「鹿の湯」通いの日々・・・馴染みに寄り添う喜び

今日で今年最初の八ヶ岳滞在は早くも15日目となった。

滞在中は、連日、八ヶ岳ブルーの空が広がり、結局、最低気温がマイナス10℃を下回ることもなかった。

今日は八ヶ岳撤収日。それにしても、この冬の八ヶ岳の「快晴率」は驚異的である。今朝もオフィス上空には八ヶ岳ブルーの空が広がる。

この間、天気が崩れたという印象があったのは1日だけだったな…

八ヶ岳の厳冬期であるにもかかわらず、雪の欠片も無い。異常だよね…
敷地内の至る所に、鹿の真新しい糞が…昨晩の集会も盛況だったようだ。冬の間は、我が家の敷地内で自由にしてくれていいんだよ。元々は君達の生息領域だもんね!

八ヶ岳のこの季節としては、もう「異常な暖かさ」と言わざるを得ない。

ちなみに、昨年の1月20日は、こんな感じだった ↓

去年の1月20日は、敷地内は雪に覆われていたのだ。

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私がこの季節で一晩楽しみにしているのは、年に数回程度の10cm以上の積雪があった翌日の朝、八ヶ岳ブルーの空の下に「白い雪原」が広がる敷地内の光景である。

私は、そんな光景を「青と白の時」と呼んで、本当に楽しみしているのだ。

昨年の「青と白の時」。こういう光景が楽しめなくちゃ、八ヶ岳の冬とは言えないね!

昨年は、2月26日に出会うことが出来たのだが、この冬は、そんな気配すらない。

チッ、風情のない世の中になっちまったな…
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実は、今日は「撤収日」でもある。

昨日の午後4時過ぎにオンライン講演を終えた時点で、今回の八ヶ岳滞在中に予定(計画)していた業務は、完了。

今日の午前中に、小淵沢でのテニスの予定が入っている社主さまが戻るのを待って「八ヶ岳撤収戦」に移行する計画だ。

今回も、自宅には直接帰らずに河口湖で1泊の予定。

別に河口湖が好きなわけではなく、富士眺望の湯「ゆらり」が、私も社主さまもお気に入りの温泉なのだ。

温泉にじっくり浸かりながら、また「あの美しい富士山」の姿を眺めることが出来る喜びに浸る。

最近は「今回が最後かもしれないな…」という思いが常にあるので、その幸福感も一入なのだ。
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温泉と言えば、今回は「鹿の湯」に何回通ったかな?

数えてみたら、15日の内、12日は「鹿の湯」で温泉に浸かっていた

今回の八ヶ岳は今日で15日。内、12日は鹿の湯に通って、温泉に浸かった。

やっぱり八ヶ岳の冬の楽しみは「温泉」だよね!
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実は、オフィスから車で15分程の圏内に、日帰り温泉は鹿の湯を含めると5ヶ所程ある。

かつては、その内の3つにローテーション的に通った時期もあったのだが、コロナ禍の頃から、自然と「鹿の湯通い」にほぼ固定された。

勿論、オフィスから車で3分程で、途中に富士見高原別荘地区のゴミステーションもあるという「抜群の利便性」が最大のアドバンテージである。

加えて、八ヶ岳界隈のほとんどすべての日帰り温泉に通ってみて感じたのだが、鹿の湯が私にとっては「最も湯冷めしない温泉(あくまでも個人としての評価)」であったのだ。

さらに施設が広々スッキリとしていて清潔感が漂っている。

ゴミゴミ、ゴチャゴチャ、ネチョネチョといった類の雰囲気を嫌悪する私にとっては、この点も大きな魅力なのである。
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同じ温泉ばかり通って飽きるかなと思ったのだが、決してそんな事はなかった。

人間の喜びには2種類、「新たな出会い(新規開拓)の喜び」「馴染み(贔屓)に寄り添ってその些細な変化を楽しむ喜び」があるように思う。

「鹿の湯」の場合は、典型的な後者であり、施設周辺の四季の移ろいや日々の温泉の(体感)温度、曜日や時間帯による混雑度合いの変化なんてのも楽しみになっている。

鹿の湯から眺める南アルプスの山並みも美しいね。
冬場は鹿の池の凍結状態を観察するのも楽しみなのだ。昨日は、全面凍結には至っていなかった。
「鹿の池」の御神渡りはあるのだろうか?

冬場であれば隣接する「鹿の池」の凍結度合いや、最近だと「お掃除ロボット君」の挙動やお掃除コースなんてのも観察(鑑賞)対象なのだ。

鹿の湯のお掃除ロボット君は、もう「友達」のようなものだね! 本当にイイ仕事をしていると思うな。
やあ、お掃除ロボット君、今日はどんなエリア設定でお掃除をしているんだい?

今年で私の「デュアル・ライフ」は26年目を迎えた。

デュアル・ライフの醍醐味ってのは、それぞれの拠点で「馴染み」や「贔屓」をどれだけ持てるかにあるんだよね!

— One Life, Live It !