」を貸し切っての「大宴会」が開催される。
おそらく出席者のほとんどは、六本木ヒルズ倶楽部と屋形船が目当てではないかと、私は推測しているのだが、私にとっても楽しくて有意義なイベントなので、講演依頼があった場合は引き受ける事にしている。
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屋形船のイベントは、出席者が必ず「地元の銘酒1本(四合瓶)」を持参するルールとなっており、全国各地から集まった銘酒が50本程も並ぶ「大飲み比べ大会」が開催される。
どこの支店長さん達も他行に負けたくないので、厳選した銘酒&名酒を持参するらしい。
私はお酒の事がさっぱりわからないのだが、以前、屋形船の船主(船長)さんが「このお客さん達は、いったいどんな人達なんですか?長くこの仕事をやっているが、これ程の名酒がこんなに沢山揃ったのを見た事がありません。」と、大袈裟ではなく感動していた。
おそらく、本当に凄いイベントなのだと思う。
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私は講師役であり、かつ、屋形船の宴会でも1滴もアルコールを口にする事はないのだが、一応、日本酒を持参するのが「マイルール」だ。
幸いな事に、諏訪には有名な「諏訪五蔵(https://nomiaruki.com/)」が甲州街道沿いに集中して並んでいる。

お酒には無縁の私にとって、こんなに強い味方はない。
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「屋形船の会」は、コロナ渦中に中断して、2023年から再開した。
2023年は、急な別案件の仕事が入り、2024年は「耳石目眩」で、共に、私は講師役のみを引き受けて、屋形船の会には参加しなかった(正確には、急遽、参加できなくなった)。
確か、「五蔵」の中から2023年は「眞澄」、2024年は「麗人」の銘酒を主催者側に渡したように思う。
今年は、仕事面でも、健康面でも「緊急事態」が発生しないよう祈りつつ、諏訪の「酒蔵通り」におとちゃんで向かった。
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今年はどの蔵にしようかな…
うん「舞姫」さんのお酒は、まだ買った事がなかったね!

酒蔵は、すぐに決まった。
次は「お酒」の銘柄(?)だね。
何もわからないので、いつも価格帯(四合瓶で5,000円前後)で決める。候補は4銘柄。

あとは「名前の印象」だね!
おっと「桜楓(おうふう)」って、我が八ヶ岳オフィスを象徴するかのような素敵な名前のお酒があるじゃないか。

これに決~めた。
と、お酒好きには考えられないような、安易な選び方で、「年に一度の日本酒を買う日」は無事に終了
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それにしても「桜楓」という文字と言葉の響きの美しさは素敵だね。
私は、現在の「依存症体質」の「日本」も「日本人」も嫌いだけれど、日本の自然と日本語の美しさは、格別だと思う。
4月の欧州旅行の際も、ガウディー建築を中心に感動したことは多かったけれど、【縄文土偶探訪記】で日本中の縄文遺跡を訪ね歩いた際に感じた「神々のおはします地」という感覚を覚えることは決してなかったものな…
まあ何にせよ「桜楓」が「大飲み比べ大会」で高評価を得られますように
—- One Life, Live It !